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キャンピングカーの生活用水として使用するために貯めておくウォータータンク。
水をタンクに入てたままにしている場合,水の腐りやタンク内のヌメリが発生する。
毎回水を捨てていても残っている僅かな水が原因でポリタンクでも使用回数とともにタンク内にヌルヌルしたヌメリが徐々に増えてくる。洗剤とスポンジを使い、洗えばヌメリは、落ちるが手を入れて洗浄できないタイプのタンクは、ヌメリを取ることは難しい。この場合、殺菌には哺乳ビンの殺菌剤が有効であるとか酢で洗浄すると良いなどと言われているが、実際にどれだけ除菌やヌメリが取れるかさだかではない。素系はタンク内のパッキンや水路のジョイントに使われているゴムなどを劣化させる恐れがあるので要注意。
基本的に、水を使用しないときは、毎回水を水抜きドレインから抜いてタンク内に出来る限り水がない状態にしておくことが大切。
国産やヨーロッパ製キャンピングカーに多用されているポータブルトイレ,米国製キャンピンングカーに多用されているマリントイレ。両方のトイレに共通して言えるのは、汚物を残したまま放置しておくと異臭化,雑菌の増殖,蛆虫の発生につながるため、キャンピングカーで出かけトイレを使用したら毎回汚物を捨て、タンク内を洗浄することが望ましい。
トイレ本体は、プラスチック系や鋳物系などがあるため素材を痛めたり変色したりしないトイレ洗浄剤を使用し、キャンピングカーのトイレ消臭剤としてアクアケムなどの専用のケミカルも販売さている。
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キャンピングカーの夏場の室内は温度や湿度が高くなり、シートの布地の部分やベッドの布団や毛布には、ダニが発生しやすい環境になる。床は、掃除機や材質によっては拭き掃除、ベッドはマットや布団、毛布は、天日干しなど常に清潔にすることが大切である。
掃除機をこまめにかけたり、拭き掃除、除菌スプレーの活用などをることで車内にダニや害虫を発生を抑制することができる。
冷蔵庫は、使用を終えたら庫内の水滴を拭き取ることが大切。そのままにしておくと、カビの発生につながる。
また、ガス使用時の冷えが悪くなった時には、冷蔵庫の裏側にある燃焼部を確認する。燃焼の火が以前にくらべ小さすぎるときは、オリフィスにカーボンが詰まっているため、分解清掃が必要となる。
シャワー時、シャワー後はベンチレーターのファンなどを回し、湿気を外に逃がす。(ファンタスティックベントなどが有効です。)そのまま車内に湿気が残ると、木部や内装へ悪影響を与えたり、カビが発生したりすることが考えらえれる。
また、使用後は、シャワーパンやシャワーユニットは水を拭き取る。そのままにすると水垢が発生し、頑固な水垢となる。
また、湿気の発生を抑え、シャワールームも常に綺麗な状態を保てる。
調理をした場合、油や水分がコンロ廻りに付着する。調理後は必ず周囲を拭き掃除する。
また、シンクもシャワー同様、残った水分を拭き取る。そのままにしておくと水垢が付着しとりにくくなる。