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不可欠なキャンピングカーの屋根の手入れ

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キャンピングカーに取って雨漏りは大敵です。 多くの場合は、雨漏りが始まると、年月を増す毎に漏れは大きくなり、室内から漏れの兆候に気が付いた時はシミが出来るのみならず、内部が腐ったり外壁が剥がれたり隆起し、走行安全に影響が出ることにも成りかねません。

漏れは窓枠やその他側面に取り付けられたドアーや照明部品の場合もありますが、屋根自体、屋根上の空気抜きやベント類の取り付け境界面、屋根の継ぎ目、その他ラダーや付属品の取り付けネジ等が原因になります。

屋根は直射日光をマトモに受ける為、他の部分に比べて劣化は早く、健康状態は屋根に上れば直ぐに分ると思います、年に2-3回水洗いされている屋根はされていない屋根に比べて大違いです。 しかし、たとえ水洗いされていても直射日光、雨、走行中の風等で風化し、使われている漏れ止め(シーラント)の量は少しづつ減少して薄くなったり、ひび割れを起したりします。 

私は2年に一度程度の割で必要な所に漏り止め(シーラント)を足します。 継ぎ目の漏れ止めが無くなって隙間が開いて居たり、ネジが完全に露出して“漏れはしなかったか?”と心配するような箇所もあります。 出来れば年に1回程度は、屋根の隅から隅まで検査をすると良いのでしょう。

漏れ止めメンテナンスはコーキングガンと漏り止め(シーラント)で、キャンピングカーの屋根に登れる人なら誰にでも簡単に行なえます。
http://www.youtube.com/watch?v=MTaOx52GH_g&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=a9H0sTTgA0Q

シーラントには色々あり、ファイバーグラス屋根の場合はシリコンシーラントが使われますが、
http://www.campingworld.com/shopping/item/nuflex-311-self-levelling-rv-sealant/52125

ゴム製屋根(ラバールーフ)の場合は
http://www.campingworld.com/shopping/product/dicor-self-leveling-lap-sealant/5737
が接着力抜群で、ゴムを傷めず最適だと思います。

エターナボンドと呼ばれる役7cm幅のテープを使っておこなう事も出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZYwxEX3SBK4
この製品は接着力抜群で、既に危険な状態にある場所の応急処置には最適です。 1巻き持っていると旅行中の緊急の場合に便利でしょう。

漏り止めのメンテナンスは、例え工具を持っていない人にでも、2000円ー3000円で出来ますが、漏っているのを発見してからですと、専門修理店に出さなくてはならなくなって、材料費や労賃で数万円、数十万円になる事も考えられます。  是非検査してみて、必要な処置を施してみては如何でしょう。
RVKen

シボレー社 Pシャシー マニュアル

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アメリカ車のクラスAにお乗りの約半分以上の方はPシャシーだと思われます。

Pシャシーは1970年代に作り始められ、1999年にシボレーからワークホースと名前が変わるまで大量に製造され続けたシャシーです。

Pシャシーをベースにして作られたクラスAは、ウイニベーゴ社のサンフライヤー、ベクトラ、アドベンチャラーを初め、フリートウッド社製(ペースアロー、サウスウインド、バウンダー、その他)、Rexhall社製(エアーバス、レックスエアー、その他)、テイッフィン社製(アレグロ、その他)、その他数え切れないほど多数あります。

従って、クラスAにお乗りの方はご自分のシャシーが、フォードで無ければ、P32(P30)である可能性は大いにあります。

次のサイト、
http://users.sisna.com/cebula/P-Chassis-AlignmentProcess.pdf
には、Pシャシーの
• 部品図
• 消耗部品
• エアーバッグ空気圧
• 車重
• タイヤ 
• 車高=ライドハイト(Ride Height)
• ホイールアライメント

その他、シャシーに関する有益なデータが収まっています。

Pシャシーにお乗りの方はこのマニュアルを参考になさって下さい。
RVKen


参考:
P30かP32かの名称に関しては、専門家も含めて議論されるところですが、一般的にはP30 シャシーと呼ばれ、専門家の間では最初に製造された当時はモーターホーム用に作られた裸のシャシーをP32と呼んだようです。  しかし、此れも常に議論される余地がある様です。

モービルホームの組み立て

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“プレハブ住宅(モービルホーム=Mobile Home)の牽引”をご覧になった方の多くは、モービルホームとはどんな物か興味があるのでは無いかと思いましてビデオを探しました。 

前回“左右2個を繋げて1軒になるタイプ”と書きましたが、中には3-4セクションを繋いで1軒になる大型モービルホームもあります。 次のビデオで、どのようにして組み立てられるのかがある程度分ると思います。

1. 輸送の日
http://www.youtube.com/watch?v=5U3g4gMoDIM&feature=related

2. 真ん中部分の到着
http://www.youtube.com/watch?v=xqOJLAja434&feature=related

3.  台所部分到着
http://www.youtube.com/watch?v=d0HGqLg8rAw

4.  第4居住部到着
http://www.youtube.com/watch?v=UgMH7fo8QNU&feature=related

5.  その他
http://www.youtube.com/watch?v=TnxK8U-tQbs&feature=related

6.  その他
http://www.youtube.com/watch?v=PyLhhC_ibuA&feature=related

7.  その他
http://video.google.com/videoplay?docid=-4864199149088827596#
RVKen

プレハブ住宅(モービルホーム=Mobile Home)の牽引

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写真を見つけました。  2004年の旅行中にタマタマ写した写真です。 場所はワシントン州ですが、写した地点の数マイル?先にこの様なプレハブが展示されて売られて居る大きな場所があります。 従ってこの辺りを通る時には時々この様な光景を目にします。  

日本ではプレハブ(Prefabricated)住宅と呼びますが、アメリカでは移動可能な家、即ちモービルホーム(Mobile Home)と呼びます。

写真のプレハブ住宅の屋根は平らですが、左右2個を繋げて1軒になるタイプの屋根は傾斜しており、恐らく写真のプレハブ住宅より更に高いのでは無いかと思います。 

上部を走る道(オーバーパス)の下を通る時は“触ったのでは無いか”と思われるほどスレスレに走ります。 タイヤー空気を入れ過ぎると触るのでは無いかと思われるほど微妙な隙間です。 

オーバサイズーロード(過大積荷)だからと言って遅い車の後を追うような事はしません、遅い車が居れば抜かして行きます。 しかし、無茶な運転をするのは見たことはありません、私同様、安全運転です。

場所に依っては、右側の車線(低速車線)側のオーバーパスが低いらしく、一番左の高速車線に車線変更してくぐり抜け、その後又右側に車線変更をする事もあります。

多くの場合、誘導自動車が前後に付いて無線でやり取りをしながら走っています。 シチズンバンド(17チャンネル又は19チャンネル)を使う会社もありますが、自社の周波数を持っている会社もあるようです。 例えば、先に故障車がいれば、先を行く誘導車は後ろの誘導車に抜かさせないように指示を出したりします。

時には、オーバーロードサインだけで、誘導車を全く付けずに走っているトレーラーを見る事もあります。 “事故を起さない会社又は運転手には特別な許可を出すのでは無いかな?”と私は解釈しています。

RVKen

Flatbed Tow Truck

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最近はベッドを傾かせ、車を引きずり上げるタイプのTow Truckが、以前に比べて多くなった様な気がします。

小型 Flatbed Tow Truck
http://www.youtube.com/watch?v=XrI5x1uZQ4A

大型(バス)用Flatbed Tow Truck
http://www.youtube.com/watch?v=Us2vVSLw5gY&feature=related

後輪を上げてバスを牽引
http://www.youtube.com/watch?v=cJqL9b96-90&feature=related

88トン 牽引トラック
http://www.youtube.com/watch?v=6KHgyTEkJvk&feature=related

大型牽引車に取り付けるタイプのレッカー
http://www.youtube.com/watch?v=yGFz5zmVlZs&feature=related

トレーラーを牽引
http://www.youtube.com/watch?v=c-rdal4ln9o&feature=related

私は日本では大型車を積んだり牽引しているのを見たことが無いような気がしますが、タマタマでしょうか、それとも日本のトラックは故障をしないので必要が無いからでしょうか?
事実、7-8年前にRVフォーラムでトヨタやホンダのクラスAを望む書き込みがあり、売りだされたら買うと書いた人が数人居ました。

RVKen

大型牽引車は何台のトラックを牽引?

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答えは出ましたか?
様子を想像出来ましたか?


次のビデオを見て確かめてみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=XJhHQdguidQ

RVKen

“後ろに差込み”のフォークリフトのビデオ

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賢さんや龍さんの喜びそうなビデオを見つけました、例の“後ろに差込み”のフォークリフトのビデオです。

あるフォークリフトを製造する会社の宣伝ビデオ:
http://www.youtube.com/watch?v=CcWbyvFF41k

其の他、似たようなビデオ:
http://www.youtube.com/watch?v=fRkqtRsdV2s&list=QL&playnext=1

http://www.youtube.com/watch?v=_dJckmGPe4k&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=STyopxL8FRU&feature=related

私のよく見る、ホームセンターのトラックの後ろに積まれているフォークリフトは上のビデオに登場する何れとも異なる気がします。  最初に書いた時は、このタイプのフォークリフトはパテントでもあって一社で製造していて一種類だけだと思っていましたが、少なくとも4種類はある事が分りました。
RVKen

牽引車

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質問:
大型牽引車は何台位のトラックを牽引出来るのでしょう、3台、5台?

答えは次回掲載します。

故障車を牽引するトラックの事をトウトラック(Tow Truck)と言います。 私もお世話になった事があります。 

レストエリアでオーバーヒートをしていた乗用車を直して上げ、昼食を食べた後、出発前の点検をした際に燃料漏れを発見しました。 最初は自分で直す積もりでデーラーに電話をしましたら、レストエリアでの修理は無理、更に前例も多い、振動により割れを起す欠陥部品であったらしく、“牽引して運び込め”との事でした。 

多くのRVerが年間$100弱で牽引専門保険に加入していますが、私は入っておらず自分で修理の選択も考えていました。 諦めてはいましたが、家内の勧めで加入している事故保険会社に電話をしましたら、牽引費も支払っている事、又最も近い修理工場までは無料との事でした。

ニューメキシコ州の砂漠の中でしたが、近くの小さな町から牽引トラックが直ぐに(30分程度)来てくれましたが、ドライブシャフトを外したりエアーサスペンションを上げる為に、牽引車から空気を送る為の配管作業に2時間以上掛かりました。 

牽引先である、最も近いエンジンのデーラーまで143マイル(約230Km)牽引してもらいました。 

燃料漏れの原因は燃料を噴射ポンプに送る管が振動で割れた為で、ひび割れの管を取り出す為に周りのコンプレッサー等の部品を外し、又ドライブシャフト接続の約3時間を含め、修理にほぼ1日かかりました。 DPはドライブシャフトが短い為にハメ込む余裕や作業するスペースが少なく、時間が掛かると思われます。 交換した新しい管には蛇腹が付いていました。


この時は、牽引費は無料、燃料漏れの修理も保障期間中(リコール?)で無料で非常にラッキーでした。 
RVKen