記事一覧

トラベルトレーラーと5thホイールに関して、 その3

ファイル 131-1.jpgファイル 131-2.jpgファイル 131-3.jpgファイル 131-4.jpgファイル 131-5.jpg

アメリカ製ピックアップトラック(フォード、ダッジ、シボレー)のベッド(荷台)には、ロングベッドとショートベッドと呼ばれる2種類があり、8フィートベッド と 6フィートベッドとも呼ばれます。

“ピックアップトラック”とは写真左下のような形状で、1/2トン、3/4トン、1トン車で、フォードはそれぞれF150、F250、F350 、シボレーとダッジは一般に1500、2500、3500 のモデル名で呼ばれます(“バン、トラック のモデル名”12月30日 2010の書き込み参照)。  1トン車(呼称であって、実際の積載量では無い)より大きなトラックは単に“トラック”と呼びます。 1トン車の後輪は通常ダブルタイヤで、これらはデユーリー(Dually)又はデユーリーピックアップ(トラック)と呼びます。

以前はピックアップトラックと言えば8フットベッドが一般的でしたが、最近はクルーキャブ(4ドア)やエクステンデッドキャブ(後部に荷物や小型座席のスペース)等の長いキャブが増えた為、通勤や買い物等に簡単に使用出来、駐車にも便利なショートベッドがポピュラーになっています。 大型(重量のある)5thホイールを牽引する人は一般的に操縦安定性のあるロングベッドを使い、クルーキャブも少なくありません。

前回書きましたが、走行中の5thホイールに人を乗せる事が出来るのは安全性が高く、更に操縦性も優れているからで、其の大きな理由はヒッチの位置がトラックの荷台上のキャブと後輪の間にある為です。 ヒッチの位置が後輪より後ろに成れば成るほど操縦性は悪くなります。

アメリカで一般的な8フット幅の5thホイールは8フットベッドのトラックで牽引した場合は直角に曲げる事(写真上右)が出来ますが、6フットベッドのトラックではキャブにぶつかり(写真上左)、牽引する事は出来ません。 6フットベッドでヒッチ(牽引部)が後輪の前で、更にキャブに接触しない為にはピンボックスの延長(延長)と更にスライダーヒッチと呼ばれる前後に移動出来る機構(写真中右―赤矢印)が必要です。 この装備が完備していますと、低速での小回りやバックでの小回りが可能に成ります。

私は5thホイールを牽引した事がありませんので経験から書く事は出来ませんが、他にも色々解決装備が出回っているようです。 5thホイール、又は5thホイール牽引車を考えていらっしゃる方は是非上の点を考慮の上、購入なさって下さい。
RVKen

トラベルトレーラーと5thホイールに関して、 その2

ファイル 130-1.jpg

キャンピングカーで出かける場合は家族や友人と行く場合が多いと思われます。 クルーキャブ又はエクステンデッドキャブの場合は4人又はそれ以上乗れますが、レギュラーキャブの場合は5thホイールに人を乗せる必要が起るかも知れません。 果たして走行中にトラベルトレーラーや5thホイールに人は乗れるのでしょうか?

アメリカの自動車に関する法律は州毎に異なり、50州の内、約1/5の州でトラベルトレーラーに人を乗せる事が可能、1/2の州で5thホイールに人を乗せることが可能です。 カルフォルニア州の場合は、トラベルトレーラーは不可ですが条件付で5thホイールの場合は可能です。

条件とは:
• シートベルトを有する事
• 牽引車に乗っている人とCBラジオ等で連絡が取れる事
• 5thホイールのドアーが外部からも内部から開く事が出来る事
• 安全ガラスが使われている事
• 法律で定められた、確実な牽引装置を有する事
 

乗った経験のある人に依りますと、走行中の5thホールは非常に乗り心地が悪く、夏は暑くて非常に不快との事です。 走行中に景色が楽しめない事や安全性を考慮する必要もあります。
RVKen

トラベルトレーラーと5thホイールに関して、 その1

ファイル 129-1.jpgファイル 129-2.jpg

日本でもトラベルトレーラーを度々見ますし、これからも更に数を増すことと思います。 アメリカでも多くのRVerが最初は乗用車(トラック、ミニバン等)にテントやキャンピング装備(ギヤー)を積み込んで、小さな子供と出掛け、自然や旅行に魅せられた人達は更にテントトレーラーやトラベルトレーラーにとステップアップして行きます。 

テントトレーラーやトラベルトレーラーには多くの利点があります。

• 先ず第一に最初の購入時の出費が少なくて済みます。 果たしてキャンピング旅行が家族に適しているか否かを知る上で最適です。
• エンジンが付いて居ませんので維持費が安くて済みます。
• 牽引する車を普段は通勤や仕事に使う事が出来ます。
• 買い換えたい時(大きな物やより良い物に)は、それ程損をせずに出来ます。
• 目的地でトレーラーを外し、必要であれば牽引車を使って出掛けることも出来ます。

エアーストリームやその他定評のあるトレーラーを長年乗り続けてキャンプや旅行を続けている人も居れば、クラスC、クラスAに乗り換える人や、意外と多い5thホイールに乗り換える人も居ます。 

しかし、良い事ばかりでは無く、決断する前に次の事も知っておく必要があります。
慣れるまではバックが少々大変ですが、其の他にも乗用車には無い牽引走行特有の運転の難しさや危険性もあります。 トレーラーは“牽引車の最後部”で引っ張られていますから牽引車単体(トレーラー無し)で走るように高速で急ハンドル切ると危険です。 即ち、RV用語でスウェイ(Sway)と呼ばれる慣性力や風圧によるトレーラーの傾き(リーン=Lean)が起り、更にはトレーラーの横滑りを起すことがあり、最悪の場合はトレーラーが牽引車の横や先に来て“ジャックナイフ(Jackknife)”と呼ばれる事故になります。 

牽引車がトレーラーに比べて軽かったり、牽引車のホイールベースが短かったり、トレーラの重心の位置が適切で無かったり、トレーラーの直進性(性能)が悪かったりしますとトレーラーは連続して左右の横滑りを繰り返し“フィッシテール=Fishtail=魚の尾”と呼ばれるハンドルを常に左右に制御しなくてはならない状態が発生します。 

次のビデオは典型的な “フィッシテール”時のハンドル操作が映っていますが、“フィッシテール”、 “ジャックナイフ”、“スウェイ”はトレーラー牽引に関係した、RVerにとっては嫌な言葉です。
http://www.youtube.com/watch?v=GI_EU5vfeF8

次のビデオは典型的な“フィッシテール”のアニメーションですが、ここでは“スウェイ”が使われています。 (厳密には“スウェイ”は高層ビルやキャンピングカーが立っている状態で左右に揺れる現象を意味しますが、この様に使う人も少なくありません)
http://www.youtube.com/watch?v=_hn2YMS0o5c


“フィッシテール”や“ジャックナイフ”が起こり難くなっている牽引型RVが5thホイール(トレーラー)です。 5thホイールに関しては次回書きます。
RVKen

オイルプレッシャーセンサー

ファイル 128-1.jpg

エンジンにとってオイルは非常に大切で、人間の血のような物です。 其の為、芝刈り機、ジェネレーター等に使われる小型エンジンにはオイルプレッシャーセンサーが付いており、油圧が無くなるとエンジンが停止するようになっています。 芝刈り機のオイルが少い状態で斜面を刈りますと油圧が感知されずエンジンが停止し、反対方向に刈ると停止しない場合があります。 

次のビデオはジェネレーターのエンジンにオイルプレッシャーゲージを取り付けたものです。 オイルプレッシャーゲージが圧力を表示した後にエンジンが始動しています。
http://www.youtube.com/watch?v=d_rM9YVehLs&NR=1

キャンピングカーに使用されているデイーゼルエンジン(例えばキャタピラー製)の中にも油圧が無くなると止まるエンジンがあり、この様なエンジンは始動するまでに数秒間の回転が必要です。 エンジンのかかりが悪い故障と勘違いして、質問をしている人が時々居ます。

私の友人(黒のオデッセイに乗っている)でデイップステイックにオイルが付かない状態でも、“オイルが無くなれば警告ランプが点灯する”と言って平気で乗っている人が居ますが、危険で、信じられません。  警告ランプが点灯してからは車を走らせる訳には行きません。 

オイルは潤滑の他に温度を下げる役目も果たしますので、(規定量より多過ぎると泡立って危険ですが)、最低線以下になら無いようにする事もエンジン、その他を長持ちさせる為に大切だと思います。

120Vと240Vの電気

ファイル 127-1.jpgファイル 127-2.jpgファイル 127-3.jpg

水に関して書きましたので今回は電気に関して書きます。

アメリカのAC電圧は、既に皆様ご存知のように日本より少し高い名目上120Vですが、110Vと呼ぶ人も居れば115V、125Vと呼ぶ人も居ます。 

キャンピングカーでよく使われるコンセントと差込プラグは3種類あります。 写真上左はキャンプ場でよく目にする配電盤の例で、左から50アンプソケット、30アンプソケット、 20アンプソケットと呼ばれています。 一般的なRV(ガソリンクラスA、クラスC、クラスB等は30アンプの差し込みプラグが装備されていますが、大容量の電気を使用出来る設計の大型クラスAや大型フィフスホイールには50アンプ 差込プラグが装備されていてエアコンを2基同時に作動させる事が出来ますし、エアコンと電子レンジを同時に使用する事も出来ます。

コンセントは写真上右のように配線されており、20アンプと30アンプは同じ配線ですが30アンプの差込プラグは太い線が使用されています。 50アンプは120V/240Vで240Vも使用可能ですが、キャンピングカー内の配線は赤線(ホットライン)と白線(ニュートラルライン)の120Vと、黒線(ホットライン)と白線(ニュートラルライン)の120Vの配線が一般的です。

50アンプ、30アンプ、20アンプ、それぞれの変換アダプターは色々市販されていますので、必要なアダプターを用意して於くと便利です。
http://www.campingworld.com/shopping/product/power-grip-adapter-30a-male-to-50a-female/5257

GFIC(Ground Fault Circuit Interrupter)コンセント
もう一つ付け加えておきたい物があります、それはGFIC(写真左下)と呼ばれるコンセントで感電事故を防ぐ装置が内蔵されているコンセントです。 

此のコンセントは左右(ニュートラル側とホット側)の線の僅かの電流の差を感知するとコンセントから電流が流れなくなる仕組みになっています。 即ち、例えば濡れた手に電流が流れ始めた場合、左右の電流の差が生じ、瞬時に切れるようになっています。 

感電を防ぐ非常に有益な装置でありますが、配線を間違えたり、漏電している電化製品を差し込んでも作動します(作動しなくなります?)。 ある面では便利ではありますが、電気が来ない理由が分らず、頭を悩ます書き込みもよく目にします。

電気が来ない場合は黒の“リセット”スイッチを押しますと、(正常な場合は)使用可能になります。 又、機能しているか否かを調べる場合は赤の“TEST”を押しますと正常な場合は電気が流れなくなります。

GFICソケットが完全に機能する為にはアース線が取り付けられている事が不可欠です。 即ち、3本の線(Hot=黒又は赤、Neutral=白、Ground=緑)が必要になります。

アメリカ国内では1960年代に此のタイプのコンセントの使用がプールライトに義務付けられ、その後徐々に拡大されて1980年代には風呂場、台所、洗面所等の水をつかう場所で義務付けられています。 当然ながら、キャンピングカーにもこの様なコンセントが付いています。
RVKen

蛇口、ウオーターホースに関して

ファイル 126-1.jpgファイル 126-2.jpgファイル 126-3.jpgファイル 126-4.jpgファイル 126-5.jpg

アメリカでは、特別な機能を必要とする場合を除いて、屋外の水道の蛇口(写真上左右)には必ずホース取り付け用ネジが付いていて、ホース(写真中左)の両端にも取り付け用のメネジオネジが付いています。  例えば、家の周りの庭用蛇口、公園の水道蛇口、ガソリンスタンド、キャンプ場、その他屋外のほとんど全ての蛇口は規格ネジ付きの蛇口で統一されています。 蛇口にネジが付いていますから色々の付属品(例えば写真中右)もあります。 前回水圧調整器具(ウオーター プレッシャー レギュレーター)に関して触れましたが、此れらの両端にも規格ネジが付いています。 

参考: 日本の水道管用20φと呼ばれるネジサイズはアメリカでは一般的には3/4インチと呼ばれますが正確には7/8”-14NPSパイプネジです。 此のネジサイズの外径と蛇口に使われているネジの外径とピッチが同じでホースをねじ込む事が可能です。  尚、水道管の方はテーパーネジですが蛇口はストレートネジで、シール(漏れ止め)は内部のゴム製ワッシャー(ネジ山に対して)に頼ります。

アメリカ製キャンピングカーをお買いになって両端に妙なネジが付いているホースが積み込まれているのを見た方もいらっしゃると思いますが、アメリカでは此のホースを何処の蛇口にもねじ込んで使うことが出来ます。

ホースの種類:
ホースの長さ、太さ、色、材質は種々ありますが、一般的に、
長さ:
10、25、50、75、100フィート(100フィート=約30m)は何処のホームセンターにも置いてあります。

太さ:
細い方から、1/2、5/8、3/4、1インチで、両端の取り付けネジサイズは全て同じです。太さは流量に影響しますので、長いホースで大流量が必要な場合は太い方が適しています。  家庭用の50フィート程度の長さは5/8が一般的です。

色:
通常、白色は飲料水用、その他の色(緑、黒、茶、が多い)は庭、工事、その他一般用です。 キャンピングカー用として売られている白色ホースには鉛、その他飲料水に溶け出すと有害な物質は使用されていません。 

キャンピングカー用ホース、その他:
一般的(アメリカ国内)に飲料水用ホースだけを携帯している人が多いようですが、汚水清掃用を別に携帯している人も少なくありません。 キャンプ場、ガソリンスタンド、スーパーの駐車場に飲料水積み込み用と汚水清掃用の蛇口が設けてある所がありますが、汚水処理清掃用の蛇口には必ず“飲料には使用出来ません”のサインがあります。 この様な蛇口では飲料水用ホースは使用せず汚水用を使うべきです。 

又、飲料水用のホースを汚水用として使う人も居れば、飲料水用蛇口で汚水ホースを清掃する人も居ますので、(キャンプ場等で)飲料水用ホースを接続する場合は、例え飲料水専用でも、必ず蛇口をきれいに洗って接続し、その後しばらく流してからキャンピングカーに接続する事をお勧めします。
http://www.campingworld.com/category/hoses-reels-fittings/189

上の最後の写真のような蛇口がキャンピングカー用に備え付けられている場所(キャンプ場、ガソリンスタンド等)がありますが、洗車用や汚水用の場合も多く、飲料水用であるかを確かめた方が無難でしょう。 洗車、汚水ホース用、その他のガーデニング用の場合は飲料に適さないリサイクル水を使用している場合もあります。

日本のキャンプ場の蛇口に関して知りませんので、私の想像でアメリカと異なると想像して書きました。 アメリカやカナダをキャンピングカーで旅行する際は参考になさって下さい。
RVKen

RV用 ウオーターポンプ (Water Pump)

ファイル 125-1.jpgファイル 125-2.jpg

アメリカ製キャンピングカーに装備されているウオーターポンプ(飲料、シャワー用)は、以前はフロージェット(Flojet)1社でしたが1980年代後半にシュアーフロー(Shurflo)が加わり、更に数年前からアクワフロー(Aqua Flo)社のRV用ウオーターポンプも見られるようになり、色々な流量や水圧のポンプが出回っています。

従来型(固定流量)ポンプ
一般的なRV用ポンプにはプレッシャースイッチが内蔵されていて、例え電源(12V)がオンに成っていても、ある水圧に達すると自動的に作動が止まる仕組みになっています(通常40 psi前後で止まり、30 psi程度に下ると作動を始める)。 即ち、水道又はシャワーの蛇口を開けばポンプが作動し始め、蛇口を閉じればデザイン圧力に達して自動的に作動が停止するようになっています。(大昔のスイッチが内蔵されていないタイプは、蛇口を開いている時のみポンプの電源をいれる必要があり、蛇口を閉じて電源を入れ続ける事は出来ませんでした) ポンプには水の流量やセンサーの水圧によって種々ありますが、新車キャンピングカーに装備されているポンプにはベーシック(基礎)モデルも多く、それらの流量や水圧は低くてシャワーの水の出が弱かったり、2箇所の蛇口を開くと水圧が下るのが一般的です。 又、ポンプの電源を入れっぱなしにすると、頻繁では無くとも、時々ポンプが作動します。 (乗用車が使うタイヤ空気圧が30psi)

自動流量調整(Variable Flow)ポンプ
此のタイプのポンプは流量が大きく水圧も高く音も静かであると共に、更に従来型との大きな違いは内蔵のスマートセンサーが蛇口の開き具合に応じて流量が変化する事です。 即ち蛇口を僅かに開くとポンプはその僅かの開き具合に応じて作動します(僅かの場合はポンプ音が聞こえない)。 スマートセンサー内蔵タイプは約15年前にフロージェット、シュアーフロー両社からほぼ同時に売り出されました。 初期の従来型は20 psi程度で1ガロン/分(3.8リッター/分)程度が一般的でしたが、現在は65 psiで5.7ガロン/分(22リッター/分)の物もあります。 
http://www.shurflo.com/rv-products/rv-pumps/extreme-series-water-pumps/extreme-series-smart-sensor-57/default.html
(キャンピングカーの配管は一般的に50psiが上限と言われていますが、1990年以降のRVには使用出来るそうです。 しかし1990以前のRVの場合は配管の適応性を確認する必要があります)

注意:
RVに搭載されているタンクの水を使わず、外部の水道の蛇口に接続して市営水道水を使う場合は必ず次のような水圧調整器具(水圧レギュレーター)を使用する必要があります。 http://www.rvwaterfilterstore.com/PressureRegulators.htm#PressureInfo
一定に設定してあるレギュレーターは通常50 psi以下に設定してありますが、調整可能の場合は50 psi以上にならないようにするのが無難でしょう。 水道の蛇口は80 psi以上の場合も稀ではありませんので、知らないうちにカーペットが濡れていたり、場合によっては配管が圧力に耐えられず外れたり壊れたりする事も考えられます。


ウオーターポンプの騒音
騒音に関してはRVフォーラムで時々話題になりますが、次のような解決法があります。

従来型のポンプは作動中の音が大きく、ポンプの下に防音材(振動を吸収する材質)を入れたり、配管が振動しないようにすると音はやや低くなります。 又、最近のRVによく使われているPexチュービングは高圧、高温に耐え、保温もよいのですが硬いので振動を伝え易く、ポンプの入り口と出口は振動を伝え難いタイプのチュービングに取り替えると静かになります。 尚、此れを目的とした専用のチューピングも売られています。

既に書きましたようにスマートセンサー付きポンプに交換しますと従来型に比べて静かな上に水を使用しない時の起動は激減します。

更には次のサイトに出ているようなアキュミュレータータンクを取り付ける方法もあります。 http://www.campingworld.com/shopping/item/shurflo-accumulator-tank/2290 このタンク内にはゴム製ダイヤフラムが取り付けてあり、其の反対側は水圧で空気が圧縮されるようになっています。 水は、空気のように圧縮しませんので、夜中に例え水を使わなくても徐々に配管内の圧力が下ってポンプが一定時間毎に起動します。 しかし、此のタンクを取り付けますと空気が圧縮される事に依ってより長時間一定圧力を保ち、夜中にポンプが起動することを少なくする(無くす?)事が出来ます。
スペースに制限がある場合は此の小型タンクを2個付ける人も居ますが、ホームセンターで売っている家庭用のウオーターヒーターの安全タンク(Expansion Tank)を取り付ける人も居ます。http://www.homedepot.com/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?storeId=10051&productId=100677607&langId=-1&catalogId=10053&PID=500871&cm_mmc=CJ-_-500871-_-10368321&cpncode=25-17408574-2&AID=10368321&cj=true&srccode=cii_9324560&locStoreNum=1002&marketID=48

此のタンクを取り付けますと水圧が一定になり水流が滑らかになります。 最近はアキュミュレータータンクとセットになっているポンプもあります。 http://www.towshop.com/store/pc/viewPrd.asp?idproduct=821&idcategory=137


参考:
私はFlojet(左上の写真)と後付け2ガロン アキュミュレータータンクのコンビネーションで使っています。 
RVKen

スプリンター(Sprinter)

ファイル 124-1.jpgファイル 124-2.jpgファイル 124-3.jpgファイル 124-4.jpg

スプリンターはクラスBやクラスC、更にはスーパーBに丁度良いサイズで、3.0リッター V6のメルセデスベンツエンジンは少々小さ目ではありますが、1リッター当り10Km近く走り、経済性に富んでいますのでアメリカ国内では今後益々増えると思われます。 

スプリンター自体は日本にも一時入って来た事があるようですが、三菱とダッジの事業提携関係で輸入を停止したようですが、今後“経験済み”のスプリンターをベースとしたRVが入ってくると思われます。 (“中古”と言う言葉は聞こえが良くなくそれに替わる言葉があると思われますが、英語では“Used”の替わりに“Experienced(経験済み)”と言う言葉を使う事があります)

既に多くのメーカーでスプリンターをベースとしたRVが製造されていますので、幾つかのビデオを添付しておきます。
エアーストリーム(Airstream)
http://www.youtube.com/watch?v=_4ZLF7NVoe4

ウイニベーゴ(Winnebago)
http://www.youtube.com/watch?v=Q_03MEaUl8s

ロードトレック(Roadtrek)
http://www.youtube.com/watch?v=XIQeqU4RZaY


今年は此れが最後の書き込みになります。

ネットキャンパーメンバーの皆様、そして私の書き込みを読んで下さった皆様、良いお年をお迎え下さい。  そして来年も宜しくお願い申し上げます。

RVKen