NewAireは他のクラスAでは見られないユニークなキャンピングカーです。
• 全長が僅か28フィート11インチでありながら定評あるISBエンジンとアリソントランスミッションを搭載しているデイーゼルプッシャー(DP)は他には無いと思います。
• ドアーは右側中央部と前方左右の3箇所に付いており、此れはデザイン段階からヨーロッパ(イギリス)への売込みを考えての事かも知れません。 通常ドアー設置は貴重な空間を無駄にしますので、DPの場合は比較的無駄な助手席の前に設置され、右中央に1個のドアーでさえ稀です。
• 35ガロンの燃料タンクを2個搭載する事で小型ながら充分以上の距離を走行出来る燃料を確保しています。
• プロパンタンクを搭載しておらず、レンジ、湯沸し器、冷蔵庫、暖房等は全て電気の為、200アンプオールタネーター、7Kwデイーゼルジェネレーター(自動始動式)、4個のサブバッテリー、3Kwインバーター、ソーラーパネル等が標準装備としています。
• タッグアクスルと呼ばれる補助車輪を使用して全部で6輪を使用、更にエアーサスペンションを採用する事でより快適な乗り心地になっています。 補助車輪はカーブ時のタイヤスキッド防止の為に引き上げる事が可能になっています。
• 6輪全てにディスクブレーキが採用されていて、タッグアクスルは電気ブレーキ、その他は油圧ブレーキとなっています。
2001年型に見られるユニークな窓ガラス形状には開閉出来ない問題があり、2002年型は一般的な開閉可能な網戸付き角型窓に変更されています。
電気ブレーキはロックして仕舞う可能性の問題がありましたが、買う人に取ってはそれ程気にする必要は無いと思われます; リコールにより問題のAUSCO社製電気ブレーキは問題の無い製品と交換して貰えますし、この会社は現在も存在しています。 安全監督局に依りますとこのリコールに引っ掛かったNewAireは2001年型(11台)と2002年型(11台)で合計22台との事で、44台(52台?)製造された内の22台は少々不思議です。 尚、もしこの問題が修正されていなかったり、出来ない場合は政府の安全監督局のホットライン1-888-327-4236(日本からは繋がらない)に電話をすれば解決して呉れます。 (このブレーキはGMのシボレーシャシーにも使われ、リコールに引っ掛かっています)
NewAireはスパルタンモーター社製シャシー、カミンズ社製エンジン、アリソン社製トランスミッション等全て現存する会社、しかも長距離輸送用トラックや消防自動車製造で定評がある会社ですので、簡単に壊れる心配は無さそうです。
NCメンバーのNewAireさんは相当気に入っている様子で、相当台数買うのでは無いかと思われます。 皆さんも2-3台早めに購入した方が良いのでは?