私のスターターモーター回路には上の写真のリレーが入って居ますが、昨年の旅行中に、エンジンが掛からない状況でこのリレーが機能しなくなって交換しました。 今回はスターターに付属しているリレーが振動音を発していましたので、スペアースターターに交換したところ直ぐに直りました。
前日バッテリーが上った時もこのスターターがショートをしていた為では無いかと想像されます。
ソモソモこの様な故障が起こった原因は国境での渋滞にあります。 エンジン音がうるさくて他の人達に迷惑に成る為に停車中はエンジンを止めた為頻繁にスターターモーターを使用しました。 新車時に交換した10年を超えるこのスターターモーターは、本来は此の位の使用には耐える事が出来る筈ですが、ガタガタ道や砂埃の砂利道等の過酷な状況でも走りましたので仕方が無いと考えています。
日本でバスに乗りますと、運転手に依っては停車信号や停留所で頻繁にエンジンをストップさせますが、果たしてどれだけの利益があるかが此れまで私には非常に気に成っていました。 スターターモーターやその他の部品の故障は当然増し、それらを製造したり交換したりするには余分のエネルギーを消費し、その際カーボンも排出されます。 運行会社に取って、運行当日の燃料使用量だけを考えますと減少するかも知れませんが、総合的にはどうなのでしょう? 考え方に依っては、余分のスターターモーター(その他の部品)を製造したり在庫する為の場所作りその他余分の仕事のお陰で仕事を得る事人や利益を得る会社もあるとは思いますが?
乗客が乗っているバスが交差点でエンジンを切って停止する状態は安全面でも問題がある様に思われます。 トッサに移動させなければ成らない場合や交通の激しい交差点で今回の私の様にエンジンが掛からなくなった場合に最悪の状況に成らないとも限りません。 極端な例として、夏にクーラーが無い状態で数分経てば車内温度は上昇して病人老人でも乗り合わせていましたら死者を出す事にもなり兼ねませんし、急いで居る人は勝手に歩き出すかも知れません。 動かなく成ったバスから乗客を移動させるだけでも危険は増します。 (この様な事が起こらない様に運行会社は対策を取っているとは思いますが?)
2種運転免許試験に、“乗客を乗せている場合は交差点でエンジンを停止させては成らない”と言う様な問題が有りそうな気がします。
今回の渋滞でのスタート回数に比べればバスが毎日(毎年)行うスタート回数は膨大になり、当然ながら大きな利益があるか大きな損があるかです。 果たしてどちらなのでしょう?
旅行から帰って来た当日、代替スターターモーターをオーダーし、明日(東部ジョージア州より)届く事になっています。 予めネットで購入すれば半額以下(?)であると共に故障時に探し回る時間が省けます。 しかし、何でもスペアーを用意するのは不利益で、壊れる可能性が大きく、手に入れる際困難が予想される部品だけを携帯する様にしています。 バッテリーは昨年の旅行中に得たものを充電して持ち合わせていましたが、今後常に万充電にして携帯する事にします。
冗談(誇張)も含まれて居ますので、考え過ぎないで下さい。
続く。