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RVパーク メンバーシップ

RVクラブ又はRVパークのメンバーシップを購入しますと、指定されたRVパークでデスカウントの恩恵を受ける事ができます。 条件がある場合もありますが、単にデスカウントが目的の場合は年会費を払えば容易に購入出来ます。 一般的に3-5回前後使用すれば元が取れる年会費です。

A. 誰でも加入出来るRVメンバーシップ
o グッドサム (Good Sam)
 年会費 - $19.95
 協賛RVパーク - 約1700箇所
 特典 - 指定RVパークは10%のデスカウント、月間雑誌、その他
 http://www.goodsamclub.com/Benefits/
グッドサム指定のRVパークは多く、全国各地を回る場合は一番利用し易いメンバーシップで、低価格のRV施設から様々である。

o KOA (Kampgrounds of America)
 年会費 - $24
 協賛RVパーク - 約475箇所
 特典 - KOA RVパークは10%のデスカウント
 http://koa.com/value-kard-rewards/
KOA RVパークは数は少ないものの行楽地の近くや高速道路の沿線等、立地条件の良い場所に点在し、一般的に施設も充実している。

o パスポートアメリカ
 年会費 - $44
 協賛RVパーク - 約1300箇所
 特典 - 指定RVパークは50%のデスカウント
 http://www.passport-america.com/members/joinrenew.aspx
1990年代から始まり、最近では多数のパスポートアメリカに所属しているRVパークがある。 以前は辺ぴな場所やオフシーズンの人が来ないRVパークを半額で提供する形であったが、最近は一般のRVパークと同じ様に利用出来る所も少なくない。 しかし、週末を除く、利用日数2日、オフシーズン等、色々と異なる制限が付いているので予め調べる必要がある。 又、辺ぴな場所の場合もある。


B. 特定の制限があるメンバーシップ  
o FMCA (Family Motor Coaching Association)
 年会費 - $40 (初年度$50)
 協賛RVパーク - 約700箇所
 特典 - 指定RVパークは10%のデスカウント、月間雑誌、その他
 http://www.fmca.com/join-family-motor-coach-association
メンバーに成れる条件はモーターホーム(クラスA、クラスB、クラスCの何れか)を有する。  RVパークのデスカウントの他に、メンバーは色々の特典が得られる、例えばフルタイマー(RV生活者)の為の郵便サービス、限られた保健サービス、その他。

o Escapees (SKPs)  (脱獄者=RVで普段の生活から逃れる人達の意)
 年会費 - $60 (初年度$70)
 RVパーク - 19の専用RVパークは特別低価格、協賛RVパーク約1000箇所
 特典 - 指定RVパークは15%デスカウント、月間雑誌、その他
 http://www.escapees.com/about.asp
フルタイマーや退職者が対象のクラブで、郵便サービスや老齢者向けサービスも含まれる。


他にも色々ありますが、上にリストした物は一般RVerに馴染みのあるメンバーシップです。 私は上の全てのメンバーシップを持ちましたが、現在はFMCA、パスポートアメリカ、それにメーカーのクラブだけに所属しています。

RVメンバーシップ(会員)

目的(性格)が異なるRVに関連したメンバーシップが多数あります。 誰でも加入出来る組織もあれば、特殊の条件を満たさなければならない物もあります。 又、無料で参加出来る組織もありますが、大半は年会費が必要です。

一般的によく知られているメンバーシップ:

総合的
• FMCA (Family Motor Coaching Association)
• Escapees (SKPs)

RVパーク (キャンプ場)
• グッドサム
• KOA (Kampgrounds of America)
• パスポートアメリカ
• ナショナルパーク (国立公園)
• ミリタリー関係者
• その他多数

RV、エンジン、その他のメーカー
• RVメーカー (エアーストリーム、ウイニベーゴー、ウエストフェーリア、その他多数)
• エンジン (カミンズ、キャタピラー)
• シャシー (スパルタンモータース、フレートライナー)

サービスステーション (トラック専用ガソリンスタンド)
• Pilot(以前はフライイングJ)
• LOVE's
• TA Travel Centers
• Pacific Pride

その他
• 女性RVer 
• 単身RVer(一人)
• クラシックRV (ビンテージRV)


一例:
http://www.fmca.com/
http://www.freightlinerrvclub.com/
http://www.gmcmotorhomes.com/clubs/directory.html
http://www.rvingwomen.org/


次回はRVパークのメンバーシップに関して書く予定です。

“ドライキャンプ” (Dry Camp又はDry Camping)

“ドライキャンプ”はRV用語ですが、日本では使われていますか? 使われていない事を想定して書きます。

砂漠地帯又は乾燥地帯でキャンプをする意味ではありません。
RVパーク以外で電気や上下水の設備が無い場所、例えば道の駅、レストエリア、ガソリンスタンド、駐車場等で一夜を明かす事を意味します。 又、RVパーク内でも上下水の設備の無い場所に駐車する場合は“ドライキャンプ”と言います。 

ドライキャンプに対して電気や上下水の設備を使用する場合は単にフックアップと言い、電気、水道、下水全てを使用する場合は“フルフックアップ”と言います(最近のRVパークはケーブルTVやWiFiが完備している所も少なくない)。

数百台以上のRVの集会では当然全てのRVがフックアップを利用する事は出来なく、ドライキャンプが必要になります。 この様な大きな集会が数日間以上続く場合は飲料水を積んだトラックやホールデイングタンクを空にしてくれるハニーワゴン(Honey Wagon)と呼ばれるポンプ車が巡回して来ます。

電気に関しては、ソーラーパネルやジェネレーターがあれば一層快適に過ごせます。

雨が降ってもドライキャンプ!

サンクスギビングデー

本日はサンクスギビング(Thanksgiving又はThanksgiving Day)の祝日です。

最初のサンクスギビングの催しは1621年に始まり、ヨーロッパからアメリカに来たピルグリム(宗教信者)と既に居たアメリカ原住民(インデイアン)が収穫物の農作物、家畜、魚介類等の料理を沢山用意し、3日間に渡って安全にアメリカでの生活が始まった事を祝ったそうです。

その後、アメリカ東部の各地域で毎年恒例となり、1863年に当時のリンカーン大統領が11月26日をサンクスギビングの休日と定め、現在は11月の第4週目の木曜日となっています。

サンクスギビングは家族や親戚が集まって伝統的なターキー(七面鳥)、ハム、マッシュポテト、サツマイモ(ヤム)、パンプキンパイ、クランベリー等の料理を食べ、丁度日本のお正月の様な感じです。

サンクスギビングの前後は、クリスマス同様、飛行場が大変混雑し、飛行場周辺は交通渋滞が起こりますし、この頃東北部で雪が降って航空の便が乱れる事もよくあります。

又、サンクスギビングの翌日は“ブラック金曜日”と呼ばれ、多くのデパートや量販店で安売りを行い、此れを目当てに4-5日前から列を作る買い物客も居ます。 又、アチコチの店を渡り歩いて安い電子機器や衣類等を購入する人も多い様です。 以前は朝5時頃から店を開く程度でしたが、午前3時に開店したり、近年は前日11時に開店したり、今年はサンクスギビングの日も開店する店も現れた様です。 日本のお正月は何処のお店も1月3日迄は閉じていたものですが、若しかすると、最近は1日から開店するお店もあるのかも?

一般企業(製造会社等)の中には金曜日を休みにして4連休にしたり、休暇を取ってサンクスギビングの週を1週間休む人も少なくありません。

我が家も今日は恒例のターキーや蒸したサツマイモ、パンプキンパイ等の料理が出る事になっています。

“OBD”コードスキャナー(読みとり装置)

OBD(On-Board Diagnostic)に似たようなシステムはALDL(Assembly Line Diagnostic Link)との名称で1980年代初めにGMの車に取り付けられました。 ALDLの差し込みはOBDの差し込みとほぼ同じサイズで、車製造メーカー外での使用の目的ではありませんでしたが、$10程度の差し込みプラグを使用するかALDL の2本のピンを接触させてイグニッションキーをオンにする事に依ってインストルメントパネル内のランプの点滅でコードを読み取り、問題箇所を知る事が出来ました。 私も1980年代にオールズモビル(GM)を持っていましたので、頻繁に利用しました(当時はエミッションコントロール部品がよく故障)。

1991年にカルフォルニア州でOBD1が義務付けられ、1996年(早い物は1994年から採用)にOBD2が義務付けられました。

私は、OBD2に関しては世界中のOBD2積載車は共通と思っていましたが、本日、OBDスキャナーの大手メーカー2社(Actron、Equus)に問い合わせたところ、アメリカやカナダ国内で販売されたOBD2積載車には全て適合するがアメリカ以外では適応しないとの事でした。 (日本、ヨーロッパ、オーストラリア等でそれぞれ異なるOBDを使用しているそうです)

私はActron社製CP9135のOBD2コードスキャナーを所有し、滅多に使用する事はありませんが、MIL(Mulfunction Indicator Lamp=故障ランプ)が点灯した場合は利用して問題箇所を知り重宝しています。

約3ヶ月前に娘からホンダシビック(2000年)のMILランプが点灯したので見て欲しいと言われコードスキャナーで調べましたらガソリン注入キャップの漏れが原因でした。 娘に尋ねたところ、ガソリンキャップを閉め忘れて暫く走ったとの事で、コードスキャナーを使ってコードを記憶装置から消去するだけで問題は解決しました(新しいキャップを既に購入済)。


日本で1996以後のアメリカで販売された車にお乗りの方はアメリカで販売されているOBD2コードスキャナーが必要で、一台あればアメリカで販売されたGM車(キャデラック、ビュイック、オールズモビル、ポンテイアック、シボレー)、フォード(リンカーン、マーキュリー)、ダッジ(クライスラー、ジープ)等に使用可能です。

Actron社とEquus社から色々のモデルのOBD2コードスキャナーが出ていますが、読み取りコード自体は同じでも高価なモデルは表示方法や機能が増して居る様です。 参考として2社のスキャナー(一例)のマニュアルを添付して於きます。

Manual
http://ecx.images-amazon.com/images/I/A13wt2R4WLS.pdf
http://www.actron.com/publish/2005/03/03/pdf_english_16151.pdf


OBD1に関しては少々曖昧で、コードスキャナーに依って適応車種が異るそうです。

スマートカーの衝突テスト

数日前にスマートカーのラグナットに関して書き込みを行いましたが、興味深いビデオを見ましたので添付します。

この様な小さな車は燃費が良かったり狭い駐車場に止める事が出来る反面、事故に遭遇した時の事が少々心配です。

http://www.youtube.com/watch?v=ju6t-yyoU8s&feature=fvsr

“OBD”に関して

“OBD”とは:
“On-Board Diagnostics”、即ち車自体に搭載された故障診断装置です。 此れは相当昔から同じ様な装置が搭載されていましたが、1996年(車に依ってはそれ以前)から一般化されました。 
参考: http://www.arb.ca.gov/msprog/obdprog/obdfaq.htm

エンジン、特に排気ガスに関する問題が感知された場合はMIL(Mulfanction Indicator Lamp =“Check Engine” 、“Service Engine Soon”等の故障ランプ)を点灯させ、OBDは問題の情報コードを保管し、後ほど修理者が修理情報として読み取れる様になっています。

参考:
前回、2000年ホンダシビックのエンジンが走行中に停止、エンジンが掛からなくなりました。 原因はデストリビューター内のイグナイターの故障でしたが、この際はコードは保管されておらず、問題なし(PASS)と表示されました。 従って、故障状況に依ってはコードが保管されない場合もあります。

コードはOBDコード読取装置又はスキャナーと呼ばれる装置で読み取れ、此れらの装置は5千円から1万円前後で市販されています。
http://www.google.com/search?q=obd2&tbm=shop&hl=en&aq=f

読み取り装置(スキャナー)を使わない方法:
読み取り装置(スキャナー)を使わなくてもコードを読む事が出来ますが、メーカーや車、更には年式等に依って方法が異なります。

1990年代のダッジ(クライスラー)の場合(2004年のラムを含む)は次の方法で読み取る事が出来ます。
キーをイグニッションに差し込み“On-Off-On-Off-On”( 最後は“On”の状態)を5秒以内に繰り返します。  数秒後にランプが点滅しコードを表示します。 表示方法はランプの点灯の間隔で示されます。 例えば、
“-     - -”  は12を意味します。
“- - - - -     - - - - -”  は55を意味します。 
問題が記録されていない場合は“- - - - -     - - - - -” (55)が表示され、問題が複数記録されている場合は問題コードを順次表示した後、最後に“- - - - -     - - - - -” (55)を表示します。
http://www.youtube.com/watch?v=kuHEzOQGtOs

表示操作や表示ランプは車に依って異なり、例えば日産の場合は
1.アクセルペダルに触れる事無く、イグニッションスイッチを3秒間 “On” 
2.その後5秒以内にアクセルペダルを “深く踏み込み/完全に戻す” を5回繰り返す
3.7秒間待つ
4.アクセルペダルを約10秒間踏み続けるとMIL(故障ランプ)が点灯
5.アクセルペダルを放すとコード表示状態になる
6.MIL(故障ランプ)の点灯回数から故障コードを読む


補足:
私は1980年代にGM車で同じ様な方法でコードを読んだ事がありますが、最近は
Actron製コードリーダーを使っていて、上に示した方法は一切使っていませんし、確認もしていません。

キャンピングカーで引っ張る牽引車 (Toad=カエル)

多くの方はToad(カエル)とは何か既にご存知だと思いますが、Towed (牽引される車)が同じ発音のToadに化けた言葉です。

今回出掛けたキャンピングカー仲間の中に“車を牽引したいがマニュアルミッションは運転出来ないので悩んでいる”と言う人がいました。 彼は最近我々のクラブに加わったメンバーで今年初めに30フォートのクラスC(フォードF450)を購入しました。

オートマチックでも牽引可能な車がある事を知って喜んで居ましたが更に話が進んで、現在2002年ベンツCLKコンバーチブルと2008年ベンツC300を持っていて、CLKは調子が良くて距離は走っておらず売っても損をするのでToadとして使いたいとの事でした。

ベンツを牽引している人を稀に見る事がありますが、ベンツをToadとして使用するのは余り現実的では無い様な気がします。 恐らく、その内ホンダ(CRV、アコード)又はジープを購入するのでは無いかと思います。

次のサイトにToadに適した車のリストが出ています。
http://towingworld.com/PDFS/DinghyGuide2011.pdf

参考:
“DINGHY”とはヨットや小型船の後ろに引っ張る小さな船やゴムボートの事でToadと同じ様に使われます。

又、オートマチックトランスミッションの車を牽引したい場合はREMCOと言う会社の電動ポンプによりトランスミッションオイルを循環させて牽引可能に出来ます。
http://www.remcotowing.com/remco_lube_pump
http://www.remcotowing.com/vehicles/2551?make=537&model=839&year=1999

レキサス(トヨタ車)のオートマチックも牽引可能です。


注意:
オートマチック車の中には牽引出来ない車も多く、ホンダ車は牽引出来ますが走行前にシフトレバーをドライブからニュートラルに入れてエンジンを停止させる必要があります(バックからニュートラルは不可)。