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キーレスエントリー リモートコントロールのリセット

フォード、GMのトラック(バン)にお乗りの方でドアーキー用リモートコントロールが機能していない方、又は新しいリモートを購入してリセットしなくては成らない方はいらっしゃいませんか?  次の方法でリセット出来るそうです。

フォードトラック(バン)の場合:
1. 全てのドアーを閉じる
2. ドアーロックは解除(アンロック)の状態に保つ
3. キーをイグニッションに差込んで10秒以内にオン/オフを繰り返し、8回目はオンの状態で止める
4. リモートコントロールの何れかのスイッチ(例えばドアーロック)を押す
5. 2個以上のリモートをリセットする場合は、この際全てのリモートコントロールのスイッチを順次押す
6. イグニッションをオフにする事でプログラムモードは終了
http://www.youtube.com/watch?v=nvwMd0FzFTA


GM トラック:
1. 全てのドアー(窓)を閉じる
2. ドアーロックは解除(アンロック)の状態に保つ
3. ドアーロック解除(アンロック)のスイッチを押さえたまま、イグニッションキーをオン/オフ2回繰り返す(最後はオフの状態)
4. ドアーロック解除(アンロック)のスイッチを離す
5. リモートスイッチの“開く”と“閉じる”のボタンを同時に15-20秒押し続ける
6. ドアーロックが“閉じる”、“開く”のサイクル音がしたらプログラム完了
7. 2個目3個目のリモートがあればこの際 5.を繰り返してプログラムする
8. イグニッションをオンにする事でプログラムモードを終了
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=KQcQS3OwA48&NR=1


此れらの方法はフォード、又はGMの全てのトラックやバンに適応する訳ではありませんが、乗用車を含む多くの純正ドアーロックに適応する様です(トラックフォーラムでも紹介されている)。 リモートが反応しない場合はバッテリーの有無を確認して下さい。

10日過ぎても咳が止まりませんので、遂にお医者さんに行って来ました。

既に人に伝染する事は無く、直るまで未だしばらく掛かるかも知れないと言われました。 市販薬より有効な薬の処方箋を書いて貰いましたのでこの薬を飲んで様子を見てみます。

この種の咳は飛行機内や交通機関内でウイルスの拡散力が高く、掛かった最初の4-5日は伝染性が高いそうです。 皆さんも、咳をしている人と交通機関に乗り合わせた際は帰った後直ぐにうがいをして防御なさって下さい。

キャンピングシーズンに備えて準備点検

桜の花も満開、既にキャンピング旅行にいらした方もいらっしゃると思いますが、暖かくなり梅雨の前の今が、本格的な旅行に備えての準備点検に最も良い時期だと思います。 簡単に点検項目を並べてみますので、それぞれの状態に応じて必要な整備を行って下さい。

A. エンジン、駆動関係
• エンジンオイル (レベルチェック又は交換)
• ブレーキオイル
• トランスミッションオイル
• トランスファーケース (4駆)
• デファレンシャル
• パワーステアリング
• ラジエーター
• バッテリー液
• ウインドーシールドウオッシャー
• エアーフィルター
• フューエルフィルター
• ファンベルト
• スパークプラグ
• イグニッションケーブル、その他
• ラジエーターホース
• バッテリーター(電圧、ターミナルの緩み並びに錆)
• タイヤ(状態、ローテーション、空気圧)
• ブレーキディスク又はライニング
• ホイールベアリング
• エアコン機能

B. 外部関係
• 外壁のひび割れや歪み(漏れの原因)
• ネジの緩みや消失
• 屋根材の状態
• 窓枠、ネジ、屋根や外壁の継ぎ目等のコーキング(パテ)
• ヘッドライト、ブレーキライト、その他の機能
• ワイパーの状態並びに機能
• 外壁の清掃、ワックス?

C. 内部関係
• ライト、コンセント、スモーク/プロパン警報器の機能チェック
• レンジ、冷蔵庫、ヒーター、ボイラー、ベント等の機能
• エアコン機能
• 台所、洗面所、シャワーの蛇口機能
• 飲料水タンク
• プロパンタンク
• トイレの機能

此の他にも色々あるとは思いますが、しばらく使っていなかったRVはこれ等を調べて於くと安心して出掛ける事が出来ると思います。

しばらくです。

旅行より帰っては来ましたが、14時間の飛行機の旅 (時差ぼけ) と共に風邪を引いて仕舞い、正常な生活が出来ていません。  ブログの方も何を書いたら良いのか頭が空っぽの状態です。 出来るだけ早く正常の生活に戻したいと思っています。  
ツクヅク、健康が第一だと思います。

折れたボルトを取り除く方法

折れた理由、ボルトの状態、種類や大きさ、場所、所持道具等で取り除く方法は異なり、色々な方法が考えられますが、一番一般的な方法と専門家が太鼓判を押す方法を紹介します。 経験豊富な方はご存知であったり、使った事があるかも知れません。

一番オーソドックスな方法は折れたボルトやねじの中心に5-10mm程度の深さの穴を開け、スクルーエクストラクター (イージーアウト) で取り除く方法です。
http://www.youtube.com/watch?v=WrQ3b_fvLzI
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=SMrDYJvY0Ts

通常、ボルトや頭の部分が折れて無くなるとねじ山に掛かる圧力が小さくなる為簡単に回して取れる事もあります。 左回転のドリルを使用すると穴を開けると同時に折れたボルトが回転を始めて抜け出す事もあります。 錆び付いている場合は充分なリクイッドレンチやペネトラントオイルを加えると効果があります。
http://www.youtube.com/watch?v=4wNhVivHloE

次の様なスクルーエクストラクターを1セット用意して於きますと1度使えば元が取れた感じがすると思います。
http://www.wayfair.com/Irwin-Spiral-Screw-Extractor-Sets-set-screw-ext-sp-1-5cd-h-53535-OHZ3867.html?refid=GPA49-OHZ3867&gclid=CLDx6Imw1q4CFQJdhwodhCuccg

多くの場合、折れたボルトは上の方法で取れると思いますが、錆び付いて取れそうも無い折れたボルトを取り出す方法があります。 私の知っている人で、アルミエンジンのボルト穴が駄目になれば溶接で一度穴を塞いでから穴を開けてタップでねじ山を作ったり、空冷オートバイエンジンの冷却フィンまで新品同様に作ったり、オートバイの錆て腐ったガソリンタンクを切り開いて新品同様にしてしまう人がいますが、その人も次に紹介する方法が折れたボルトを取り除く一番確実な方法だと言います。
http://www.youtube.com/watch?v=4BFUfGKU_ts
このビデオでは最初に折れたボルトより僅かに小さめのワッシャーを溶接し、その上からナットを溶接します。溶接したナットにレンチを掛けてボルトを緩めるのと同様に回して取り除きます。 ワッシャーとナットはメッキがして無い物を使用します。 電気溶接のアークが錆び付きを壊して緩める効果もある様です。

次のビデオはABSセンサーを止める小さなネジがアルミ材の中で折れた場合で、この例ではワッシャーは使用していません。
http://www.youtube.com/watch?v=6T0qegbNlnY

次の例はボルトがシリンダーヘッドの中で折れた物で、折れた部分をグラインダーで溝を削ってインパクトドライバーを使ったりしましたが状況を悪くし、結局溶接で取り出す事が出来ました。
http://www.youtube.com/watch?v=SKlYKG2vyaA&feature=results_main&playnext=1&list=PL1BF03CBC8E3FC0E9

兎に角、TIG (Tungsten Inert Gas) 又はMIG (Metal Inert Gas) 溶接機を持っている方にとってはこの方法が一番信頼の置ける方法の様です。

注意:
折れたボルトを取り除く際、失敗をすればする度に状況を悪化させますので、注意深く、確かな方法で一度で取り除くのが最善です。 当然ながら、折らないで取り除くのが一番早い方法です、即ち根気が必要です。

ラグナットレンチ

ファイル 399-1.jpg

私が購入したラグナットを外すレンチを見つけましたので紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=ZyZT3IuKtvs

ビデオではトルクマルテイプライヤーと呼んでいますが、スナップオン等で昔から販売されている正式なトルクマルテイプライヤーは上の写真の様な形状をしていて、1/2イン3/4アウトは$500-$900し、1インチは更に高価です。 

若しかしたらこのビデオの会社から購入したのかも知れませんが、2-3年前にeBayから送料込みで$120前後で購入したと思います。

60対1程度に下げていますので殆ど緩まないラグナットは無いと思います。

調べてみましたが、現在は品切れの様です。
http://www.ebay.com/sch/i.html?_trkparms=65%253A12%257C66%253A2%257C39%253A1%257C72%253A5925&rt=nc&_nkw=torque+multiplier&_dmd=1&_sop=12&_trksid=p3286.c0.m14.l1581&_pgn=2

錆付いたボルト  -  緩める方法

錆びていなくても硬く締まっていて緩めるのに一苦労するネジがあります。 この様なねじを無理して緩めようとするとネジの頭を丸めて仕舞ったり折って仕舞って面倒な事になり兼ねません。

此れまでに経験をした事が無い人も、何時かは経験する事ですので緩める方法を知っておくと将来役立つ事もあるでしょう。

• ネジを緩める目的のスプレー又はオイルを使用
此れらのスプレーやオイルの事をリクイッドレンチ(液体レンチ)と呼んだり、ペネトラントオイル(浸透オイル)と呼んでいます。 緩まないネジにはたっぷりふり掛けてしばらく置き、時間がある時には一昼夜浸すと効果があります。
http://www.youtube.com/watch?v=15LRIQns4Zo
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=ERdYC_wbry4&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=Ud91T_3LzCo
http://www.youtube.com/watch?v=aBem2EEeAHU

• ガストーチやプロパンバーナーで熱する:
中には熱を加える事が出来ないネジや場所もありますが、可能な場合は赤黒くなるまで熱し、氷や冷水で冷やしたタオル等で急激に冷却する事を根気良く繰り返すと緩みます。 当然ながら、熱したボルトは少なくとも同等の強度のボルトと交換する必要があります。
熱してワックス(ロウソク)を加えますと解けてネジ溝に入り緩み易くなります。
http://www.youtube.com/watch?v=cTRUXRv2HFs

• ボルトを間接的に熱する:
ガストーチやプロパンバーナーの炎を近づける事が出来ない場合は、ボルトや鉄片をバイスグリップで鋏んでガストーチやプロパンバーナー等で赤くなるまで熱し、熱した物を緩まないボルトに接触させて熱し、上と同様に熱っしたり冷したりを繰り返しても効果が出る場合もあります。

• ハンマーで叩く:
誰でもハンマーで叩いて衝撃を与えて緩むキッカケを作ろうとしますが、次のビデオが示す様な方法もある様です。 ハンマーで叩く場合は叩く場所や強度を加減しないと返って厄介な事になり兼ねません。
http://www.youtube.com/watch?v=YxQk7Pz_vfc&feature=related


参考:
リクイッドレンチ、又はペネトラントオイルは日本でも色々な名称で売られて居ると思いますが、驚くほど効果がありますので是非一本用意しておいては如何でしょう。 私はスプレーでは無くオイルを使用しますが、1本あると何回(何年)も使えます。

錆付いたボルト

キャンピングカーの部品交換や修理をしていてボルトが錆び付いて取れない場合があります。 簡単な1時間程度で終わる作業もボルトが錆び付いていて取れない場合は直ぐに2-3時間余分に掛り、ボルトが折れれば1日余分に掛かって仕舞う事もあります。 恐らく、NCメンバーの中にも経験者はいらっしゃり、苦い経験を思い出していらっしゃるのでは?

排気管を取り付けるボルトやエギゾーストマニフォールドボルト、ヘッドボルト等温度が上がる場所はよく錆び付きますし、寒冷地で融雪剤を撒いた道路を走ると錆び付きます。

若し、錆び付いたボルトを外さなくては成らない場合は、ワイヤーブラシでボルトの錆を落としてきれいにし、ペネトラントオイルやリクイッドレンチと呼ばれる液体やスプレーを作業の数時間前に充分掛け、錆び付きの程度がひどい場合やボルト数が多い場合は前日から何度か加えておくと緩め易くなります。 他にも色々な名称で販売されていますが、例えば次の様な物があります。
http://www.google.com/webhp?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rlz=1T4DKUS_enUS281#hl=en&rlz=1T4DKUS_enUS281&q=liquid%20wrench%20penetrating%20oil&psj=1&wrapid=tlif133088758200810&um=1&ie=UTF-8&tbo=u&tbm=shop&source=og&sa=N&tab=wf&psj=1&ei=wbtTT6v4I4S8rAec-NywDQ&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_qf.,cf.osb&fp=e39488154aebd05b&biw=833&bih=522

最初に書きました様にボルトを折ると厄介になりますので折らない様に根気よく取り外し、取り外した後で必要であれば代替ボルトと交換した方が効率的です。

此れらのボルトを取り付ける時に錆び付き防止のペーストを塗ると将来の取り外しが楽になりますし、融雪剤の上を走った後は必ず洗い流すと錆び付きが防げます。私が住んでいる場所は融雪剤の心配はありませんが、旅行先で道路を固める為の融雪剤と同じ様な物質 (塩化カルシウム) の上を走った後に水洗いをしなかった為に酷い目にあった事がありますので、最近は念入りに洗い流す様にしています。


次回は折れたボルトを取り除くよく使われる方法に関して書きます。