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交通違反と駐車違反

矢張り忘れていた事があります。 実は駐車違反切符を受け取って罰金を払った事があります。

しかし、言い訳があります。 アメリカでは駐車違反は交通(運転)違反ではありません。 即ち、交通違反は“Moving Violation”と呼ばれスピード、車線変更、信号、危険運転等の違反で、“Parking Violation”とは別扱いです。 駐車違反処理は、交通違反の陸運局に対して、市で行なわれます。(Parking tickets are NOT handled by the Traffic Division. These are handled exclusively by the local city or the Los Angeles Parking Violations Bureau.)

駐車違反の罰金は$35(現在は$50程度?)でした。 此れは同じ会社で働く人達4人でカープール(エコ、ガソリン節約)をしていましたが、会社から帰って来た際に道に駐車して置いた車に違反チケットが張られていました。 理由は道路清掃日で清掃車が回る日でした(清掃日時の標識無視)。

駐車違反の額は違反場所や管轄の市に依って異なりますが、参考までにサンフランシスコの場合を示しますと、ハンデキャップ用とバス停車場所に関する駐車違反は非常に厳しく、ハンデキャップに関する初犯は$1000、2回目は$1876、バス駐車場所に関する違反は$976です。 

日本ではハンデキャップ用の駐車スペースに違反と思われる駐車をしている車を頻繁に見ますが、アメリカでは非常に厳しいので注意をして下さい。 又、ハンデキャップサインは医者の証明書と共に正式の手続きをしなければ手にする事は出来ません。 一時的なハンデキャップ(骨折等)の場合はバックミラーに下げるカードを短期間発行して貰えますが、生涯のハンデキャップの場合はハンデキャップマーク入りのナンバープレートを発行して呉れます。

唯一の交通違反切符

皇居のお堀近くで昔交通違反をして捕まったものの“罰金の額やどの様にして支払ったかの記憶が無い”と書きました。 昨夜寝ながら何と無く考えていたらしく思い出しました。 この時受け取った切符は“警告切符”でした。 従って、罰金を払う必要は無く、払わなかったので額を覚えていなかったのは当然です。 

と言う事は、此れまで交通違反で罰金を払った事は無いと思います。 警察官に停止を命じられた事は何度かありますが、切符を書かれた(書かれそうになった?)のはこの他にもう一度ありますが、違反はして違反はしていませんでしたので切符を受け取らずに走り去り(警察官は切符を手渡しませんでした)、その後何の通知も来ませんでした。

都合の悪い事は忘れる性格で、重大な事を忘れているかも知れませんが、“此れまで一度も罰金を払った事が無い事?”を今自覚しました。

警告書であって違反切符では無かった事は今後覚えている事でしょう?

重心の位置

前回の書き込みで思い出した事を書きます。

操縦安定性(直進性)に関して、此れまで何度も重心の位置の重要性、又は前輪への荷重の大切さを書きましたし、前々回に私のRVの重心の位置が後ろ過ぎた為に操縦性が悪かった事を書きました。 しかし、それよりも数倍悪い、即ち前輪が軽くて浮き上がる車を運転した事があります。 此れも学生時代の経験です。

陸送と言えば現在はトレーラーに乗用車を8台-10台程度積んで運ぶ事ですが、昔は多くの乗用車が一台づつ運転されて地方のデーラーに配達されました。 トレーラーで5-6台運び始めたのは丁度私が陸送(1台1台の運転)を行った頃です。

ある日、裸の観光バスを神奈川県のトラックメーカーから埼玉県のバスメーカーに運んだ事があります。 観光バスと言ってもエンジンが最後部に付いているだけで、内装も外装も無く、運転席は紐でみかん箱をシャーシーに結び付けた物でした。 従って、車体や座席が付いていない為前部は後部の重量に比べて極端に軽い物でした。

17号線で浦和の辺りを走行中、真夏のアスファルト道路は柔く、滑らかな凸凹になっていて、軽い前部は徐々に飛び始めて前輪は完全に地面から離れるまで浮いて仕舞いました。 浮いて怖いのはハンドルを切っても接地していない為に直進して方向を変える事が出来ません。 又みかん箱の為背もたれが無く、ブレーキとクラッチを同時に踏むとお尻が浮いてハンドルにしがみ付きながらペダルの上に立つ状態になって仕舞います。 この頃のバスにはエアーコンプレッサーが付いていましたのでエアーブレーキだったとは思いますが、ブレーキペダルはクラッチと同じ形状で、しかも新車の為非常に硬く、怖いを思いをしながら低速で走った事を覚えています(この時の前後の走行順路や運転状況は全く記憶にありません)。

装備を完成した新車トラック、ミキサー車、ダンプカー、その他色々配達しましたが、何処の会社から何処に届けたかは記憶に無く、極一部が記憶に残っています。 他にも無茶をしましたが、今考えますと事故を起こさなくて幸運でした。

ハンドルの遊び

前回、車の直進性を書いていて思い出した事があります。

大昔に夏の学生アルバイトとしてデパートのお中元商品を銀座の松屋から練馬区の配送所に運ぶトラックの運転をした事があります。 プリンスの2トン車で、その頃沢山走っていたトヨエースより荷台が長いトラックでした。  

このトラックのハンドルの遊びが大きく、左右に殆ど45度程度の遊びがありました。 しかし、このトラックの直進性は抜群で運転は全く苦にならず、毎日運転するのが楽しみでした。

思い出される事が幾つかありますが、前輪が道路上の穴に落ちると素早くハンドルを左右に回さないと共振を起こし、又、都電の線路上を走る時は線路から数cm離れて走行し、線路を斜めに横切る時は大きな角度を取ったものです。

トラックの後輪は荷台の中心よりやや後方にあり、又エンジンが前方にありますので、空の状態でも満載した状態でも前輪には適当な分量の加重が加わり、直進性が良いのかも知れません。

と言う事は、重心が原因の走行不安定はエンジンが後部に付いているDPに多い問題かも知れません。 RVには、燃料タンク、ジェネレーター、飲料水タンク等の重量物が後方に装備されていて前輪が軽い場合も考えられますので、重心問題は計量をする事で問題解決する必要があります。

余談:
今考えますと非常に危険な状態の車に乗っていたのですが、友人の紹介で得たこの仕事は家からも近く、収入よりもトラックが運転出来る事がうれしかった記憶があります。

このトラックを運転していた時に私が此れまでに唯一犯した(捕まった)運転違反があります。 その当時は至る所に都電が走っており、トラックは線路内を走れない規則になっていたと思います。 しかし、トラック運転手の多くはそれほど気にせず、必要な時は線路内を走っていたと思います。 ある日、都心に向って皇居のお堀付近の“T”字路で線路内から右折をした際、運悪く待ち受けていたお巡りさんに捕まって仕舞いました。 お巡りさんが違反チケットを書いている間も多くのトラックが私と同じ様に違反をして走って行くのを見ていた記憶があります。

違反をした事はハッキリ記憶していますが、違反をした事を配送所に話したか、罰金の額、どの様に支払いをしたかは全く記憶にありません。 学生時代は色々な運転のアルバイトをしました。 事故を起こさなくて良かったです。

RVの操縦安定性(直進性)

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幾ら乗り心地が良く、キャデラックの様に柔らかな乗り心地でも、操縦安定性(直進性)が悪いと運転を楽しむ訳には行きません。 運転を楽しむには乗り心地よりもむしろ操縦安定性の方が大切です。

私の現在のRVは購入当時操縦安定性が非常に悪く、最初に500Km程の場所に出掛けた時は神経をすり減らして、“将来長距離旅行に出掛ける事が出来るか?”自信がありませんでした。 

道路端の僅かな段差にハンドルを取られ、後方より追い越して来る大型トラックや時には小型バンにも左右に大きく揺らされる為予め準備をして追い越し車の前面が並んだ頃に風圧で右に押される瞬間にハンドルを左に45度程度回し、直後に追い越し車にぶつけない様に右に回さなくては成りませんでした。 横風や向かい風にも敏感で、車線内を走るには神経を使いました。 

直進性が無い為に常に左右にハンドルで修正しなくてはならず、当然RVは左右にロールして肉体的にも疲れました。

その後色々な実験も試みました。 例えばアライメントは数十回変更し、又旅行中にも調整をして最終的には仕様と異なる最も良い状態に落ち着きました。 即ち仕様ではキャスターは左が4度、右が4,5度ですが、それぞれ6.5度と7度を使用しています。 トーインは仕様通りで極僅かにトーインですが、トーイン調整中に注意をしなくては成らない事はタイヤをジャッキで上げた状態とタイヤが接地していて荷重を受けている状態ではトーインの数値が異なる事です。

ステアリングリターン装置も試してみました。 長年、2製品(2社)が有名で取り付ける事に依って改善を唱える人も沢山いますが、10回以上の取り付け取り外しを繰り返した結果、結局取り付けない方が良い事が分かりました。 此れらの装置の大きな宣伝文句は直進性を良くする事とパンクをした時にハンドルを取られる事無く直進を続ける事です。 実際にハンドルを中央に戻す力が増しますが、反対に低速での右左折ではハンドルを回す為により多くの力が必要で利益より不利益(不快感)の方が強く感じられました。 又、パンクをした場合に確かに直進を続けるかも知れませんが、若し、山道でのカーブでパンクをした場合にハンドルを切るのが困難となるとより危険な状態を作る事になりますので、総合的に考えて利益はほとんど無いと判断し、取り付けを断念して処分しました(最初に書きました様に此れらの装置で恩恵を受けているとの書き込みも多数見ますので、一概に私の意見が他のRVにも適応するとは限りません)。

既に書きました様に、重心を前方に移した事が操縦安定性を大きく改善しました。 

購入当初はハンドルの遊びも以外に多く、可能な限りステアリング機構の遊びを減らしましたが、直進性が増しますと少々の遊びはそれほど問題では無い事が分かりました。 勿論、限度がありますが。

私は重量オーバーの問題はありませんが、重量オーバーやスプリングのヘタリも操縦安定性に影響します。  後部が下って仕舞っている場合は補助スプリング等で高くすると改善されると思われます。

フォードのリーフスプリング車の中にはスプリングの横移動の為に操縦安定性が悪く、時には共振を起す場合もあり、トラックバー取り付けで解決している人が多数居ます。 トラックバー(写真左)と呼ばれる棒状の部品があり、両端をリーフスプリングとシャシーに固定してリーフスプリンが横移動をする事を防ぎます。
http://www.campingworld.com/shopping/item/davis-trutrac-bar-steering-stabilizer-ford-f53-1990-1998/31272

車体が左右に傾きますと傾いている方向にハンドルを取られます。 私のシャシーは左右の高さを調整出来ますが、僅かの違いで直進性に影響が出る事が分かっています。

ステービライザー、又はエンタイスウェイバー(写真右)と呼ばれる車体が左右に傾く事を減らす鉄棒状の部品は通常前輪に付いていますが、RVの後輪用があります。 走行中の左右の傾きを減らしますと操縦性は当然改善される筈です。
http://www.campingworld.com/shopping/item/roadmaster-suspension-solutions-anti-sway-bars/31652d
http://www.roadmasterinc.com/products/rss/sway_bar.html

既にメンバーの方がコメントして居ますが、タイヤのデザインは操縦性に大きく影響します。  同時にタイヤとRVには相性がある様で、ハンドルを取られる問題や振動の問題で異なるRVerが異なるメーカーのタイヤを避けています。 ミシュラン製は高価である事とバーストが頻繁に報告(RV用特定サイズ)されている為他のメーカーを選ぶ人も少なくありません。 しかし、乗り心地がよい事では定評があります。 尚、スミトモタイヤとトーヨータイヤは価格と品質の面で良い評判が多く、反対(避ける)意見は稀(読んだ事がありません)です。 又、安価なハンコックタイヤ(韓国製)を好む人も少なくありません。しかし、カナダ以外の“C”で始まる国で製造されたタイヤは皆避けています。

RVパーク、RVパークでのゲーム

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RVで乗り入れて宿泊する施設を一般的にはRVパークと呼びます(日本でも同じ呼び方かも知れませんが?)

今回、宿泊したRVパークは地方の町中で、高速道路から5分程度の所で、80m幅の川沿いにありますが、川には水が一滴も無い砂地で、当然魚釣りは出来ませんし、山に近い訳でもありません。 

しかし、立派なクラブハウスがあって、ゲームや食事に自由に使用出来てRVグループで過ごすには適当な場所でした。

南カルフォルニアは全体的に砂漠地帯で、この場所も暑い所で気温は連日34度前後でしたが、乾燥している為木陰では快適でした。

日本では知られているか分かりませんが、RVグループ等の集まりでよく行なわれるゲームに“ホーシュースロー(馬蹄投げ)”や“コーンホールトス=コーンバッグトス(お手玉投げ?)”などがあります。

“ホーシュースロー”はホーシューを購入しなくては成りませんが、コーンホールトスの場合はお手玉や台は個人で作る事が出来ますし、私達が使った物はメンバーが作った物です。 興味があればサイズ、作り方、得点方法等を説明致します。 子供でも女性でも、老人でも、誰にでも出来て、運動にもなりますし、得点を競うとても面白いゲームです。 皆さんが集まった時に楽しめるのでは無いかと思います(日本でもあるのかも?)。

“ホーシューピッチ=ホーシュースロー(馬蹄投げ)”
http://www.youtube.com/watch?v=w3a0rUzd07o


“コーンホールトス=コーンバッグトス(お手玉投げ?)”
• ゲームの様子(長いの最初の一部を見て下さい)
http://www.youtube.com/watch?v=nqrWDmAXKXM 
• 3歳の子供が投げている様子
http://www.youtube.com/watch?v=zje8FZNdRqY
• 投げる方法
http://www.youtube.com/watch?v=X0X4pV1hP0Y&feature=related

エアーバスA380

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RVには関係ありませんが、乗る機会がありましたので、エアーバスのA380に関して少々書きます。

乗り物ですから最初に書かなくては成らない事は乗り心地かもしれませんが、席の配置は航空会社により異なり、又揺れ等は飛行機自体より気象条件に大きく影響を受けますので、一概に良いとも悪いとも言えません。 幸い、私の乗った時は気象条件が良かった為全く揺れる事はありませんでした。

私は此れまでジャンボ機、即ち大型機を避ける傾向がありました。 理由は乗客数が多い為飛行機の乗り降りに時間が掛かり、到着空港では荷物を受け取る為に時間が掛かる為です。 以前2階に約60のエコノミー席が付いているJALのボーイング747に乗った事がありますが、降りる際に飛行機の1階と2階の出入り口が共通の為、1階の2箇所の通路からと2階から階段を下りて来る乗客が合流して不便を感じた事がありました。

従って、A380はボーイング747機より更に乗客数が多く、余り良い印象は持っていませんでした。

しかし、今回乗ったカンタス航空の場合、2回の殆どがビジネスクラスの為乗客数はボーイング747とほぼ同じで、更に1階と2階への乗降口が別々に付いて居る為に乗り降り時間は747と変りは全く感じられませんでした。

荷物はビジネスクラス用とエコノミークラス用の2個のキャラセルが使われ、効率的に処理されている様で、多くの荷物が短時間で出て来ました。

上の写真はA380の乗降口で、次のサイトは座席の配置が記されています。

http://www.qantas.com.au/infodetail/flying/inTheAir/ourAircraft/A380-14F72J32PY332Y.pdf

RV用 駐車場

次のビデオは駐車場付の家です。 数十台のオートバイを駐車出来るガレージの他に自動車と供に45フィート(13.7m)のモーターホームも駐車出来ます。 

此れだけでしたら何処かにあるかも知れませんが、自動車とモーターホーム用ガレージはエレベーター付の地下駐車場になっています。

持ち主はコンピューターの会社を売ったお金で建てたそうで,他にも豪華な家を3軒持っているそうです。

http://news.yahoo.com/blogs/technology-blog/real-life-batcave-6-million-garage-features-rv-211916253.html