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レジ袋のゴミ箱

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先週、RVの中にゴミ捨てを取り付けました。 以前も使っていたのですが単に引っ掛けるだけの物で、今回は入れ口が大きく開く様にして使い勝手を良くしました。 

角で無駄なスペース(写真上左)がありますので、このスペースに合わせて6mmのステンレスロッド写真上右の様な物を作り取り付けました。 写真で明らかな様にレジ袋を突起部分に引っ掛けてゴミ捨てとして使います。

最初はロッドを曲げてレジ袋を引っ掛ける突起を作る予定でしたが、この方法は曲げる位置の正確さが要求されますので、結局安易に調整が出来る方法として、突起部分を別に作って溶接しました。

若し、同じ様なゴミ捨てを作る場合は細い曲げ易い針金等で模型を作ってそれに従って作るのも良いと思います。 又、突起を別に付ける方法は寸法的(調整)には非常に簡単ですが、溶接機が無い場合は細い針金を使って動かない様に固定しては如何でしょう。

日本では“ゴミはお持ち帰り”と言う事で処理が大変だと思いますが、アメリカの場合はレストエリアやガソリンスタンドに大きなゴミ箱が必ず置いてありますので、ゴミの処理は簡単です。 最近はエコバッグを使う人も増えて来ましたがレジ袋は何処のスーパーマーケットやホームセンターにも置いてあり、要求すれば幾らでも貰えます。 それらを特製の袋に入れてRV内に保管し、必要に応じてゴミ捨てとして使います。 ゴミ捨てがゴミで一杯になれば手の部分を縛ってRVの出入り口付近に置いて於き、レストエリア等に停車した時に捨てます。

アメリカの州都

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車で行く事が出来るカナダの州都(州庁所在都市)に全て行っていたと書きましたが、フレデリックトン(ニューブルンズウィック)には行っていない事が分かりました。 私が通っている町はモンクトンと言う町で大きな町ではありましたが州都ではありませんでした。モンクトンの方がフレデリックトンより人口も面積も大きな町です。 フレデリックトンを除く全ての州都は偶然にも町の中を歩いたり車で走り回っていました。

昔、キャンピング旅行を始めて暫く経った頃、全部の州(ハワイを除く)を僅かでも良いから乗り入れたいと考えて、ワザワザ遠回りをした事があります。 東部の州はロスアンジェルスから遠く、又、小さな州が多い為に高速道路で時間短縮だけを考えて走ると見逃す州も出ます。

州都は往々にして小さな町にあったり、不便な場所にあったり、勘違いをする様な都市にあったりします。 その良い例がアラスカ州の州都です。 突然聞かれるとアメリカ人でもアンカレッジと答えたりフェアーバンクスと答える人も居ると思います。 実はジュノーで他州から車で行く事は出来ません;他州に繋がる道路が無いからです。 当然ながら、私はジュノーには行った事はありません。 ニューヨーク州の州都はニューヨーク市では無くアルバニー、ワシントン州はシアトルでは無くセーラム、ネバダ州はラスベガスでは無くカーソンシテイーです。

上の地図を見ながら考えてみましたが、アメリカの州都で行っていない所は大分ありそうです。 通常、州庁舎は独特の形状をしているビルですが、それを見るのを目的に行ったり写真に写して居れば行ったか否かは直ぐ思い出せるのですが、高速道路が近くを通っていて偶々傍を走ったかも知れない場所が5箇所前後、傍を走っていないと思われる場所も2-3箇所あります。


フレデリックトンに行っていない事が判明したからにはその内行ってみたいと思います。

カナダの州

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イエローナイフに関して幾つか書きましたので、カナダにある州に関して書きます。
カナダには10州(Provinces)と3州(準州)の合計13州があります。 それぞれの州名と州庁所在地(都市)は西から:

州(Provinces)..........州庁所在都市
ブリテイッシコロンビア......ビクトリア(バンクーバーではありません)
アルバータ............エドミントン(カルガリーではありません)
サスカッチュアン.........レジーナ(サスカツーンではありません)
マニトーバ............ウイニペッグ
オンタリオ............トロント
ケベック.............ケベック(モントリオールではありません)
ニューブルンズウィック......フレデリクトン
ノーバスコーシャ.........ハリファックス
プリンスエドワードアイランド...シャーロットタウン
ニューフォンドランド.......セントジョンズ

準州(Territories)
ユコン..............ホワイトホース
ノースウエストテレトリー.....イエローナイフ
ヌナブート............イカルイット


イエローナイフはノースウエストテレトリー準州の州庁の所在地で、町の外れには定期便用の飛行場もある人口約2万人の割合と広くてきれいな町です。 日本からオーロラを見に来る観光客はこの町に取って大きな収入源だと思われます。 日本以外の国の人達はそれほどオーロラに興味が無いらしく、不吉で嫌う民族も居るようです。

上の都市名を書いていて、イカルイットを除く全ての州庁所在地に行っている事に気が付きました。 行こうと思って行ったのでは無く偶然です。 イカルイットのあるヌナブート州には他州から入れる道は無く、車(キャンピングカー)で行く事は出来ません。 しかし、将来はマニトーバ州まで道を作る計画があるようです。

カナダ(イエローナイフ)のフェリー

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以前書きました様に、カナダの国道には橋の代わりに無料フェリーが行き来している場所が何箇所かあります。 その一つがイエローナイフの手前(西)約60Kmを流れるマッケンジー川(MacKenzie River)です。

夏の間(5月-1月)は早朝から夜遅くまでフェリーが引っ切り無しに行ったり来たりしています。 グレートスレーブ湖(Great Slave Lake)の北端に近く、此処を流れる水量は多く、相当の速さで北極海に向います。 大きな貨物船も時々通り、流れの方向に進む船は高速で進みますが、逆らって進む船は歩く様な速さで進みます。

この様に流れが速い川も冬になると凍る為フェリーは航行出来ません。 従って、冬の間は凍りついた氷上を車が走る事になります(この地方には道路が少なく、川や湖が凍る冬季だけに自動車で物資を運べる離れた町(部落)もあります)。

川が一晩で急に凍って車が通れる様になって呉れれば良いのですが自然は人間の生活を無視します。 従って凍り始めても車(トラック、バス)の重量に耐えるまで日時が掛かり、解け始めも大きな氷の塊が流れなくなる迄はフェリーは運航出来ません。

昨年(2012年)の11月に長さ1.1Kmの橋(Deh Cho Bridge)が完成した事でマッケンジー川のこのフェリー(Merv Hardie)はリタイヤーしたそうです。 次のビデオはそのフェリーの最後のお勤めです。
http://www.cbc.ca/player/News/Raw+Video/ID/2311664894/

上の写真は知人が送って呉れた、昨年夏に撮影した工事中の橋です。

イエローナイフの緯度の比較

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イエローナイフに住む知人に来る様に誘われて現在迷っているところです。 

距離があるので確認の為に地図で調べてみました。 イエローナイフは北の外れの町でアメリカとカナダの国境からでも更に2100Kmあります。 地図を見ながら気が付いたのが日本、特に北海道は思っていたより随分緯度が低い事です。 

此れまで北海道は東京からズーと北に位置していると感じていましたが、宗谷岬でさえアメリカとカナダの国境線(緯度49度)より大分南である事に気が付きました。 東部の州の中には49度線より南に伸びている州もありますが、上の地図で明らかな様に、殆どのカナダの州は北海道より北に位置しています。

一応、正確な緯度を書いて於きます。

.緯度......地名
70.255645...プルドーベー(Prudhoe Bay) アラスカパイプラインの北端
64.837778...フェアバンクス(Fairbanks)
62.453972...イエローナイフ(Yellowknife)
49........国境(US ‐Canada)
47.606210...シアトル(Seattle)
45.516237...宗谷岬
37.774930...サンフランシスコ(San Francisco)
35.689488...東京
34.052234...ロスアンジェルス(Los Angeles)
33.590355...福岡

此れでも分かるように、宗谷岬でさえシアトルより大分南になります。

イエローストーンは寒い北海道より緯度が高い上に内陸ですので寒くて当然なのでしょう。

イエローナイフとオーロラ

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日本からオーロラ見物の行く先としてアラスカのフェアバンクスと並んで有名なのがカナダのイエローナイフですが、実は磁気の北に近くオーロラが頭上に見え易いと言う点ではイエローナイフの方が有利な場所です。

写真に示されている様に磁気の北は真の北と異なり、ややイエローストン方向にずれています。 

オーロラを見る事の出来る条件は:
•暗い事、即ち新月の前後
•晴れて雲が無い事
•太陽活動が盛んな事、即ち黒点が現れてフレアーが多い事

夏の間は夜が短く(1-4時間)、従って夜の長い冬が適しています。 更に、冬は池や川の水蒸気の蒸発も無く空気が澄んでいる(雲が出難い)為により見える可能性が高い様です。

私は2004年の夏にイエローナイフに行き、8月23日に運良く夏にも拘わらずオーロラを見る事が出来ました。 

太陽の活動が盛んで、磁気嵐が地球を襲う様な時は無線や飛行機の計器にも影響を起すそうですが、この様な時はオハイオ州やワシントン州からもオーロラが見えると聞いています。 過去4年アラスカとカナダに行った際に夜空を眺めて待ちましたがオーロラらしき物は全く見えませんでした。

オーロラは11年周期で見えたり見えなくなったりすると言われて、此れまで暫く見えませんでしたが、昨年から又徐々に見える様に成って来たそうです。

お見事!  18ホイーラーのバック

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先日、荷物の発送に行った際に写した写真です。 何時もこの場所に行く度に18ホイーラーが手際良くバックをするのを長時間眺めます。 カメラを持っていない為に撮影をする機会がありませんでしたが、遂にその機会を得ました。

大体、2-3回の切り返しで入れますが、中には1回でピタリと入れる人も居ます。 

以前このブログに掲載しましたが、次のビデオも何度見ても飽きません。
http://www.youtube.com/watch?v=hUKpTsTY5Eg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=EnWggbEDY5U&feature=related

氷点下40度

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カナダ北部にオーロラで有名なイエローナイフと言う町がありますが、本日暫く振りに其処に住んでいる知人と電話で話しました。

彼の話に依りますと、今冬は1990年以来の厳しい寒さで数回氷点下40度に成ったそうです。 写真は2時間ほど前にメールで届いた写真で、今年1月30日の午前9時45分に写した氷点下44度を示す温度計です。 

イエローナイフはアメリカとカナダの国境からでも2000Km以上あり、相当北の為、冬の間は夜が長く、朝の9時45分でも未だ薄暗くてフラッシュを使って写真を撮したそうです。

尚、写真の温度計からも明らかな様に、マイナス40度は摂氏も華氏も同じです、即ち、-40 Cと-40度Fは同じ温度です。

摂氏から華氏は F=C x 9/5 + 32
華氏から摂氏は C=(F - 32)x 5/9