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OBD2 スキャナー   その2 警告サイン

前回、“OBD2 スキャナー”に関して書きましたが、読者の中には警告サインが点灯しても走行を続けても問題が起こらない様な印象を受けられた方もいらっしゃると思われましたので、今回はそれらの方々の為に警告サインに関して簡単に書く事にしました。

何らかの警告サインが点灯しますと、人に依って、又その時の状況に依って感じ方が大きく異なると思います。 車を可愛がっている人や、エンジンに関して神経質な人は直ぐに停車をして修理工場や車に詳しい知人に電話をしたりすると思いますが、中には平気で乗り続ける人も居ます。

警告サインが点きっ放しで走行するのは良い方(?)で、中には警告サインの配線を外したり、ランプを外して走行し続けている人も居ます。  私も知って居ますが、本人は走行可能である事を知っての事だと思います。 しかし、単に大丈夫だと思い込んで走って居れば非常に危険です、即ち修理に高額が掛かったり、エンジンを駄目にしたり、車を駄目にするかも知れません、私の娘の様に。  私の娘は警告サインを無視して走り、家の近くまで来て走れなくなりました。  原因はエンジンのフリーズプラグが外れて冷却水が無くなり、エンジンが焼き付いて仕舞いました。  結果は車買い替えでした。


通常、赤色のサインは緊急を意味し、エンジンオイル圧が無い場合の様に安全な場所に直ぐに停車をさせ必要があります。    

参考: 友人と一緒に旅行中に何気無くエンジンオイルをチェックしてみましたらデイップステイックにオイルが全く付かず、直ぐにオイルを入れる必要性を言いますと、“警告サインが点くから大丈夫”と言いました。  信じられない様な本当の話です、それも理工学部を卒業した人ですが、車の修理は一切しませんし、タイヤ交換も人に頼みます。 今の世の中で珍しい存在だと思いますが?

黄色のサインの場合は赤色ほど緊急を要しませんが、停車して原因を確認するべきで、原因次第では続けて走行可能な場合もあります。  例えば、単にオイル交換の必要性を示唆する為に一定の距離(5000Km?)を走行すると点灯する様なサインもあります。 又、ABSの黄色灯の場合は、ブレーキの制動には問題が無いものの、急ブレーキを踏むとブレーキがロックを起こす危険を示唆しています、即ち急ブレーキや雨道/雪道での運転をする場合は修理が必要ですが、運転継続が全く出来ない訳ではありません。

何れにしても、オーナーズマニュアルを読んだり、簡単なOBD2 スキャナーを購入して使用方法に慣れて於くと警告サインが点灯した場合に少しは心強いと思います。

OBD2 スキャナー

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少々遠い所へ買い物に出掛けましたが、高速道路を走行中に急にエンジンの調子が悪くなり、引き返して来ました。 この車はトヨタのミニバン(6気筒)で2004年型(10年経過)で、3万3千Kmしか走っていません。 オーナーマニュアルで、スパークプラグは10万マイル(16万Km)毎に交換と読んだ事があります。

症状は次の通りです。 
高速道路に入って加速をした際にやや力不足を感じましたが、普段は他の小さな車に乗っていますので、重さのせいと気に成りませんでした。 約1Km程度走って地震でもあった様な揺れが約20秒毎に3-4回感じられ、直後にエンジンチェックランプが点灯しました。 駐車して空ぶかししたところ、時々エンジンが振動を起こして明らかに正常では無いのですが、エンジン回転数は上がり、エンジンチェックライトは消える事もありました。

家に戻ってOBD2スキャナーを取り付けて調べたところPO302のコードと、#2エンジンの不調が表示されました。

早速、前方の#2、#4、#6の3本のスパークプラグを抜き、燃焼状態を調べてみましたら、#2のスパークプラグのセンター端子(小さい)が僅かに黒ずんでいて、3本何れも白っぽくきれいに燃焼していました。 端子間の抵抗値を測定しましたら、正常な筈の#4、#6スパークプラグは導通が無く、#2スパークプラグは190オームありました。

スパークプラグを新品に交換後コードを消去してエンジンをスタートさせたところ正常に回転し、コードも表示されませんでしたので、再度買い物に出掛けました。 約130Km走りましたがエンジンは正常で、エンジンチェックライトは点灯しませんでした。


今回書いた理由は、余りにもOBD2の有難さを感じたからです。 昔でしたら、今回の様な問題が起これば、キャブレーター(燃料系)の問題か、電気系の問題か、又は機械系かを調べ、電気系と分かってもどのシリンダーが問題かを突き止めるのに時間が掛かりました。 しかし、今はOBD2スキャナーと言う優れ物があって、今回はスパークプラグを買いに行く時間も含めて40分程度で修理を完了しました。

最近は車が中々壊れません(以前に比べて)ので、OBD2スキャナーの出番は余りありませんが、最近使ったのは、娘の車が調子が悪いとの事でOBD2スキャナーで調べてみましたら間違ったタイプのガソリンタンクのキャップが使用されている事が判明しました(その数日前にガソリンスタンドにキャップを忘れて新しく購入)。
もう一度は同じく娘の車で、警告灯が点灯、原因はタイヤ空気圧のセンサーのバッテリーが消耗してシグナルを発していない事が原因でした。 此れもOBD2スキャナーが助けて呉れました。

多くの方が既にOBD2スキャナーをお持ちと思いますが、若し、ご自分で自動車のメンテナンスをしたいとお考えになっている方で未だOBD2スキャナーをお持ちで無ければ、購入を考えてみては如何でしょう? お勧めします。 価格はピンからキリまでありますが、高価な物で無くても良いと思います。私のはActron製で10年(?)前に$70前後で購入した様な気がします。 安いものは$20前後から、高いものは$300以上の様です。  高価なスキャナーにはより多くの機能と同時にコードの説明も内臓されていて、本やネットでコードの意味を調べる必要は無い様です。

購入時には、使用車種に適合する事を確認する事が大切です。 車の製造国に依っては適合しない場合もある様です。

https://www.google.com/search?q=obd2+%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8A%E3%83%BC&biw=1236&bih=706&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=2q6VVJGPNIHcoASDz4KwCA&sqi=2&ved=0CAYQ_AUoAQ

次のサイトも参考になるかも知れません。
http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?no=289

デイーゼルプッシャーのエアーシステム、  その3 エアードライヤー交換、修理

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正常に機能している場合はアッセンブリーで交換をする必要は無く、乾燥剤が入ったオイルフィルターフィルタータイプのカートリッジやチェックバルブ等オーバーホール部品が販売されています。 今回、Pure Air Plus用に私はDQ6026のキットを購入しました。 このキットにはチェックバルブと共に、交換フィルター類が含まれています。

アッセンブリー取り外し:
RVフォーラムの書き込みに依りますと、部品交換(フィルター、バルブを含む)をする際に外さずに行おうとした人が可なり居ますが、最終的には、アッセンブリーを外して作業をしている人が多い様です。 

エアードライヤーは可なり重量(約10Kg)があり、狭い場所の手の届き難い場所のシャシーに取り付けられています。 従って、取り外しや取り付けには力が必要で、仮に乗せるスタンドや空箱等があると役立ちます。

必要工具:
• フィルター(直径5インチ=12.7cm)を外すフィルターレンチ又はストラップレンチ
• ソケット  3/8、5/16、7/16、9/16
• ボックスレンチ 11/16
• マイナス スクルードライバー
• ネジ用漏り止め
• 古布、ペーパータオル等

所要時間:
2時間前後 (初めての場合)

取り外し/取り付け作業:
1. エアードレンを緩める等して全てのエアーを抜いて空気圧をゼロにする
2. スペース的に可能であれば、フィルター(径5インチ)を手で回せる程度に緩める (ゴミが入る事を防ぐ為にフィルターは外さない)
3. ドライヤーより全てのエアー配管を外す
4. ヒーターの配線をコネクター部分で、ロックタブを少し持ち上げて外す
5. 4本のボルト/ナットをブラケットより外して、ドライヤーアッセンブリーを取り出す
6. アッセンブリー外部の埃や汚れを取り除いてきれいにする
7. 1個のネジを外し、ストラップを緩めてブラケットを外した後、プレッシャーリリーフバルブを取り除く
 
注意 リリーフバルブのネジ部が緩まず、リリーフバルブを折るケースが多発、原因は組み立て時にネジ固着剤が使用されている為。  ユックリと均等の力を加え、緩まない場合はトーチで過熱してから緩める、折れた場合はドリルで折れた部分の穴を大きくしてからタップでねじ切りをするか、修理専門店へ

8. 新しいリリーフバルブをねじ込む (15 ft-lb)
9. 5インチのカートリッジを外す
10. カートリッジを外した後、ドライヤーアッセンブリーの穴よりプラスチック部分2箇所を摘まんでフィルターを取り出す
11. 新しいフィルターに“O”リングを取り付け、シリコングリースを付けてからドライヤーアッセンブリーの穴に差し込む
12. 新しい5インチのフィルターのシール部分にシリコングリースを塗り、取り付ける (ガスケットが接触後1/2回転、手締め、道具は使用しない)
13. 4本のボルト/ナットでドライヤーアッセンブリーをシャシーに取り付ける(30 ft-lb)
14. 外した配管、配線を元通りに繋げる
15. 数分間エンジンを回転し続けて、空気圧が約120psi(Cut Out Pressure)で止まる事を確認する
16. ブレーキを繰り返し、約90 psi(Cut In Pressure)で圧力が増し始める事を確認
17. 漏れが無い事を確認して完了


Haldex/MidlandのPure Air Plusに関して書きましたが、Meritor/WabcoのSystem Saverの場合は小型で部品数も少ないので、今回のPure Air Plusより簡単だと思います。 

参考1(写真):
フィルターの内部:
今回外した古いカートリッジを開いて内部を調べてみました。 その結果、フィルター内には0.5mm程度の、砂よりは大きな乾燥剤粒子が一杯に詰まっていて非常に頑丈に、高品質に出来ていて、フィルターが高価である理由が伺えます。

使用状態:
前回交換後7年経て、約10万Km 走行していますが、未だ80%の寿命が残っている様に思えました。 乾燥剤粒子の約10%程度がカートリッジ内部の底(取り付け状態で上)の部分で団子状に固まり、黒く変色していましたが、残りは乾燥してサラサラでした。 水分を含むと黒く変色すると思われます。

ドライヤー本体の下部は水分が多く、オイルと水が混ざったミルク状の液体が溜まっていて酷い状態と思いましたが、空気を圧縮すれば水滴が出来、本体の下部に常に水分があって当然、従って、酷い状態が正常と思われます。


参考2: 前回、エアードライヤー用ヒーターの導通が無い為に新しいヒーターを注文したと書きましたが、その後、マニュアルを読んでいて、このヒーターにはサーモスタットが内蔵されていて温度が約7度以下に下がると導通(12V用は1 - 2オーム)する事を知りました。 冷凍庫に1分ほど入れた後に測定の結果、丁度2オームを確認、古いヒーターを再度取り付けました。 

デイーゼルプッシャーのエアーシステム、  その2 エアードライヤー購入、部品購入

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エアードライヤーの種類:
エアードライヤー製造メーカーはHaldex、Midland、Meritor、Wabco、Bendix等がありますが、RVに多く使用されているのはHaldex/MidlandのPure Air Plus 又はMeritor/WabcoのSystem Saver 1200の2種類で、RVフォーラムに登場するエアードライヤーはPure Air Plusが僅かに多い様に思われます。

エアードライヤーのモデルの種類:
外観は同じでも異なる種類があり、又12V 用と24V用もありますので、アッセンブリー又は部品を購入する際は気を付ける必要があります。 又、ネットには社外品が安価で多数出回っていますし、フィルターはエンジンオイルフィルターに比べて高価ですので社外品を購入する人もあります。 しかし、純正品を薦める人が少なくありませんし、純正品製造メーカーでの再生品を薦める人も居ます。  社外部品の中には純正部品より良いと言われている部品もありますので、書き込みを全て信じる事は出来ないのですが。

現在取り付けられているエアードライヤーの正確なモデル名が分かれば良いのですが、モデル名が記されて居なかったり読めない場合もよくあります。 高価な部品購入時には部品特定を確実にする必要があります。

エアードライヤーの特定:
以前、書きましたが、RV部品を特定する場合は要領が必要です、即ち、エアードライヤーをRV製造会社に問い合わせても相手にして呉れません。 エアードライヤーはシャシー製造会社の責任(分担)で、エアーコンプレッサー、スターター、オールタネーター等はエンジンに取り付けてありますが、これらもシャシー製造会社の責任です。 

参考:
ウイニベーゴ、モナコ、ナショナルRV、サファリ、テイフィン等のRV製造会社はスパルタンシャシーとフレートライナーシャシーの両方を使って様々なモデル名のデイーゼルプッシャーを製造し、同じモデル名のデイーゼルプッシャーでもスパルタンシャシーもあればフレイトライナーシャシーもあります。  更に、スパルタンシャシーとフレイトライナーシャシーにはPure Air Plusを搭載している物もあればSystem Saver 1200を搭載している物もあります。

シャシー製造会社:
車幅制限を満たす為に日本に入って来ているデイーゼルプッシャーの多くは1990年前後から2000年前後に製造されたナローボデイーだと思われます。 此れらの殆どはスパルタン(Spartan Motors)とフレートライナー(Freightliner)が製造したシャシーです。 シャシーにはこの他に、ロードマスター、ダイナマックス、ギリング、マグナム、ニューウエル等のシャシー会社の物もありますが、主に高級ワイドボデイー向けで、生産台数は少なく、日本には殆ど入って来ていないと思われます。 幸運にもスパルタンとフレートライナーの2社は現在も存在し、RVシャシーを生産し続けています。  

シャシー製造会社はRVerの頼り:
スパルタンとフレートライナーの2社には自社で製造したシャシーの詳しい情報、即ち部品特定に必要な情報が保管されていて、問い合わせると教えて呉れます。 RV製造会社(ウイニベーゴ等)は一般的に不親切で、質問には余り快く応じて貰えませんし、RVフォーラムでは補償期間中の苦情も多数書き込まれています。 RVに関する部品の問い合わせはデーラー任せです。 
此れに反してシャシー製造会社は非常に親切です。  問い合わせをする場合は必ずVINナンバーが必要で、使用された車軸、ステアリングシステム、ブレーキシステムの他に、エンジン番号、RV製造メーカー、製造年月日等も教えて呉れます。

参考:
シボレーやフォードシャシーのクラスAやクラスCに関する部品の質問は少々異なり、製造メーカーに直接問い合わせでは無く、それぞれのデイーラーに問い合わせる事になります。 デイーラーは部品(自動車)販売が目的ですので、質問に対しては親切な所も在りますが、一般的には簡単ではありません。 GMやフォードの部品の場合は部品番号が変更になっていたり、時には製造中止になっていてVINでは特定が難しい部品もあります。 

エアードライヤーの部品番号特定:
シャシー製造会社に問い合わせれば必ずエアードライヤーの製造メーカー名、部品番号は分かります。 部品番号が分かれば後は簡単です。 

アッセンブリーで交換、又は必要部品購入:
お金は掛りますが、簡単で確かで早いのはアッセンブリーを購入して交換です。 この場合はフィッテイング(配管ネジ類)は含まれて居ませんので古い物を外して付け替えが必要です。 

必要な部品を購入してオーバーホールをする場合は次のサイトが役立つと思います。

Haldex/ MidlandのPure Air Plus
http://www.beamalarm.com/foretravel-links/PDF/Haldex%20Air%20Dryer%20Troubleshooting%20Instructions.pdf

Meritor/WabcoのSystem Saver 1200
http://www.meritorwabco.com/MeritorWABCO_document/mm34.pdf

次回は実際の修理に関して書きます。

デイーゼルプッシャーのエアーシステム, その1 エアードライヤー全般

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最近、知人が交換用エアードライヤーアッセンブリーを注文しましたので、自分のRVのエアードライヤーを確認してみました。 その結果、7年前にオーバーホール以後無視をしていましたので之を機会に私もエアードライヤーのオーバーホールキットを購入して、本日エアードライヤーを取り外して内部を確認してみました。 矢張り驚きの状態でした。 7年前にオーバーホールした時も酷い状態でした。

電気システムの故障の続きを書く予定でしたが、その前にデイーゼルプッシャーのエアーシステム並びにエアードライヤーに関して書きます。


町で見る大型バスやトラックにはエアーサスペンションやエアーブレーキが装備されていますが、デイーゼルプッシャーの殆どにもエアーシステムが装備されています。 

余談:
クラスA(バス型RV)の後部にデイーゼルエンジンを搭載しているRVをデイーゼルプッシャーと呼び、  ガソリンエンジンを後部に搭載していたり、デイーゼルエンジンを前部に搭載しているクラスAはデイーゼルプッシャーとは呼びません(当たり前ですが)。 約10年前から省エネを目的とした前方にデイーゼルエンジンを搭載したクラスA(FRED=Front Engine Diesel)が出回っていますが、これらの殆どはエアーシステムは装備して居らず、エアーサスペンションやエアーブレーキは装備されていません。 デイーゼルエンジンの効率の良さを利用、エンジンを前方に取り付ける事で冷却の効率を良くし、即ち後部や後部横で大きな冷却ファンを回す無駄を軽減、更にエアーコンプレッサーを回す無駄を省いて燃費を向上させる為です。 その為、燃費は同じクラスのデイーゼルプッシャーに比べて20%程度、ガソリンクラスAに比べて30-40%程度良い様です。

エアードライヤーは重要:
エアーシステムにはエアードライヤーと呼ばれる水分を取り除く装置が付いています。 この装置にはヒーターと共にエアーフィルターが付いていますが、多くの人が、私も含めてこのフィルターを軽視しがちです。 オイルフィルターやエンジン用のエアーフィルターは定期的に交換してもこのエアーシステムのフィルターを定期的に交換しているRVerは稀だと思います。 マニュアルに依りますと長距離大型トラックの場合は1年に1回との事ですが、RVフォーラムでの意見ではRVの場合は2-3年毎程度で良い様です。之はシャシーデイーラーの意見も反映されています。

ビデオ:
交換をしないと次のビデオの様な事になります。
要約しますと、朝3時に起きて牧草を遠方に運んでいたら変速が難しくなり、エアーブレーキにも支障(戻らない)が出て、新品エアードライヤーに$500余りを投じる。 エアードライヤーは機能しなくなっても外見からは分からないので困る。 之まで行った修理の中でも簡単な修理。 風邪を引いていて調子が悪い時にやりたくはないのだが。  自分で簡単に出来るので、怖がらずに自分でやりなさい。 簡単なので人に頼ってお金を無駄にする必要は無い。 修理の結果シフトが可能になる。
https://www.youtube.com/watch?v=RKuSgM-eLtE


デイーゼルプッシャーの殆どのエンジンにエアーコンプレッサーが取り付けられていて、空気ブレーキやエアーサスペンションが装備されています。  

エアーシステムは3つの重要部品、即ちエンジンに取り付けられたエアーコンプレッサー、プレッシャーガバナー、エアードライヤー、その他の配管、タンク、安全バルブ、圧力センサー、圧力ゲージ、更にサスペンション部品やエアーブレーキ部品等から成り立っていています。 

機械や電気部品ですので故障を起こす事もあって当然ですが、エアーシステム自体の問題は意外と少なくてRVフォーラム等で書き込みの主な物はエアー漏れで、部品機能の不具合は稀です。 従って、エアーシステムの定期的な点検を怠るオーナーは当然多く、稀にフィルター交換に関する書き込みがあります。

エアードライヤの内部状態:
本日、エアードライヤーを取り外して内部を確認したところ、内部は水、真っ黒な砂状のカーボン(写真右上)、オイルと水が混ざったドロドロの液体(写真下)等が溜まっていて、傾けるとゆっくり流れ出す状態でした。 ビデオでの説明と非常によく似ていました。

カートリッジフィルター内の状態は未だ開いて(壊して)確認していませんが、エアードライヤー内部が酷い状態でしたので、念の為にヒーターの導通を確認してみましたら、案の定ヒーターは切れていました。 早速交換ヒーターを注文しました(参考: ヒーターは寒冷地で水分の凍結を防ぐ為)。

次回はエアードライヤーに関して更に詳しく、又取り外し方法等に関しての説明もする予定です。

RVの電気システムの故障修理  その1 RVの部品構成概略

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“RVの初心者向け”としてRVの根本が理解出来て、修理の際に役立つ様に順を追って書きます。  RVを此れから始めようと思っている方や修理を余りした事が無い方を対象に、RVの電気に関連する故障ノミならず、一般的な故障が起った場合に役立つと思われる基礎知識を何度かに分けて書きたいと思います。

• 故障の例
RVの故障には電気に関係している問題が少なくありません。 例えば、①エンジンが掛からない、②方向指示器が点灯しない、③ステップが機能しない等や、④冷蔵庫が機能しない、⑤室内照明が点灯しない、⑥RVの周りに付いているマーカー灯が点灯しない等や、⑦テレビに電源が来ない、⑧電子レンジが使えない等、様々な問題が発生します。 ガレージの中に常に駐車させて置けば別ですが、家を車に積んで走り回り、時にはガタガタ道、時には大雨の中を走るのですから、振動テストや雨漏りテストをしているのと同じで、故障が起きても止むを得ないと考える冪なのでしょう。 後ほど、これ等の故障に関しての概要を説明します。

• 修理は誰にでも出来る
RVを所有していて修理が全く出来なくては大変です;目的地に向う途中で問題が起きたり、定期的な修理経費等は考えただけでも嫌になります。 しかし、RVを所有するからにはこれ等の問題に直面して行かなければ成りません。 よく修理は苦手、電気に弱いと言うような言葉を聞きますが、人間は少しづつやる事で段々得意になって行きます。 例え、全ての修理が出来なくても、自分で出来る修理と専門家に任せた方が良い修理との判断が付く様になりますし、予め故障の説明がある程度出来れば現実離れした法外な修理費を取られる事も無くなると思います。 又、修理の複雑さ、トラブルシューテイングの難しさを知れば高額修理代も納得が行き、気が楽になるかも知れません。 ある程度修理が出来るように成れば、修理工場では時間が掛かって採算が取れない(断られる)修理も自分で時間を掛けて出来る様な修理もあります。

• トラブルシューテイング
電機の故障には単なる使用器具(部品)の故障から、配線の接触問題、断線(ヒューズ)、部品の欠陥等様々ですが、故障の原因を特定、即ちトラブルシューテイングが必要です。 上に電気関係の故障の例を8個書きましたが、これらは異なる系統の故障です。  電気の故障の多くはトラブルシューテイングに時間が掛かり、欠陥修理にはそれほど時間が掛からないのが一般的です。 無論、部品交換が大変な場合もありますが。 

電気に関連した問題の場合、機能しない部品(製品)に近い所に原因がある事もありますが、近くばかりとは限りません、即ち、RV後部の電灯が点灯しない場合に前方にあるバッテリー付近の配線に問題がある場合もあり得ます。 従って、トラブルシューテイングをする為に欠かせないのは全体の構成を知っている事です。 

前置きが長くなりましたが、今回はRVを修理をする場合に知って於く必要のある基礎知識、即ち、RVの製造工程を書きます。

• RV製造工程概略
一般の乗用車や軽乗用車は通常自動車会社一社で製造されます、即ちトヨタ車、日産車、ダイハツ車は、それぞれの工場で全ての部品が取り付けられて完成車になります。 しかし、RVの場合は、特にクラスAやクラスCは自動車会社で完成させたバスやバン、又は半完成品のシャシーをRV製造会社で改造や居住部分を足されて、RVとしての完成車となります。 また、クラスA、特にデイーゼルプッシャーの多くは、シャシー部分はシャシー会社で、エンジン、車軸、サスペンション等が専門会社から寄せ集められて、自社製シャシーに組み立てられて製造されます。 出来上がったシャシーがRV会社に持ち込まれてRVとなります(スケッチ)。

• 車体番号(VIN)、RV番号、エンジン番号、トランスミッション番号に関して
自動車には必ずVIN(Vehichle Identivication Number)と呼ばれる車体番号があります。 エンジンには個々のエンジン番号があります。 同様にRVにはモデル名とRV製造会社の製造番号があります。 
部品を特定する場合にはこれ等の番号が大いに役立ち、時には不可欠な場合もあります。

• VIN(Vehichle Identivication Number=車体番号)
各シャシー固有の17桁のアルファベットを含んだ番号で製造国、メーカー、年式、モデル、製造工場、その他、エンジンやトランスミッション等の使用部品が分かります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E8%AD%98%E5%88%A5%E7%95%AA%E5%8F%B7
シャシー部品、例えばスターターモーターを探す場合は、“シャシー会社名(フォード、シボレー等)、年式(1995年型等)、モデル名(F350、E350 等)、エンジンサイズ(460CUI)”等が必要です。

• エンジン番号
エンジン固有の番号で、エンジン部品、例えばピストン、排気弁、オイルパン等を特定する場合に必要です。

• トランスミッション番号
エンジン番号同様、トランスミッションの部品を特定する場合に必要です。

• RV製造番号
此れはVINで代用出来る場合もありますが、RV製造会社、例えばウイニベーゴーやナショナルRV等のRV製造会社が必ず発行して番号で、通常キッチンキャビネットの中や運転席の横の壁に表示されてあります。  RVメーカーに直接問い合わせてハウス部分の配管関係部品、配線関係部品、装飾品部品等を特定する場合に役立ちます。 しかし、多くの場合、ハウス部分の使用部品は曖昧で、RV部品販売店で部品を購入する場合は、“RV会社名(アイタスカ等)、年式(1995年型等)、モデル名(サンフライヤー等)、フロアプラン(ICN27RT等)”、これ等があると、例えば飲料水用のウオーターポンプやヒーター等の特定に役立ちます。

• 部品を特定する方法
正しい部品を探す場合に欠かせないのが、部品特定に必要な事項を知る事です。 
例えば、バーノン(クラスC RV)のスパークプラグを買う場合に、“1992年型バーノン”と言って注文しても購入は不可能です。 バーノンはRVの名称であってシャシーとは全く関係がありません。 店員は自動車部品には精通していてもRVに関しての知識は全く無い場合が多く、バーノン、アイタスカ、カリビアン等のRVの名称は聞いた事が無いかも知れません。 又、部品表にはその様な名前では表示されていません。 必要なのはVIN又は“シャシー会社名(フォード、シボレー等)、年式(1995年型等)、モデル名(F350、E350 等)、エンジンサイズ(460CUI)”等の名称です。

VINやエンジン番号が非常に大切な場合があります。それはVINで特定出来た部品はほぼ100%間違いないからです。 例えば、1985年に部品変更があり、1986年型からは異なるデザイン(サイズ)が使用されていて、果たして1985年部品か1986年部品が使用されているのか特定が困難な場合があります。 又、年式、モデル名、装備エンジン等全ての条件が同じでもシャシーの重量、装備等で異なる部品が使用されている場合があります。 ブレーキ部品が良い例で、後輪がダブルタイヤか、4輪全てがデイスクブレーキか等でも異なる部品が使用されている場合があります。 この様な場合はVINが唯一の便りです。 

当たり前の事が書かれていると感じた読者も多いかも知れませんが、少しは役立ったとお感じなる読者がいらっしゃれば良いのですが?

次は電気システムの故障に役立つ基礎を書きたいと思います。

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エアーストリーム クラスA:

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今回、エアーストリームのクラスAを取り上げたのはネットキャンパーのメンバーからの質問が第一の理由ですが、エアーストリーム(クラシックモデル)はナローボデイーである為に日本での登録が可能であると共に、屋根を含めた外壁がアルミである為に手入れ次第で長期間の使用が可能です。 又、内装も豪華材料が使われて、高級RVとして受け取られていて、アメリカ国内でも現在も多くのエアーストリームが愛好家に依って大切に使用されていたり、リストアーされています。

エアーストリーム社が1974年にアガシー(Argosy)モデルのトラベルトレーラーを製造し始めた際にエアーストリーム社の初めてのクラスAが製造されました。 クラスAもエアーストリーム独特のアルミ板をリベットで組み立てる製法で、エアーストリームトラベルトレーラーと同じ形状をしていました。

アガシーモデル(トレーラーを含め)はそれまでのエアーストリームトラベルトレーラーに比べて前後のキャップ(前後全体)にアルミでは無くてブリキが使われました。 又、外壁全体が塗装されて居た為、製造過程で傷等でエアーストリームに使用出来ないアルミ外壁も利用し、製品開発用にも使われて一般のエアーストリームに比べて多少安かった様です。

余談:
1976-1976年?頃に私が働いていたロスアンジェルスの会社に、オレゴン州のお客さんが来て、“今このモーターホームを受け取って来た”と言って見せて呉れたのがArgosyでした。 その頃はガソリン不足もやや解消され、それまで主流であったピックアップトラックに載せたスライドインキャンパーからクラスBやクラスCがポピュラーに成り始めていました。 しかし、クラスAは滅多に見る事は無く、現在のモデルからは考えられない“之が”と思われる野暮ったい形状をしたクラスAモナコや高級感を感じさせたエギュゼキュテイブ クラスAが思い出されます。 私は、オイルショックでガソリン不足(高騰)の為に持っていたスライドインキャンパーを売って仕舞った頃でしたが、その時は覚悟が出来ていたのかそれ程RVが欲しいとは思わなかった様な気がしますが、その後1980年にホルクスワーゲンのウエストフェリアを、1985年にクラスAを購入しています。

1979年にArgosyからAirstreamの名称に変更、エクセラ(Excella)モデルとして独特のリベットで組み立てられたアルミの外壁で知られるエアーストリームのクラスAの製造が始まりました。 丁度この頃にエアーストリームは新しく設立されたThor社に経営が替わり、トラベルトレーラー、エクセラモデルのトラベルトレーラーが同じモデル名のクラスAと共に発売されました。 

エアーストリームはその後、数々の長さ、エンジン、フロアプラン等が製造し、1982年には後輪2軸の325、345モデル(スケッチ上)を登場させましました。 それぞれの番号は全長を、モデル名の345モデルは34.5フィートを示します。 

エンジンはシボレーの454エンジンが基本ですが、初期には少数の350エンジンも使用された様で、1982年からはいすゞの6気筒デイーゼルエンジンも加わり、その他フォード460エンジン、カミンズデイーゼルエンジン等も搭載され、カミンズの場合は1990年代にはデイーゼルプッシャーモデルも製造されました。

1989年からは製造コストを下げる為に、クラスAに関してはアルミの外壁の他にファイバーグラスを使用したLand Yachtの販売も開始されましたが、アルミ製外壁のエアーストリームクラスAは1996年を最後に、そして2006年にはエアーストリーム社製の全てのクラスAの製造が終わりました。


参考:
エアーストリーム社製(親会社は数回変更)のモデル名、年式は次の通りです。

Argosy モデル:
1974
Argosy 20' Front-Bath
Argosy 24' Rear Twins

1975
Argosy 20' Rear Bath, Front Bath
Argosy 24' Rear Twins, Rear Salon
Argosy 26' Rear Twins, Rear Salon

1976
Argosy 20’Rear Salon, 20' Rear Bath
Argosy 24’Rear Salon, 24' Rear Twins, Rear Salon
Argosy 26’Rear Salon, 26' Rear Twins
Argosy 28’Rear Salon, 28' Center Double, Center Twins

1977
Argosy 20' Rear Bath, 20’Rear Salon (Double)
Argosy 24' Rear Twins, 24' Double Sofa
Argosy 28' Rear Twins, 28' Double

1978
Argosy 20' Rear Bath
Argosy 24' Center Twins, 24' Double Sofa
Argosy 28' Center Twins, 28' Center Double, 28' Rear Salon

Airstream モデル:
1979
Excella 24' Rear Bath Double
Excella 28' Center Bath Twins, 28' Center Bath Double, 28' Rear Bath Twins, 28' Rear Bath Double

1981
Airstream 28' Rear Bath Twins, 28' Rear Bath Double

1982
Airstream 280 Rear Bath Twins Gas, 280 Rear Bath Double Gas, 280 Rear Bath Twins Isuzu Diesel, 280 Rear Bath Double Isuzu Diesel
Airstream 310 Center Bath Twins, 310 Center Bath Double, 310 Center Bath Rear Facing Sofas
Excella 28'
Excella 31'

1983
Airstream 280 Rear Bath Twins Gas, 280 Rear Bath Double Gas, 280 Rear Bath Twins Diesel, 280 Rear Bath Double Diesel
Airstream 300 Rear Bath Twins, 300 Rear Bath Double
Airstream 310 Center Bath Twins Gas, 310 Center Bath Double Gas, 310 Rear Facing Sofas Gas, 310 Center Bath Twins Diesel, 310 Center Bath Double Diesel, 310 Rear Facing Sofas Diesel

1984
Airstream 270 Rear Bath
Airstream 310 Center Bath Twin, 310 Center Bath Double, 310 Center Bath Rear Lounge
Airstream 325 Center Bath
Airstream 345 Center Bath Twin, 345 Center Bath Double

1985
Airstream 270 Rear Bath Double
Airstream 290 Center Bath Twins, 290 Center Bath Double
Airstream 325 Center Bath Twins, 325 Center Bath Double
Airstream 345 Center Bath Twins, 345 Center Bath Double

1986
Airstream 290 Center Bath Twins, 290 Center Bath Double
Airstream 325 Center Bath Twins, 325 Center Bath Double
Airstream 345 Center Bath Twins, 345 Center Bath Double, 345 Center Bath Island Double
Airstream 370 Custom

1987
Airstream 290 Center Bath Twins, 290 Center Bath Double
Airstream 325 Center Bath Twins, 325 Center Bath Double
Airstream 345 Center Bath Twins, 345 Center Bath Double, 345 Center Bath Island Double

1988
Airstream 290 Center Bath Twins, 290 Center Bath Double
Airstream 325 Center Bath Twins, 325 Center Bath Double
Airstream 345 Center Bath Twins, 345 Center Bath Double, 345 Center Bath Island Double
Airstream 365 Center Bath Double
Airstream 370 Center Bath Twins, 370 Center Bath Double

1989
Airstream 290 Center Bath Twins, 290 Center Bath Double
Airstream 325 Center Bath Twins, 325 Center Bath Double
Airstream 345 Center Bath Twins, 345 Center Bath Double, 345 Center Bath Island Double
Airstream 370 Center Bath Twins, 370 Center Bath Double
Land Yacht 36'Center Bath

1990
Airstream 250 Center Bath, 250 Rear Bath
Airstream 290 Center Bath
Airstream 325 Center Bath
Airstream 345 Center Bath
Airstream 350 Center Bath

Land Yacht 29' Rear Twins, 29' Rear Double
Land Yacht 32' Rear Twins, 32' Rear Short Queen
Land Yacht 33' Rear Twins, 33' Rear Short Queen
Land Yacht 35' Rear Twins, 35' Rear Short Queen

1991
Airstream 250 Center Bath
Airstream 300 Rear Twins, 300 Rear Queen
Airstream 350 Rear Twins, 350 Rear Queen

Land Yacht 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Land Yacht 33' Rear Twins, 33' Rear Queen
Land Yacht 36' Rear Twins, 36' Rear Queen

1992
Airstream 250 Corner Double
Airstream 300 Rear Twins, 300 Rear Queen
Airstream 350 Rear Twins, 350 Rear Queen

Land Yacht 33' Rear Twins, Land Yacht 33' Rear Queen
Land Yacht 34' Diesel Pusher
Land Yacht 36' Rear Twins, Land Yacht 36' Rear Queen
Legacy 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Legacy 34' Rear Twins, 34' Rear Queen

1993
Airstream 250 Corner Double
Airstream 340 Diesel Pusher Rear Queen
Airstream 360 Rear Queen

Land Yacht 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Land Yacht 33' Rear Twins, 33' Rear Queen
Land Yacht 34' Diesel Pusher
Land Yacht 36' Rear Twins, 36' Rear Queen
Legacy 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Legacy 34' Rear Twins, 34' Rear Queen, 34' Diesel Pusher

1994
Airstream Classic 340、360

Land Yacht 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Land Yacht 33' Rear Twins, 33' Rear Queen
Land Yacht 36' Rear Twins, 36' Rear Queen
Legacy 30' Rear Twins, 30' Rear Queen
Legacy 34' Rear Twins, 34' Rear Queen

1995
Airstream Classic 36' Diesel Pusher Twins, 36' Diesel Pusher Queen, 36' Gas Twins, 36' Gas Queen

Land Yacht Cutter Bus 30' Twins, 30' Queen
Land Yacht Cutter 33' Twin, 33' Queen
Land Yacht Cutter Bus 34' Twins, Bus 34' Queen
Land Yacht Cutter Bus 35' Diesel Pusher Queen
Land Yacht Cutter Bus 36' Twins, 36' Queen

1996
Airstream Classic 36' Queen

Land Yacht 30" Twins, 30" Queen
Land Yacht 33" Twins, 33" Queen
Land Yacht Widebody 35" Queen
Clipper Diesel Bus 36' Queen
Cutter Bus 30' Twins, 30' Queen
Cutter Diesel Pusher 32' Queen
Cutter Bus Chevy 34' Twins, Chevy 34' Queen
Cutter Bus Chevy 36' Twins, Chevy 36' Queen
Cutter Bus Ford 34' Twins, Ford 34' Queen
Cutter Bus Ford 36' Twins, Ford 36' Queen

Airstream Classic、Clipper  1996年を最後に製造終了
Legacy  1994年を最後に製造終了
Cutter Bus  1999年を最後に製造終了
Land Yacht  2006年を最後に製造終了

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サンクスギビングデー

ファイル 628-1.jpg

11月の最終木曜日がサンクスギビングデーの祝日で、今年も数日前に過ぎましたが、サンクスギビングデーに七面鳥料理が出るのは日本でもよく知られていると思います。 七面鳥の代わりに、地方に依ってはアヒル、鴨、ウズラ、ハム、その他カニ(蟹)等が使われたり、最近では菜食主義者用として豆腐料理をする家庭もあるそうです。 我が家は年に依って七面鳥にしたりハムにしたりし、クリスマスはその逆をします。 七面鳥はスーパーで大小(大は10Kg以上)簡単に手に入り、大きさに依って4-5時間掛けてローストしますが、バーベキューにしたり、スモークにする家庭もあります。 

今回は、夏に釣って来た鮭をスモークする為に最近スモーカーボックスを購入しましたので、初めて七面鳥をスモークしてみました。 2日前から手ごしらえをして、朝8時半から開始、約10時間掛けてスモークを行いました。 少々手間が掛かりましたが味は最高で、来年もスモークにします。

サンクスギビングデーの料理は七面鳥の他に収穫された野菜や果物等が使われ、カボチャ、スクオッシ、サツマイモ、トウモロコシ等の料理やアップルパイ、スイートポテートパイ、パンプキンパイ等の様なパイも並びます。 又、クランベリーはサンクスギビングデーに欠かせないもので、ソースやジャムとして出ます。

クランベリーは普段はクランベリージュースとして売られていて、特に女性の複雑な身体構造の健康に役立つ食品(飲料)ともされています。 尚、健康の為に飲む場合は100%果汁を選択する必要があり、中には0%、5%果汁等と表示されて居る物もありますので要注意です。 最近は、このクランベリー飲料が日本でも手に入る様に成りましたが、10年ほど前は何処のスーパーにも置いてありませんでした。

処で、クランベリーはどの様にして収穫されるかご存知ですか? 次のビデオをご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=XZPXQ7nw_9Y

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