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キャンピングカーで使われているビス類

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写真は左上から順番に1.ガラクタネジ類、2. キャンピングカー用ネジ、 3. 購入したステンレス製ネジ、4. 選別したキャンピングカー用ネジ、他にもボルトやナット類も持ち歩いています。 此れだけ持ち歩いても使うのは年に一度無いかも知れませんが、人里離れた所での故障を考えると持たざるを得ません。 勿論、持っていて重宝した事も何度かあります。

キャンピングカーで使われているビスは、一般的に使われているビス(ネジ)類と異なります。 そして、それらは私の住んでいる近辺では、ネジ専門店でも売っていません。 右上の写真のネジは全て自分のキャンピングカーから集めた物です。 即ち、改装した際に必要の無くなったネジを集めたり、床下や引き出しの下等から拾い集めた物です。 無論、今までに使いましたので、集めた数はモットあります。

右下の写真のネジは全て異なります;長さ、太さ、ねじ山、頭の色、先端形状。 他にも何種類かありましたが使って仕舞って持ち合わせがありません。 此れらのネジが特殊である理由は回す溝がプラスやマイナスではなく角溝です。プラスやマイナスの溝の場合は使っている内にダレて来て使えなく(滑る)成る場合もありますが、角溝の場合はそのような事は先ずありません。 ドリルモーターを使って無理をして締め込めば、ネジの首の部分で折れて仕舞いますが、角溝がダレると言う事はありません。

角溝の付いたネジを回す“ビット”には3種類(S1、S2、S3)ありますが、キャンピングカーで使われているネジサイズはS2で、小さなネジはS1、写真に写っているネジより大きく(#12以上)なるとS3が使れます。 右下の写真内の4個のビットは左2個がS2、其の右がS1、一番右がS3です。

右下の写真のネジには金属用と木材用が混ざっています。 一般にシートメタル スクルー(金属板用ネジ)と呼ばれる金属用ネジは下穴を開けてねじ込みますが、写真にも写っています様に、先端にドリルが付いていて下穴を開けながらねじ込めるネジがあります。 キャンピングカー組み立ての際、部品を金属ベースに取り付ける場合は殆どこのタイプのネジが使われていて、金属に穴を開ける際、角溝の威力を発揮します。

木材用ネジにも先端にドリル状の溝が切ってあるもの(右から3番目と4番目は先端がキリ状)があります。 安価に木材を組み立てる場合は“コの字型”の釘を打つ空気圧ガンを使って作業しますが、高価な、組み立てはドリル付きネジを使用して組み立てるようです。 この場合も角溝が威力を発揮します。

左下の写真のネジはキャンピングカーの外部の錆びたネジを取り替える為に購入したステンレス製ネジですが、残念ながら角溝のネジが見つからず、プラス溝のネジです。 昨夜、ネットで調べていましたら、船舶部品(装備)を売る店でステンレスの角溝ネジを売っているようですので調べてみようと思っています。

角溝ネジはテラスやデッキの組み立て用に、日本でも売られているのを見たことがあり、角溝ビットは100円ショップでも売られています。
RVKen