日本語と英語では異なる意味の言葉があります。 〝DEF”オイルはその様な言葉の一つです。
日本語での〝DEF”オイルと言えばデフオイル、即ちデファレンシャルギヤーの潤滑油の事だと思いますが、英語での〝DEF”オイルは潤滑油では無くてデイーゼルエンジンの排気ガスの触媒装置に使われる液体を意味します。
〝デフオイルと混乱するのでは?”と思われるかも知れませんが、文字に書けば明らかに異なります。
デフオイル: Diff Oil (Differential Gear Oil)
排気ガス用触媒液: DEF Oil (Diesel Exhaust Fluid)
と言う事になり、アメリカに於いてデイーゼルエンジンを搭載したRVに興味がある人やトラック運転手は勿論、デイーゼルエンジン搭載車を所有する人の多くはこの二つの言葉が異なる事を理解していると思います。
〝DEF”オイルは殆ど全てのトラック用のガソリンスタンド(アメリカではトラックストップと呼ばれる)に燃料ポンプと同様の〝DEF”オイル用のポンプが設置されていて、ガソリンが黒(レギュラーガスは赤)のノズル、軽油が緑のノズルに対して、〝DEF”オイルは青のノズルで販売されており、自動車部品店やウオールマートの様な量販店でもプラスチック容器に入ったDEFオイルが販売されています。