幹線道路を走っていますと大きな、又は長い荷物を積んだトラックが“Oversize Load”と書かれたサインを付けて走っています。
カルフォルニア州では乗用の最高制限速度が70マイル/時でも牽引車の最高制限速度は全て55マイル/時となっています。 しかし、他州では乗用車と牽引車の制限速度が同じ場合が多く、それらの州では制限速度で走っている場合も少なく無く、遅い乗用車は抜かして行きます。
当然ながら私はショッチュウ抜かされますが、トラックは各地にあるトラック専用の計量施設(Weigh Station)で止まらなくてはなりませんので、同じトラックに2度、3度抜かされる事もあります。
オーバーサイズトラックの後ろ、又は前後に先導者(パイロット・カー)が付いている場合もありますが、単独で走行している場合もあります。 往復車線に中央分離帯が無い、田舎道を走行する様な場合は、先導者が後ろに付いて追い越し車が居る事を伝えたり(バックミラーでは後方が見えない)、前方に先回りして対向車にオーバーサイズトラックが接近している事を知らせたり、トランシーバーでトラック運転手と会話をしながら動き回ります。
立体交差の中には例えインターステートの幹線道路でも橋が低過ぎる場合もあります。 これ等の低い立体交差では一旦高速道路を出て、上を通って再度高速道路に入ります。