東京地方は雨で、薄暗い1日でした。 既にご存知の方も多いかも知れませんが、アメリカでは日中でも薄暗い時や雨降りの場合はヘッドライトを点灯して走ります。 今日、私が走った様な状況では全ての自動車がヘッドライトを点灯しています。
カナダでは晴天でも昼間のヘッドライト点灯が義務付けられているようで、点灯せずに走っている車はアメリカ側から入って来た車だと思って間違い無いでしょう。 恐らく、エンジンが回っている間は常にヘッドライトが点灯するようになっていると思われます。
アメリカ国内でも、旅行中、ある道路区間(数十キロ、時には数百キロ)では事故を減らす目的で強制的にヘッドライト点灯を指示する標識が立って居る所が時々あります。
最近の新しい車は(カナダ同様)エンジンを始動すると昼夜に関係無くヘッドライトが自動的に点灯するようになっているようで、レンタカーは全て常にヘッドライトが点灯します。
ヘッドライトが昼間点灯するキャンピングカーを持っている人達が時々話題にする事があります。 それは次の理由です。
アメリカの大型トラックやバス、クラスA等の運転手は、追い越しをしている他の大型車に対して “自分の前に車線変更をしても大丈夫ですよ” との合図にヘッドライトを点灯します。 其の為、“常にヘッドライトが点灯している自分のクラスAの前に合図と勘違いしてスレスレ、又は幅寄せのように他の車が車線変更をして来る”との苦情です。 昼間は点灯させなく改造する方法を聞いたり、改造した人も居ます。
日本では夕方、薄暗くなってもヘッドライトを点灯しない車が目立ちますが、アメリカでは早めに点灯します。 法律では曇り、雨、雪、霧の時はヘッドライト点灯を促し、ワイパーが必要は状況ではヘッドライト点灯が義務付けられています。
車幅灯はパーキングライトと呼ばれ、車幅灯で走ることは禁じられています。
夜間、信号待ちの際ヘッドライトを消すのは日本だけの習慣なのでしょうか? アジア圏ではお行われている国もあるのかも知れませんが、アメリカやカナダでは行われていません。 安全の面、又歩行者や対向車に対するマナーを考えると非常に良い習慣だと思います。
以上、ヘッドライトに関する習慣の違いでした。
RVKen