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ラバーネッキング(Rubbernecking)

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数日間出掛けて来ました。  現在、ガソリンの価格が下がって居る為(?)高速道路は車が多く、小さな事故でも渋滞に繋がります。

上の写真は、高速道路に平行して走っている直線の道の真ん中で一台の車が仰向けになっていて、パトロールカーが4-5台と消防自動車が事故処理をしていた情景です。  

数回前のブログで“ラバーネッキング”と言う言葉を紹介しましたが、今回もその為に渋滞が起っていました。 事故現場は高速道路外で、渋滞を起こす必要は無い筈なのですが、 “ラバーネッキング”の為にノロノロ運転の有様です。

事故は絶対嫌です。 しかし、RVを楽しむ中で交通事故とは背中合わせです。 事故を起こしたり、巻き込まれれば、お金は掛かりますし、運が悪ければ痛い目にあったり、最悪の場合はRVを止めなければなりません。

事故に巻き込まれない為には、運転中に幾つか心掛ける事柄があります。
1. 他の運転者を優先させる
先を急ぐ為に頻繁に車線を変更したり、割り込みを繰り返す運転者が居ますが、その様な運転がやり易い様にそれらの運転者には譲る運転を心掛けましょう。 常に他の運転者に道を譲る気持ちで運転をするとムカツク事は無くなります。 昔は私も青くて、嫌がらせでもされれば決して負けてはいませんでしたが、これほど危険な事はありません。 当然ですが、高速道路等で安全に車の流れに乗る為には、特に大型RVを運転している場合は、速度を増して少々豪快に割り込みが必要になる場合もあります。 速度を下げたり、躊躇をすれば返って危険な状態を作る結果になります。

2. 自分の車の周りの様子を常に知る
突然の反応が必要な場合、例えば急に左側から自転車が出て来た場合に、急ブレーキを掛けても間に合わなかったり、後続車に追突される可能性があります。 しかし、周りの様子が分かって居て、ハンドルでかわした方が事故を避ける確立が高い場合が少なくありません。 後続車が居る場合に急ブレーキを掛けますと、後続運転者の運転操作に頼る事になり、追突される可能性が出て来ます。 そう成らない為には常時バックミラーを使用して周りの様子を知る必要があり、慣れて来れば無意識の内に周りの状況が分かる様になります。 バックミラーの位置は前の方に突き出して居ればいるほど死角が少なくなって効果的で、タクシーに付けてあるバックミラーは最高です。 

3. 危険な状況から離れる
• 車の流れに乗れない車、即ちスピードの出し過ぎは勿論、他の車より極端に遅く走るのも危険です。 制限速度が60Km/時の場所で流れは80Km/時の場合は頻繁にあります。  混雑をして居なければ20Km/時程度制限オーバーをして走行しているのが現実です。 制限速度は守る冪でも他の車、即ち流れを無視して走ると事故を起す可能性が高くなり、かと言って20Km/時の速度オーバーを続けるのもどうかと思います。 
日本の制限速度標識は殆ど全てが明らかに低過ぎと思われます。  制限速度を超えての走行が当然で、速度制限を常に守って運転している人は安全運転を知らない、又は無視して運転している状況です。 現在の制限速度を一律20Km/時上げれば事故は減ると私は考えています。  本来は、制限速度表示に近い速度で走行し、運転者の判断で危険であれば速度を落す冪で、制限標識は高い速度にし、危険な箇所には警戒標識や補助標識を使えば良いのですが。  

参考:
決してお勧めする訳ではありませんが、私は日本の高速道路を走行する際は通常10Km/時オーバーで走行しています。  この速度で走行しても(直線の場合)多くの乗用車は勿論、観光バスの半数は追い越して行きます。 

• 走行中に目立つ運転、即ち極端に早くブレーキを掛けたり、急なブレーキを掛けたり、速度が一定しなかったり、蛇行したり、その他周りの人がいる事を無視して自分だけの道路の積もりで運転している人が居ますが、この様な車からも出来るだけ早く離れた方が安全です。 自分自身だけの場合は事故を避ける事が可能でも、他の人が巻き込まれて仕舞えば、それに巻き添えになる可能性が出て来ます。

4. 事故が起りそうな場所では必要以上に安全運転
• ショッピングセンターやホームセンターの駐車場では極力を速度を下げて走行し、特にバックをする場合は尚更です。 又、バックをする場合は後方は勿論、常時左右から来る車にも注意が必要で、それにはバックミラーを使用するのが一番確実です。 首を回して後ろを見たり左右を確認するとどうしても見えない場所や時間帯が出て来ます(免許取得時は例外、運転に慣れて来たら現実に即した安全運転に切り替え)。  

• 私はスクーターで出歩きますが、後ろから私のスクーターの横をスレスレに追い越して行く車が時々居ます。 余程私の運転を信頼して呉れている(?)のだと感心します。 自転車やオートバイ等の2輪車を追い越す場合は少なくとも2m、大型車RVで追い越す場合や速度が高い場合は風圧も考えてそれ以上の距離を離して追い越す必要があります。

参考:
アメリカでは、高速道路の路肩で何らかの理由でパトロールカーが駐車している場合は、大型車両は車線を変更して駐車をしているパトロールカーから離れて走行するか、又は車線変更が出来ない場合は徐行をする事が法律で義務付けられています。  故障をして駐車している大型車や工事関係者の車がある場合も同様に車線変更をするのが、大型車(RV)の一般的な走行マナーです。

5. 遠くの様子を知る
これは経験を積んだドライバーは誰でもしていることですが、常に可能性を考えて(先を読んで)運転をする事は事故を避ける良い習慣だと思います、即ち距離だけに留まらず時間的にも先の事を考えて、先の見えないカーブでは例え速度を落とさなくても前方に事故車や落石があっても対処出来る心構えで運転をする事も大切です。

6. 最後に
当然ですが、事故が起る原因には2通りあり、1つは自分の過失、もう1つは他の運転者の過失です。 従って、事故を完全に避ける為には、自分の過失で事故が起きない様にするのは当然ですが、他の運転者の過失の場合、即ち未熟であったり、不手際な運転(携帯使用、居眠り、、無謀運転、その他)をした場合も巻き込まれない様な運転をする必要があります。

兎に角、RVを運転する人は、RV意外を運転する場合も含めて、安全運転を心掛けて快適な運転を楽しみましょう。

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