道路工事が始まる相当手前(長い場合は約5Km)に“人が働いています”と書かれた標識と小さな赤旗が道脇に置いてあり、現場に近付くにつれ設置された速度制限サインの数値は下がって、最終的に20Km/時程度になり、写真の様な服装をした交通整理のおじさん(おばさん)が“STOP”サインをかざして待っています。 当然、車が列を成して止まっている場合もあれば、運良く動いている最後尾に着いて待たずに済む場合もあります。
停まって待った場合、対向車が通り過ぎると交通整理のお兄さん(きれいな若い女性も多い)が手に持った“STOP”サインを回転させて裏側に書かれた“SLOW”を示し、徐行を促します。
多くの交通整理の人達は笑顔で手を上げて呉れ、長時間待つ時は愛想良く話し掛けて来たり質問に答えて呉れたりします。 交通量が少ない様な場所では退屈そうで、時には停めてある車から交通整理のお兄さんがサインを持って飛び出して来る場合もあります。
“人が働いています”と書かれた標識と小さな赤旗が道脇に置いてあっても道路工事とは限りません。 長いアームを付けた草刈自動車が道路脇の雑草を刈っていたり、測量をしていたりする場合もあります。
アメリカやカナダで道路工事の標識や工事中の制限速度の標識が出ていたら必ず守るべきです。 工事サインのある場所で違反をすると罰金が2倍になります。