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税の申告

申告は日本とアメリカでは少々異る様です。 アメリカでは全ての人が何らかの方法で4月15日迄に申告をしなくては成りません。 

税の計算は可成り複雑で、収入が増すと当然ながら税は増しますが、家のローン、自動車登録費、寄付、教育費、仕事に必要な費用(教育費を含む),その他法律で決められた支出には税が下ります。 収入にはサラリーや事業の利益の他に、銀行利子、株の利益、家賃の収入、ギャンブルの利益、ウエートレスやタクシー運転手等が受け取るチップも含まれます。

従って、個人の生活形態に依り申告が単純な人も居ますが、非常に複雑な人も居ます。更に複雑なのは正しい複数の書式を使がわなくては成りません。

最近は市販の税申告用コンピューターソフトを使用する人が多数います。必要項目並びに数値を聞いて呉れますし、それらを入力しますと、計算、申告必要書類を作成して呉れますので、プリントして郵送する事も出来れば、インターネットで直接IRS(Internal Revenue Service)に送る事も出来ます。

昔は、税理士や税申告専門会社が多数あり、殆ど全ての人が此等を利用していました。 

税の計算の結果、更なる支払いが必要な人は申告時に支払い、余分に支払った人には申告後IRSより過剰支払い分が戻って来ます。

近年は、多くがコンピューターで処理され、金の動きはよく分かりますので適当な申告をする訳にはゆきません。 

個々の認識にはソーシャルセキュリテイーナンバーと呼ばれる番号(日本で問題になっている背番号制)が使われていて、この番号制には80年近い歴史があります。 この番号は、退職年金等にも使われています。