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アイタスカ と ウイニベーゴーの説明書(カタログ)

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日本ではウイニベーゴーモデル、並びにアイタスカ(ウイニベーゴー社)モデルのモーターホームが、フリートウッドやその他のクラスA、Cに比べて多い様ですので両方の全ての(?)モデルの説明書(カタログ)が見れるサイトを掲載して於きます。 

ウイニベーゴーモデル (1969年-2013年)
http://www.gowinnebago.com/brochure_archive

アイタスカモデル(ウイニベーゴー社) (1975年-2013年)
http://www.goitasca.com/brochure_archive

このサイトを見ますと過去のRVの歴史が感じられます。最近、1980年代1990年代のモーターホームを大事に乗っている人も居れば、ワザワザ1980年代1990年代のモーターホームを購入して基礎から自分で作り変える人もいて、此れらのRVに興味を持つ人は少なくありません。 エンジンやシャーシーの部品は豊富にありますので、1970年代のモーターホームに比べればRVとしての実用性も高いと思われます。 

ウイニベーゴーは最も早い時期にポピュラーになったモーターホーム(クラスA)で、1960年代に製造を開始、1970、80年代はモーターホームと言えばウイニベーゴーで、全てのクラスA モーターホームを総称してウイニベーゴーと呼ぶ人も沢山居ました。

アイタスカは1975年に製造が開始されたモデル名で、ウイニベーゴーの販売フランチャイズが違法(集中した為?)な地域が出た為にアイタスカの名称でウイニベーゴーモデルの姉妹車として販売開始された説や、ウイニベーゴーは長年ダッジシャーシーと深い繋がりがあってシボレーシャーシーを使う為に姉妹車としてアイタスカラインを追加した等、諸説があります。

ウイニベーゴーモデルとアイタスカモデルの大半は同じRVを異なるモデル名称で製造/販売されています。 上のサイトで2012年モデルを見てみますと、
ウイニベーゴーモデル(2012年)
Tour Journey Adventure Via Sightseer Vista View  Aspect...
アイタスカモデル(2012年)
Ellipse Meridian Suncruiser Reyo Sunova Sunstar Navion  Cambria...

上のサイトを見れば分かりますが、これらは互いに同じ形状、フロアープランをしています。

例えば、1990年型のアイタスカのサンフライヤーとウイニベーゴーのチーフテンとを比べてみますと、両モデルに25RC, 27RT、31RQ、33RQ、36RQ等の同じフロアープランである事が分かります。

参考:
RVのメーカーに寄って異なりますが、一般的にシャーシーやエンジンは2通りで、購入者が選択する事が出来る様になってるものも少なくありません。 最近のクラスAガソリン車はワークホース(前シボレー)又はフォードのシャーシーがあり、クラスAデイーゼルの場合はフレートライナーやスパルタン、その他RVメーカー製シャーシーが一般的です。 

デイーゼルエンジンは、キャット(キャタピラー)、カミンズ、メルセデス、ナビスター等がありますが、2年ほど前からキャットエンジンはRV(道路を走るトラックを含む)から撤退しました。 キャタピラーエンジンはRVや大型トラックエンジンとして定評がありましたが、撤退はエンジンスモッグの厳しい規制が理由だと言われています。