このところRVに関係の無い書き込みが続き、私のブログを読んだ方の中には“全く役に立たない事を書いて”と腹を立てていらっしゃる方もいらっしゃると思われます。
今回は、先日ネットキャンパーのメンテナンスサイトで出て来たアキュミュレーター(アキュミュレータータンクと呼ぶ人もいる)に関して説明致します。
構造:
アキュムレーターはプラスチックまたは金属製のタンクで内部にゴム製仕切り板が付いていて一方から掛かる水圧を他方から空気圧で押し返す仕組みになっています。
機能:
ウオーターポンプが作動中は水に圧力を掛けますので蛇口を開きますと水が出ますが蛇口を閉めますと、水は気体(空気)の様に圧縮しませんので2-3秒後には規定の圧力(40psi前後)に達してポンプは止まります。 しかし、アキュムレーターを取り付けますと、ゴム製仕切り版の反対側の空気を圧縮して水圧のエネルギーを蓄えます。 従って、ポンプが作動しなくても蛇口を開けばアキュムレーターに蓄えられた水量が出る為ポンプの小刻みなオン-オフが解消されます。 又、ウオーターポンプのスイッチを長時間オンにしていても(お勧めは出来ませんが)蛇口を開く迄は滅多にポンプは作動しません。
種類:
アキュムレーターには幾つかの種類があり、RV用は左上の写真のシュアーフロー製(22 cm x 10 cm x 9 cm)がポピュラーの様です。 取り付ければ効果がある事は間違いありませんが、中には小さ過ぎるので2個取り付ける人も少なくありません。 私は右上の写真の家庭用(56 cm x 28 cm x 28 cm)を取り付けています。
http://www.google.com/search?hl=en&tbm=shop&q=accumulator+tank&oq=accumulator&aq=0&aqi=g3&aql=&gs_l=products-cc.1.0.0l3.9839.16109.0.18369.11.6.0.5.5.0.220.790.1j4j1.6.0...0.0.Qpgnu43uf0g
取り付け方:
取り付けは縦横斜め、何れの方向の設置も可能で、又ポンプに依る水圧の掛かる場所でしたら如何なる場所でも構いません。 上のイラストに示しました様に配管の途中に挿入する事も出来、適当な場所が見つからない場合は既存の配管から離れた所にアキュミュレーターを取り付け、1本の管を繋げる事も可能です。
次のビデオも参考になさって下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=QFauZKl-OGk
参考:
ウオーターポンプがうるさい場合は安価な音や振動を減らす方法も考慮しては如何でしょう。 ウオーターポンプの下にゴムやスポンジを敷いたり、振動し易い配管をタイラップ(ビニール製紐)で締め付ける事で驚くほど静かになります。