免許証の取得方法 2
今回は娘達が高校生の時にどのようにして運転免許証を取得したかを書きます。
正確性を保つ為に、一応、2人の娘と家内にも聞きましたが、皆当時の事を忘れていて曖昧でした。
皆の記憶を寄せ集めた物です。
高校で運転免許取得の選択科目を利用しました。 授業は1セメスター(1学期)即ち3ヶ月程度で、クラスの人数は約30人、最初に簡単な法規や運転方法を習い、前面にスクリーンがあるビデオゲーム同様のシミュレーターで運転の練習をし、その後放課後に毎回4人の生徒が車に乗り込み路上運転をしました。 1時間程度の間に4人が交代で運転ですから、1人1回が10分から15分で、合計3回程度、約1時間弱の路上運転をしたようです。
習った事は、“Three Point Turn” 即ち、切り替えしを必要とする狭い道での“U”ターン、道路沿いの並行駐車、それにサインに従ったスピードで走ること位で、“S字”や“クランク”、それに坂道発進のような高等技術は習わないようです。
始めて2-3週間後に陸運局(DMV=Department of Motor Vehicles)に行って筆記試験を受け、仮免許(Learner’s Permit)をもらって来ました。 私は娘達にマニュアルトランスミッション〔シフト〕で運転の仕方を泣くまで徹底的に教えた事を憶えています。 此れは娘達も良く憶えていました。
二人とも、家内が陸運局に連れて行って、試験を受け運転免許をもらって来たようですが、“何処の陸運局〔近所に2箇所ある〕に行ったのか、何処を走ってテストを受けたのか?“誰も、憶えていません。 40年の歳月の流れを感じます。 歳月では無くRVKenの家族の記憶力の悪さでしょうか?
40年の歳月は冗談ですし、記憶力の悪さとも考えたくありませんが、“余りにも簡単に免許が取れてしまって記憶に残っていない”と考えたい所です。
其の当時は無料でしたが、最近は州の財政難で高校でのこのプログラムは無くなったそうです。
日本には“オートマ”と“マニュアル”の運転免許があるようですが、こちらは1種類です。多くの人は“オートマ”で練習して運転免許証を取得しますので、乗用車に乗る多くのアメリカ人はマニュアルの車を運転は出来ません。 “オートマ”で運転を覚えると“マニュアル”の運転を覚える機会は一生無いようです。 娘達の友人でマニュアルを運転出来る人は誰も居らず、マニュアル車の運転は特技で感心されるようです。
次回は、もう少し一般的で正確な運転免許取得に付いて書きます。
RVKen