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トヨタプリウスの暴走に関連したEDR

アメリカに於いてトヨタプリウスの暴走は大きなニュースになりましたが、NASAのエンジニアーも加わって調査したところ問題はなさそうだとの結果に達しています。

次のサイトにNASAの調査に関する詳細が出ています。
http://www.nhtsa.gov/UA

更に、その中のEDR(Event Data Recorder)に関しては非常に興味深い事が書いてありました。
http://www.nhtsa.gov/staticfiles/nvs/pdf/NHTSA-Toyota_EDR_background.pdf

EDR(Event Data Recorder)は車に装備された安全機器の機能データを記録するコンピューターで、安全機器の一つであるエアーバッグの制御データもこのEDRで管理されていて、EDRは1990年代初めの頃から一般的になっているそうです。

初期のEDRは事故直後のデータ管理でしたが、エアーバッグ機能が進歩してからは事故直前のデータも記録する様になり、事故前の5秒間が5分割されて1秒毎の車速、アクセルの踏み加減、ブレーキライト、エンジン回転数等が記録されるそうです。

この記録は急加速や急ブレーキ、又道路の凸凹等には反応しない仕組みになっていて、記録されたデータは次の事故が起こった時点で新しいデータに置き換えられる仕組みになっているそうです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私はNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)のサイトを見ていて今回初めて知りましたので書きました。