タイヤーにとって一番大切なのは空気圧で、充分な空気圧が無いまま走行を続けますとバーストの原因になりかねません。 無論、寿命にも影響します。
アメリカでは約5年前からRV並びにトウドにタイヤー空気圧センサー(TPMS=Tire Pressure Monitoring System)を取り付ける事がポピュラーに成り始めました。 現在では10種類以上販売されている様ですが、タイヤを外して内部にセンサー(発信機)を取り付けるタイプと空気注入バルブにセンサーを取り付けるタイプがあります。
http://www.tirepressuremonitor.com/
http://www.tpmssystem.net/
http://www.tiresafeguard.com/
http://www.tsttruck.com/Product_List.html
http://www.bartecusa.com/tire_pressure_monitoring_systems.htm?gclid=CM-kvdrti6sCFSJqgwodThr3tw
その他色々
“内部取り付けタイプ”は高価ですが空気漏れの心配が無く、“バルブ取り付けタイプ”は安価でポピュラーですが空気漏れの可能性とセンサーを盗まれる可能性があります。
現在、或るRVフォーラムでTPMSの必要性に関して議論されている最中で、意見は殆ど半分に分かれています。 “TPMS必要性無し”の意見の人は価格に対しての有効性が少ない、空気漏れの原因等を理由に上げていますが、“TPMS必要性有り”の意見の人は現在使用中の人が大半で経験談やその他の理由を書き込んでいます。
http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/24252013.cfm
両者の意見は一理あり、どちらが正しいかを決めるのは不可能です。 ネジで締めてある部分は振動等で緩む可能性があり完全に漏れを無くすには溶接等で一体化する以外にはありません。 又、高価な物を購入した人達は中々“不必要だ”とは言いたくない心境も考えられます。
私も5年ほど前から“プレッシャープロ”(一番ポピュラーなタイプ)を使用しています。 取り付け当初はセンサーのシールデザイン不良で漏れが有りましたが、改良型に交換して貰ってからは全く問題はありません。 センサー内に発信用のバッテリーが入っていて、RVを使用しない時には取り外す事でバッテリーの寿命を長くする事が出来ます。 発売当初は3年―5年の寿命と言われていましたが、少なくとも7年の寿命がある様です。
此れまでは上の写真に示されているモニターを使っていましたが、このタイプは空気圧が設定より下ると警告音を発生し赤ライトで問題タイヤを表示します。 走行中の空気圧を調べるにはスイッチを押し一本づつ順番に圧力を表示させる必要があります。 その為現在、常にタイヤ空気圧が表示されるタイプに変更中です。
TPMSに関しては人それぞれ考え方が異なりますのでお勧めは出来ませんが、私は安心感、便利さ、一度タイヤを救助出来れば元が取れる等の考えで使用しており、トウドを牽引の場合は不可欠だと思っています。
しかし、TPMSは無ければ無くても全く同じ様にRVを楽しむ事が出来、個々の考え方次第だと思います。