PSDに詳しい知人が推選する冷却液をご紹介します。
彼も自分のPSD 7.3用の冷却液選択に時間を掛けて調べたそうで、その結果次のDelo ELC Nitrate free に決めたそうです。http://www.deloperformance.com/docs/Delo_Nitrite_Free_Coolant.pdf
私もこのDelo ELCに関しての評判をネットで調べてみましたが、興味深かったのはPSD 7.3 用の冷却液を探している人やDeloに関する評判を調べている人が非常に多い事でした。 又、“PSD 7.3にDeloを使用しての問題を知らべたが全く見つからなかったので自分も使う事に決断した”との書き込みもありました。
多くのPSD 7.3所有者がDelo ELCを使用していますが、問題は価格と簡単に手に入らない事です。 手に入り難いのは一般ガソリンエンジン用では無い為に自動車部品店に置いていないのが理由で、大型トラック部品店や整備工場で売られています。 その為、僻地に住んでいる人は何百Kmも走って町に出ないと買えないという分けです。
添加剤の心配をせずに6年間/約百万Km使用が可能です。 色は赤で、緑の冷却液(オリジナル)から変更する場合、古い冷却液を完全に抜き取り、システムを洗浄してから使用する事を多くの人が強調しています。
私はPSD 7.3ではありませんが、私の使用しているZerex ELCをPSD 7.3に使用している人も少なくありません。http://www.valvoline.com/pdf/Zerex_618_Extended_Life.pdf
参考:
此れまで冷却液に関して書き、それらに関するコメントを頂いて日本での冷却液に関する考え方を私なりに理解しました。
確かに、冷却液やエンジンオイルがどの程度重要かを判断するのは難しいところです。 エンジンオイルの交換は8000Km前後毎と言う人が多いと思いますが、私は相当昔から1万6千km(1万マイル)毎に行っています。 考え方には大きな個人差があり、何れを証明する事も簡単ではありませんし、状況によっても大きく変わります。
以前、ホルクスワーゲンのバナゴンに乗っていた時にロッドチューブからオイルが漏れ、チューブの端に付いてる“O”リングを何回か交換しました。 部品店で働く人が“オイルを頻繁に交換しないのが原因”だと言っていましたが、それはチョット疑問です。
極端な場合、新車を購入してエンジンオイルを一度も交換せず(足すだけ)に7万Km無故障で走行出来る可能性は大いにありますが、此れがエンジンオイル交換の必要性が無い事の証明には成らないのは誰にでも明らかです。
反対に、500Km毎にオイルを交換をしても、エンジンに害は無くても利益は無いのも明らかです(無駄です)。
故障を気にする事無く快適に、特に長期間使用し続ける為にはメーカーのマニュアルを参考にするのも大切ですが、専門家やネット等で愛好家グループの意見を参考にする事も大いに大切だと思います。 (例えマニュアルに書かれている事でも全てを信じ込む事は危険で、RVKenのブログは絶対に危険ですので参考程度に!)