途方に暮れた話は幾らでもありますが余り書くと皆さんのRV修理のやる気を喪失させて仕舞うのでは無いかが心配です。 しかし、修理を人任せにしている方には修理の楽しみ、完成した時の喜びも(私と同じ様に)知って頂きたいと思います。
恐らく山登りの心境と同じでは無いかと思います。 (大人でも)プラモデルを作る楽しみ、完成させる喜びと同じだと思います(?)。
RV修理やメンテナンスは旅行中に故障が起こらない為に、又は経済的利益が目的で自分で行う事が考えられますが、それでは労働です、仕事をするのと同じです。 我々のRV修理やメンテナンスは趣味です、楽しみです。
余り書くとくどくなり嫌われて仕舞いそうですので、“時間が解決して呉れる” は今回を最後とします。
私はサバーバンのSW6D(一番低価格のモデル)を使用して来ました(写真)が、常々、走行中のエンジン冷却水で暖める機能が付いているSW6DEM(SW6DM)が欲しいと思っていました。(参考:MはMotor Aid を意味する) 約3週間前にウオーターヒーター(湯沸かし器)に関して書きましたが、http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?field=5 この書き込みをしたお陰で購入する決断が付きました。
取り付けは、本体、水の配管、ガスの配管、12VDC、110VAC、ラジエーターホース等で、複雑ではありませんが、時間が掛かるものでした。 取り付けが完了してガスバーナーは直ぐに機能しましたが110VACが機能しません。
実は、配送されて来た際にウオーターヒーターの角が潰れて居ました(写真中)ので、落とした時にヒーターエレメントが切れた(?)と直感しました。 受け取った時点で購入先に説明してありましたので、送り返せば新品に交換はして呉れます。 しかし、既に8ガロン(30リットル)の不凍液($120)を入れたばかりで、ホースを外せば洩れるし、汚れた不凍液の再使用は避けたいところです。
テスターで電源からスイッチ、スイッチからウオーターヒーターの配線を調べてみましたら問題無く、ウオーターヒーターはオープン(回路が閉じていない)でしたのでヒーターが切れているのは明らかでした。 取り扱い説明書を何度も読み返しましたが、水をタンクに入れてから熱する注意書きはアチコチに或るものの、110VACに関しては僅かしか説明がされていません。 “時間が解決して呉れる” とは思えず、110VAC機能は諦める事にしました。
ウオーターヒーターの角が潰れている為、外したドアーを元に戻すのに手間取っていましたら、安全ピンが付いた小さな黒いスイッチ(写真下)が目に入りました。 “オフ”になっていました!
矢張り“時間が解決”して呉れました。
参考:
今、考えてみればスイッチが付いているのは当り前の様な気もしますが、12VDC、ガス、水、冷却水、これら全てにスイッチ(オン/オフバルブ)は付いて居ませんし、思い込みをして仕舞いました。 良い教訓になります。