フォルクスワーゲンのバスタイプは全てトランスポーター(Transporter)と呼ばれます。
フォルクスワーゲン トランスポーターにはT1、T2、T3、T4、T5とモデルチェンジを繰り返し、主な特徴は次の様です。
T1 (1950-1967) 前面ガラスが2枚に分かれて開閉可能
T2 (1967-1979) 前面ガラスが1枚
T3 (1979-1992) バナゴン(Vanagon)と呼ばれる角型
T4 (1990-2003) イヨロバン(Eurovan) 前輪駆動となる
T5 (2003-現在) 北米では売られなかった
トランスポーターがキャンピングカーとして“Westfalia-Werke社”により改造されたコンバージョンモデルがウエストフェーリア(Westfalia)と呼ばれます。
ウエストフェーリア(Westfalia)には色々のタイプあり、私も空冷エンジンを搭載した最後の1982年製に暫く乗っていましたので愛着があります。
ウエストフェーリアは1951年に製造が開始され長年大ヒット商品となって製造が追い付かず、ウエストフェーリア以外の同じような形状をしたフォルクスワーゲンキャンパーも現れました。
1999年にダイムラークライスラー社がWestfalia-Werke社のウエストフェーリアコンバージョン部門の49%の株式を取得しその後2001年に残りの51%を取得した為、フォルクスワーゲン社はダイムラークライスラー社のライバル関係である為当然ながらフォルクスワーゲンのウエストフェーリアの製造はこの時点で終わりと成りました。
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