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ベアリングプラー

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キャンピングカー(自動車)の修理に依っては特殊工具が必要な事があります。 その典型的な工具の一つがベアリングプラーです。 圧入されている部品はこの様な工具が無い場合は修理屋さんに頼む以外には解決法が無いでしょう。

写真上左は万能型で大小様々な物が市販されています。 多くの場所目的に使う事が出来ますが、難点もあります。 圧入されてた多くの部品は簡単には外れません。その為大きな力を加えて頭の6角部分をねじる事になりますが、その際先端に爪の付いた腕の部分が開いて仕舞う事が有りがちです。 又、爪の部分が厚過ぎて隙間に入らない場合もあります。 写真のものはグラインダーで削った跡がありますが、削り過ぎると強度を失います。

写真右上はツイ最近ホンだシビックのストラッドを交換した際に購入したものですが、大きな力が掛かって爪の部分が少々変形しているのがお分かりだと思います。 

写真中央の2枚は同じベアリングプラーですが、工夫が施されています、即ち上部の丸いハンドルを回す事で強い力を加えても爪の付いたアームが開らかない様になっています。 多くの場合、此れはとても重宝します。

写真左下は3本腕のベアリングプラーで同じく開き止めの工夫が施されています。 此れは現在のキャンピングカーのハンドル機能に問題があった時に購入してお世話になったものです。 3本アームはベアリングの様な丸い部品を外す時には威力を発揮しますが、角型や特殊な形状の部品には3本のアームが均一に引っかからない為に使い難い場合があります。


圧乳された部品を外す場合は非常に強い力が必要で、ベアリングプラー(ステアリングプーリープラー)類には強い力が掛かります。 安物は曲がったり折れたりしますので、少々高くても思い切って良い物を選ぶことをお勧めします。 又、リクイッドレンチと呼ばれる浸透性の高いオイルを使って圧入された接触面に適用すると外れ易くなる場合もあります。又、それでも外れない場合はトーチで炙らなければ成らない場合もあります(此れはお勧めしない方がよいのかも知れませんが?)。