日本で呼ばれているナビ(カーナビ)はアメリカではGPSと呼ばれ続けて来ましたが、最近はナビゲーションシステムとも呼ばれる様になって来ました。 日本の殆どの車にナビが搭載されて居る様ですが、アメリカの乗用車には日本ほど普及しておらず、ナビを付けて居ない乗用車の方が断然多く走っています。
しかし、RV(キャンピングカー)や長距離トラックの運転手は、長距離の知らない目的地に行く事が多く、更に目的地までの重要な情報(例えば重量制限、高さ制限や長さ制限に従って通行可能な道を選択、交通渋滞回避、事故場所、警察車存在地点等)を提供して呉れます。
日本とアメリカのナビゲーションシステムを比べますと、各々がそれぞれの状況(必要性)に応じて独特の進化を遂げて居る事が明らかです。 日本のナビの機能を詳しくは知りませんが、渋滞中にナビにテレビが映し出さているのをよく目にしますが、アメリカではテレビが映っている車を見た事が在りませんし恐らくテレビ機能が付いたナビゲーションシステムは販売されていないと思います。
しかし、アメリカではナビゲーションシステムをRVに搭載する事が約10年位前から徐々に増え、RVには不可欠な情報が得られる事からRV用のナビゲーションシステムは必要不可欠になっています。 現在は日本では考えられない、又は現実的では無いと思いますが、今後RVが増えますと日本でも恐らく同じ様な機能のナビゲーションシステムやソフトが普及すると思われます。
次回はアメリカに於けるRV用のナビゲーションシステムやソフトに関して紹介します。