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発電機(プロパンガス)が始動しない問題

ファイル 741-1.jpgファイル 741-2.jpg

前置き:
当たり前の事ですが、エンジンが機能する為には;
ガソリン(プロパン)エンジンの場合:
1. 燃料系、即ちガソリン(プロパンガス)が正常にシリンダー内に入る
2. 電気系、即ちスパークプラグが発火する
3. 機械系、十分な圧縮がある

デイーゼルエンジンの場合:
1. 燃料系、即ち軽油が霧状になってシリンダー内に噴射される
2. 機械系、十分な圧縮がある
デイーゼルエンジンの場合は点火プラグはありません。

エンジンが回転しない場合は上の理由とは別にスターターモーター、又はスターターモーターに接続された配線やリレーの故障が考えられます。

本題:
今回はスターターモーターが回転して、プロパンエンジンが始動しない場合を書きます。
上記3.は最悪の場合で、先ずはスパークプラグを外すか、スパークプラグの点火線を外して予備のプラグを付けるか、スクリュードライバー等を使って、スターターモーターを回転させた際に発火している事を確認します(発火しない場合は今回は飛ばします)。

発火が確認出来れば、次にレギュレーターにガスが届いているかを確認します。 

RVの場合、タンクにメインレギュレーターが付いており、低圧で発電機に取り付けられたレギュレーター迄来ます。 

レギュレーターの種類に依っては丸い部分の後部中央に突起があり、此れを押しますとガス弁が開く様になっており、空気抜き、又は強制的にガスを吸気弁に送る事が出来ます。

少々空気抜きをしてもう一度試し、若しエンジンが始動しない場合はレギュレーターの故障とみて良いのでは無いかと思います。

危険:
プロパンは空気より重く都市ガスの様に発散せず、爆発の危険がありますので注意が必要です。

発電機に取り付けられたレギュレーターは上の写真の様な形状をしていて、直径は約15cm、下の赤いキャップが見えている部分からガスが入り、上の部分からエンジンの吸気弁に向かいます。

参考:
このレギュレーターは非常に良く出来ていて、エンジンが停止している際はガスが出ませんが、エンジンを回転させますと吸気の負圧でガスがエンジンに出て行きます

以前、私の発電機のエンジンが始動しなくなった最、上に書きました順に調べて、結局このレギュレーターが機能していない結論に達し、交換して直りました。

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