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暫く振りの立ち往生 - バッテリー交換

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用事を済ませて駐車場に留めていた車に戻り、エンジンを始動させようとした所、スターターモーターは弱々しく回る状態で、その後直ぐにリレーが振動音を発し、回転しなくなりました。 

時間的な余裕がありましたし、車が殆ど駐車して居ない大きな駐車場内での出来事でしたので、故障時に感じる不安な、嫌な気分にはなりませんでした。

車の、此れまでの状態から見てバッテリーの寿命である事はほぼ間違い無いと即座に感じ、普段ですと家内にジャンパーケーブルを持って来る様に電話をするところでしたが、家から遠い場所の為に家内を呼ぶ訳にも行かず(鍵を抜かずにドアーをロックして、家内を呼んだ事が3回ある)、AAA(アメリカン・オートモビル・アソシエーション = 日本のJAFと同等)に電話をして、来て貰う事に即決しました。 

AAAのカードを取り出して電話をするのは約25年振りです。 AAAカードには“34年間AAAメンバー”と記されていて、昔、仕事からの帰りにエンジンが掛からず、AAAに電話をして牽引して貰った事が思い出されましたが、それが唯一です。 AAAの牽引は、修理工場、又は自宅までの約10Km以内は牽引無料ですが、25年前のその時は修理場(ガソリンスタンド)まで牽引して貰うと、嘘の様にエンジンは一発でスタート、何も無かった様に家に帰る事が出来ました。 トランスミッションのスイッチの故障で、調整、又はスイッチの交換をしたと思いますが、どの様に修理をしたかは記憶にありません。
  
20分程待つとレッカー車が来て、先ず平らな工具箱の様な箱にジャンパーケーブルが2本付いているバッテリーテスターをバッテリーターミナルに接続、次に、テスターを接続した状態でエンジンスタート用のバッテリーを接続、エンジンは直ぐに力強くスタートしました。
テスターにはプリンターが内蔵されていて、上に表示しましたテスト結果がプリントされました。 
左上: 時刻、作業番号、作業員のID,VIN、車名、純正バッテリーのCCA
右上: バッテリーのテスト結果で、11.65V、171CCA(実際は640CCA),バッテリーの交換を推薦 (参考: 容量の171CCAはバテリーの充電量、即ち電圧には関係無く示される値だそうです)
左下: クランク時のバッテリー状態 (電圧、電量、秒数)
右下: 充電システム(オールタネーター)の状態 - 正常

今回の車は2004年型のトヨタのミニバンで、約11年経て居ますが2.5万マイル(4万Km)しか走っていません。 バッテリーは2年半前に交換しています。 主に遠出をする時に使い、近所の買い物等には殆ど使いません。  時々エンジンを掛ける様には心掛けて居ますが、1ヶ月以上乗らない事は珍しくありません。  あっては成らない事なのですが、バッテリーの電圧を下げ過ぎて仕舞ってエンジンがスタート出来なかった事が2-3度ありました。 明らかにその事が影響して、バッテリー容量は下がって仕舞って居ると、以前から予想をしていました。

エンジンが掛かった後、家に直行、工具箱(10mmレンチだけが必要)を積んでバッテリー販売店に向かいました。
使っていたバッテリーは3年間は無料交換保証、その後は1年毎に払い戻しの額が少なくなる規約ですが、今回は2年半の使用でしたので全額を払い戻して呉れました(消費税や処分費の$15も含む)。 今迄と同じバッテリーを購入すれば無料でしたが、今までの640 CCA(Cold Cranking Amp)に対して少々大きな700 CCA(縦横の長さは同じ、1cm程度高い)を購入した為、$9支払いました。

バッテリー、その他保証付きの品物は往々にして保証期間を過ぎてから故障を起こしますが、今回は全額戻って来ました。 非常に得をした感じになりました。

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