記事一覧

冷えない冷蔵庫

ファイル 644-1.jpg

今回は冷えない家庭用の冷蔵庫に関してです。 原因には自動車エンジンの故障と同様に色々な原因が考えられますが、サーモスタットの故障の場合が多いと思われます。 この場合は、庫内には凍っている箇所もあるにも拘わらず余り冷えないのが症状です。 

私自身も約30年前にGEの冷蔵庫で、サーモスタットが壊れて居る事を突き止め、交換して直した経験があります。 この時初めて冷蔵庫にヒーターが付いている事を知り、ヒーターが定期的にオンになって凍った氷を溶かし、冷気が出る様にする事を知りました。

私の場合は大分昔で、次のビデオに示されている冷蔵庫の構造に似ていて、サーモスタットの交換方法は全く同じでした。
https://www.youtube.com/watch?v=z-h541_14ZE

新しい冷蔵庫は次の様なタイプかも知れません(メーカーに依って異なるのかも?)。 
https://www.youtube.com/watch?v=JAQlvBi1sKs

尚、サーモスタットは次の方法で機能を確認出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=zmdsBkO46dk

参考:
アメリカと日本では色々な面で異なります。
日本の冷蔵庫はドアーや引き出しが沢山付いていますが、アメリカの冷蔵庫は最近まで全てドアーが2個(上下、又は左右)しか付いていませんでした。  今でもドアー2個が沢山販売されていますが、最近の大きな冷蔵庫は、冷蔵庫部分にドアー2個と冷凍庫に引き出し1個が付いて居るタイプが増えています。

アメリカでは家庭用電化製品(アプライアンス)の部品を専門に販売する店があり、其処に行けば殆どの部品が入手可能です。 部品はアプライアンス本体に比べて高価ではありますが、部品を交換した方が有利な場合もあります。 今回の様な場合のサーモスタットは、$20(最初のビデオ)です。

30年ほど前に、洗濯乾燥機(ガス式)の内部が燃えた事がありますが、原因は乾燥機を回すベルトが切れた為に一箇所だけを熱して内部の衣服が燃えた為です。 サーモスタットが乾燥ドラム内に1個、ガスバーナー付近に1個、そしてもう1個が何処かに付いていて、合計3個付いていましたが、その3個(2個?)が機能をしていませんでした。  3個(2個)のサーモスタット、ベルトや、焼けて変形したゴム製の枠やフエルト製シール材を交換して又暫く使いました。 部品代は$70-$80だった様な気がします(新品乾燥機は当時$300前後)。

最近はインターネットでYoutube等のビデオで修理の説明を見る事が出来、又、ポピュラーな機種の部品表やサービスマニュアルを見付ける事も出来ます。  残念ながら、日本の冷蔵庫の機種とアメリカの機種は異なりますが、全く同じ機種の説明では無くても故障や修理の知識を得る事は出来ると思います。 

日本の場合は規制があると思われますので、法律に従って、安全な手段を取って下さい。

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー
公開設定