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走行中に見る各種RV  その2 昼間のヘッドライト点灯走行

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写真に写っているRVの多くはヘッドライトを点灯して走行して居ますが、カナダでは1989年12月以降に販売又は輸入された車は自動昼間走行ライト(automatic daytime running lights =DRL)、即ち昼間も自動的にヘッドライトが点灯する事が法律で義務付けられています。 従ってヘッドライトを点灯していない車は1989以前の車、アメリカから乗り入れた車、ヘッドライトが壊れている車等と考えられます。

アメリカからカナダに乗り入れる場合は昼間のヘッドライト点灯は免除されて居ますが、東部のノーバスコーシャ(Nova Scotia)州の一州だけは例外で全ての車が昼間ヘッドライト点灯を義務付けられています。

カナダで昼間のヘッドライト点灯が義務付けられた直後にアメリカでもジェネラルモータース(GM)社はヘッドライトに関してカナダと同じ仕様での製造を始めましたが、様々な理由で反対に会い、現在も法律では義務付けられてはいません。 しかし、アメリカでも昼間のヘッドライト点灯を義務付ける道路標識が立っている場所もあります。

アメリカで販売されている最近のRVの多くは自動昼間走行ライトの機能を装備している様で、エンジンを掛けてもヘッドライトは点灯せず、ギヤーを入れると点灯する仕組みになっています。

RV タイヤ バースト - 前回の続き

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前回のタイヤバーストに類似していますが全く異なる結末のビデオを見付けましたので紹介します。  これ等二つのビデオを見る事で学ぶ事が多いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=9LkLeljt4t0

参考:
このビデオは右前輪がバーストを起しましたが、ハンドル修正のやり過ぎで左方向に進み、其の後も急なハンドル操作の繰り返しと共に必要以上のブレーキ操作でこの様な結末になって仕舞ったと思われます。  前回のビデオと比較しますと大きな違いが分かります。

RV タイヤ バースト

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クラスAが走行中に左前輪のバーストを起し、センターラーインを超えて対向車線に入ったビデオです。 
http://www.wyff4.com/news/sky-4-live-rv-facing-wrong-way-on-interstate-26/41662798

このビデオを見た人は色々な意見を持つ様ですが、運転者が急ブレーキを掛けて居たら横転していたかも知れず、冷静さ(?)と運が最悪の結果だけは避けた様な気がします。 

ビデオをよく見ますと、RVは完全に反対車線を逆走して少なくとも2台の対向車が正面衝突を避ける為に中央分離帯側に車線変更をしています。 運良く、トッサの判断に反応出来る対向車がタマタマ居たから正面衝突の大惨事に成らなかった様にも思えます。 常に前方を見て運転する事が如何に大切かを感じます。

以前書きましたが、バーストが起きた場合はブレーキを踏むとコントロールを失う為、アクセルを踏んでコントロールを取り戻してから徐々に停止する事が大切です。
http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?no=18

高速走行中に突然起きた場合は多くの人がパニックに陥る様な気がしますが、このビデオに写って居る運転者は正にこの鉄則を実行した様にも思われます。

国際自動車運転免許証(国際免許)

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外国に行く際、国際免許を取得され、国外でキャンピングカーやレンタカーを運転された経験をお持ちの方もお有りと思います。 日本では運転免許試験場又は警察に行って手続きをし、取得するようですが、アメリカではAAA(American Auromobile Association)に行きます。

AAAはご存知のように日本のJAF(Japan Automobile Federation)と互恵関係にありますが、機能的に多少異なります。 AAAは故障サービス、自動車保険サービス、旅行サービス、金融サービス、その他、色々の分野に関係し、保険代理店と旅行代理店を兼ね備えた大きな民間企業のような業務をしています。 しかし、日本の陸運局が行うような、毎年の自動車税支払いも受け付けてくれます。 AAAのオフィスはアメリカ全国に何箇所位あるか想像が付きますか?  

今日は近所のAAAオフィスに、国際免許を買いに(取りに?)行って来ました。 日本では国際免許と言いますが、実は許可証で、“International Driving Permit”と書いてあります。免許証と許可証の違いに関しては、書くのを避けたいところですが、敢えて、書けば(私の間違った考え?)免許証は試験に合格して貰えて、許可証は申請すれば貰えるの違いでしょうか? 

アメリカでは誰でも貰う(買う)事が出来、ただ1つ必要な事は有効な運転免許証を所持している事です。 国際免許は1年間有効ですので、運転免許証も少なくとも1年以上有効期間が無くてはなりません。  渡された申込用紙に免許証に書いてある事柄(住所、運転免許番号、生年月日等)を書き込んで、自分で写した写真を2枚と$15支払い、20分程度で貰う事が出来ました。 

“International Driving Permit”は許可証で、それだけでは紙切れで、有効運転免許証と対で運転が可能になります。

AAAのオフィスの数は私には想像がつきませんが、“沢山”あります。
RVKen

裸足で運転

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此れはアメリカでのRVフォーラムでの話です。 http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/24461395.cfm

初めて知りました。 それはクラスAを運転する時に靴を脱いで裸足で運転する人が可なり居る事です。 その中には質問者のように“靴を履いていると運転出来ない”と書いている人が居れば、ブレーキとアクセルの感触が分り易くて運転し易いと書いている人も居ます。 

書き込み者の一人は最初にレンタルキャンピングカーを借りた時に“室内では靴を脱いで下さい”と言われ、その時に靴下だけで運転したのがキッカケだとの事です。

もう一人の人は、奥さんがきれい好きのようで、犬に関してはキャンピングカーの外に足拭きがあり、中に入るともう一つ置いてある位で、人間に関してはスリッパーに履き替えないといけないそうです。 この人は、“皆さんは私の家内に仕込まれたのでは?”と冗談を言っています。

この人達に足袋や地下足袋を履かせたら習慣になって沢山売れるかも?  全てのクラスAの運転者が足袋や地下足袋を履く日が来るかも?

裸足で運転する事に関して法律違反にならないかを心配している人も居るようですが、書き込みに依りますと違反にはならないようです。しかし、裸足でオートバイを運転するのは違反のようです。

以前私は、“オートマで免許を取った人はマニュアルに乗れないと思い込んで仕舞う”と書きましたが、“裸足で運転”も大いに思い込みの面があるような気がします。 丁度、子供の時にわさび抜きのニギリ寿司を食べた習慣が取れなくて大人になってもわさび抜きを食べる人が居るのと同じかも知れません。 

RVKen

ビデオ - 2本の新品タイヤは前輪に? 其れとも後輪に?

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正解はミシュランタイヤ製作のビデオをご覧になって下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=BaXXrKFJctU

画面の説明:  
• 2本の新品タイヤと2本の半分使用済みのタイヤ以外は全く同じ状態
• 白い車には後輪に新品タイヤ
• 青い車には前輪に新品タイヤ
• 試験速度は72km/時
• 前輪が横滑り(スキッド)を始めてもハンドルによって修正可能、暴走を避けることが出来る
• 後輪がすべると修正は困難

ハイドロ プレーン(水を踏む事に因って起る横滑り)を避けるには:
• 速度を落とす
• トレッドが多く残っているタイヤを後輪に(前輪、後輪、全輪駆動共通)
• トレッドは1.6mmは残っている事
• トレッドが多いと水吐けが良く横滑りしない
• 適正空気圧を使用する事
• 路面の水溜りには注意をする事

操縦性が大切で前輪の方に新品タイヤ装着が正しいと考える方もいらっしゃると思いますが、理論的な説明で納得が行くと思います。

RVKen

ビデオ “バースト時の対応”

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以前投稿した中にRVerにとって非常に有益なサイトが幾つかありました。 それらと今後目に付いた有益情報サイトを徐々に加えます。 過去の書き込みを保存しなかったものに関してはMasterさんにお願い、お世話になります。 

ビデオ ― “バースト時の対応” - ミシュランタイヤ製作

ミシュランタイヤの製作した英語版ですので簡単な説明をして於きます。
• バースト(Blowout)の大きな原因は積載オーバーとタイヤの空気圧不足に因るものです。
• 旅行前、そして毎朝出発前に空気圧を調べましょう。
• 空気圧を失うとハンドル制御が難しくなります。
• バーストが発生したらアクセルを踏み込みましょう。
• アクセルを踏み込む事で横向きの力が減少し、ハンドル制御がし易くなります。
• バーストが起きてブレーキを踏み込むと横向きの力が増大、制御が困難になります。
• 前輪でも後輪のバーストでも同じで、アクセルを踏み込む事です。
• アクセルを踏み込んでも急激に加速する訳ではありません。
• アクセルを踏み込んで横向きの力を減少させ、コントロールを取り戻してからゆっくり速度を落し、安全な場所で停車しましょう。
• 全て保証するわけでは有りませんが、この原理は小さな車から大型車まで適応します。

肝心のミシュランタイヤ製作のビデオのサイトは:
http://www.michelinrvtires.com/michelinrv/toolbox/videos-demos.jsp#The_Critial_Factor

YouTube バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=lkwOE1yKY5c

非常に良く出来たビデオですから内容を解釈するのは問題無いと思います。 突然のバースト時にアクセルを踏み込むには、普段から無理な運転はせず、常に余裕のある安全運転を心掛ける必要が有ると思います。 

この方法が全ての状況で使えるとは限らず、又100%有効であるとは限りませんが、参考になさって下さい。
RVKen

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