アメリカ車のクラスAにお乗りの約半分以上の方はPシャシーだと思われます。
Pシャシーは1970年代に作り始められ、1999年にシボレーからワークホースと名前が変わるまで大量に製造され続けたシャシーです。
Pシャシーをベースにして作られたクラスAは、ウイニベーゴ社のサンフライヤー、ベクトラ、アドベンチャラーを初め、フリートウッド社製(ペースアロー、サウスウインド、バウンダー、その他)、Rexhall社製(エアーバス、レックスエアー、その他)、テイッフィン社製(アレグロ、その他)、その他数え切れないほど多数あります。
従って、クラスAにお乗りの方はご自分のシャシーが、フォードで無ければ、P32(P30)である可能性は大いにあります。
次のサイト、
http://users.sisna.com/cebula/P-Chassis-AlignmentProcess.pdf
には、Pシャシーの
• 部品図
• 消耗部品
• エアーバッグ空気圧
• 車重
• タイヤ
• 車高=ライドハイト(Ride Height)
• ホイールアライメント
その他、シャシーに関する有益なデータが収まっています。
Pシャシーにお乗りの方はこのマニュアルを参考になさって下さい。
RVKen
参考:
P30かP32かの名称に関しては、専門家も含めて議論されるところですが、一般的にはP30 シャシーと呼ばれ、専門家の間では最初に製造された当時はモーターホーム用に作られた裸のシャシーをP32と呼んだようです。 しかし、此れも常に議論される余地がある様です。