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交通事故と宝くじ

ブログを読んだ方は、私の家族は事故ばかり起こしている (運転が下手) とお感じになったのではありませんか? 自分のブログを読み返して自分でも驚きました。

少々言い訳をさせて頂きます。

事故の要因は次の3つがあると思います。
A. 精神的な要因
此れは運転技術とは関係の無い要因で、運転技術でカバー出来る事を過信すると事故に繋がります。
• 急いだり、良くないと思いながら無理をする
• 周りの車に対して感情的になる(抜かさせなかったり、割り込みをする)
• 生活での精神動揺を運転に持ち込む
• 健康状態、睡眠不足

B. 運転技術
此れにはハンドルサバキや反射神経の他に事故を回避する経験や知識が大きく影響すると思います。
• 状況(天候、交通、道路等)に応じた運転 (車間距離、速度、ブレーキ操作等)
• 周りの交通状況を認識 (死角に居る車を逃さない)
• 余裕のある運転 (咄嗟の場合に事故回避が可能な)
• 全てが機能する車 (運転に支障のある箇所は直ぐに整備)
 
C. 運 (不運)
此れは運転技術では回避出来ない、止むを得ない (仕方の無い)理由で起こる事故です。
• 相手が原因 (信号無視、センターラインオーバー等の違法運転、故障車、健康状態等)
• 自然災害等 (暴風雨、地震、飛び石等)

最初の2つの要因、即ちAの精神的な要因とBの運転技術には重なり合う部分もありますが、Cの運はAとBが整って居ても回避出来ない原因です。 そして、私の家族の事故は、1件を除いて、全てCの原因であったと解釈したいところです。 その1件はキャンピングカー旅行に行く為に半日働いた後急いで帰る途中に混雑していた高速道路で追突した私の事故です。  大した損傷はありませんでしたが、此れが唯一の自分の責任事故です。

恥を忍んで付け加えますが、今回の私の事故の3日前に娘が高速道路で後続の車に追突されました。 相手の保険会社から既に修理代金を受け取って解決しています(私も本日修理代を受け取りました)。

事故は纏まって起こりますので此れで最後である事を願っています。  この様によく当てられる時には宝くじを買えば当たって呉れるかも?

駐車場での事故, 続き

先週、駐車場で事故に遭いましたが、その調査結果に関して保険会社より連絡がありました。 

それに依りますと、私には過失は無くその旨を陸運局(DMV=Department of Motor Vehicle)に通知をしたとの事で、修理代の費用も既に昨日発送済みとの事でした。 


少々飛躍しますが、思い出した事を書きます。
事故を起こした場合、陸運局(DMV)には過失の有無は記録されず、又、事故を起こすと自動的に保険料が上ったり解約されたりする事もあると聞いた事があります。  

数年前に保険料が大きく上がり、自分のキャンピングカー(クラスA)の前面ガラスを交換した事と同じ頃キャンピングカーを143マイル(230Km)牽引して貰った為に上ったと思い諦めていました。 ところが暫く経ってからキャンピングカーの集まりで保険に詳しい人に“どちらも保険料には影響しない筈なので調べた方がよい”と言われ保険会社に連絡をしました。

その結果、保険料が上がった理由は私の2人の娘がお互いに別々の事故に巻き込まれた事が原因で知人の言う通り窓ガラス交換や牽引には関係ありませんでした。 更に、娘の事故がどうして私の保険料に影響するかを聞いたところ、私のキャンピングカーの保険は家族(娘を含む)誰もが運転可能な契約になっていたからとの説明でした。 

私は此れまで家内に運転させた事も無く、それどころか娘には当然運転させた事は無いと説明しましたら、保険会社は“私だけの運転に契約変更”をアドバイスして呉れ、保険料を以前(高くなる前)に支払っていた額より更に下げて呉れました。 更に驚いたのは、購入した当時にさかのぼってそれまで支払った差額($500前後)を返金してくれました(キャンピングカーの保険料は乗用車に比べて安いので非常に多額の返金)。 


相当昔になりますが次の様な事もありました。
約1年半の間に家内と私は5件の交通事故に遭い、全てが相手の過失でした。 偶然にも最後の事故に遭った時、新しい保険会社に変更手続きをしたばかりで翌月(約15日後)から新しい保険が効力を発しそれまでの保険を解約する積りでした。 ところが効力を発する3日前に未だ効力が発していない保険会社から解約の通知が届きました。 

理由は事故が多かった為でした。 全ては相手の過失である事を説明しましたが“DMVにはどちらの過失かは記録されていないので、警察に行って事故報告書をもらって来なさい”との事でした。 最後の事故はスキーに出掛けた時にぶつけられた事故で、大雪の中を会社を休んで現地の警察署に事故報告書を取りに行き、その足で保険会社に行き担当者と話しましたが、結局拒否されて仕舞いました。

幸いにも、それまでの保険は解約していませんでしたのでそのまま続行しました。


事故に巻き込まれないのが一番ですが、過失が無い場合は保険料が上がっていない事を確認する必要があります。 今回は保険会社が私には過失が無いと言って呉れましたし、果たして記録するのか分かりませんが、DMVにも連絡して呉れるとの事ですので保険料が上がったり解約されたりする心配は無い様です。

日本の場合はどの様な事故でも、比率は兎も角、お互いに過失があると聞いた事がありますので、異なるかも知れません。

駐車場での事故

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駐車場で事故に遭いました。

上のダイアグラムで大体の予想が付くと思いますが、車1が私でバックし終えたところで右から車2が出て来るのに気が付きました。 即座にクラクションを鳴らし続けましたが相手はブレーキを踏む事も無く私の右側側面にぶつかりました。

事故の状況を全て見ていた車3が居て快く名前と電話番号を提供して呉れましたので今後役立つと思います。


日本ではバックで駐車しますので起こりえない事故だと思いますが、バックをする際は注意をして下さい。

又、事故が起こった時に情報交換を拒否する相手も居ると思いますので、直ぐにライセンス番号を書き留めたり写真を写す事をお勧めします。 私の場合は相手の車の窓に貼られた “For Sale” サインから電場番号を書き留めていたのが役立ちました。

駐車技術

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日本では狭い駐車スペースにキチンと、しかもバックで駐車しています。 しかし、アメリカでは、地方に依って異なりますが、駐車スペースからはみ出して駐車させているのを時々見掛けます。 

新車の高級車を駐車スペース2個の中央に止める人も居ますが、その様な車には鍵やコインで嫌がらせでペンキに傷を付ける人もいる様ですので、真似をしない方が良いです。

上の写真はスーパーの駐車場で見掛けた物で、バックどころか前進でも駐車が難しい様です。


アメリカでの違反には2種類あり、“Traffic Violation=交通違反(ムービングバイオレーションとも呼ばれる)” と“Parking Violation=駐車違反” とに別れます。 従って駐車違反は運転の違反とは異ります。 

住宅街(郊外の)では大体何処でも駐車出来ますが、毎週又は1週間毎に道路掃除の為に4時間程度駐車が出来ません。 しかし、住民でも車が多くて路上に駐車している人は忘れて違反切符を張られる事がありますが、交通違反の様には気にしません。 車の保険にも影響せず、保険料が上る様な事はありません。
次のサイトに交通違反と駐車違反の罰金(カルフォルニア州)が表示されていますので、参考になさって下さい。  
http://www.southshoresha.org/Portals/14/California%20Traffic%20&%20LA%20City%20Parking%20Violation%20Fines.pdf

ハンデイキャップの駐車スペースに駐車したり、違法にハンデイキャップのシールを使ったりした場合は高額です。 日本の様にハンデイキャップのシールを売たりしたら公文書偽造?で捕まると思います。


注意:
アメリカでは、例えバックの方が合理的でも、前進(頭から入れて)で駐車した方が無難でしょう。 “バックで駐車してはいけません”の標識を見る事が時々ありますし、私の住んでいる近くの大学の駐車場ではバックで駐車している車には駐車違反チケットが窓ガラスに張られているのを見ます。 

バックで駐車している車が多い場合もありますが、大半は頭から入れて背中合わせになった2個目の駐車スペースに駐車したもので、バックで駐車した訳ではありません〔多くの場合〕。


昨夜旅行から帰って来ました、又、気が付いた事を書きますので宜しくお願いします。

事故は起きる?

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一般に“オーバーロード”と呼ばれる基準を超える幅や長さの荷物を運ぶトラック(写真左)は、多くの場合一般トラックと同じ速度で走り、カルフォルニア州の様に制限速度が低い(55マイル/時)場所では速度制限を常に守る(?)私のキャンピングカーなど追い越して行きます(?)。  

速度は出しても危険箇所は行き届いた安全運転をしていて、此れまでに“オーバーロード”のトラック事故は見た事がありませんでした。

しかし、無理をすれば事故は何時かは起こります。 次のビデオは事故と“オーバーロード”のビデオです。 

http://www.youtube.com/watch?v=bCvPqaSyOos&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=DGVlvIFjUhc&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=O0663asT5xY&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Bb0asQn-ZMk&NR=1


キャンピングカー専用GPS、即ち高さ制限や重量制限を予めプログラム出来、更にキャンプ場、ダンプステーション、トラック用ガソリンステーション等も表示されるGPSが最近始めて発売になりました。 その宣伝に出て来たのが最初のビデオです。 


参考:
カルフォルニア州では全ての牽引車(一般輸送トラックを含む)の制限速度は55マイル/時(88Km/時)である事は事実であり、多くのトラックドライバーは紳士で速度制限を守ります (取締りが厳しいから?)。 しかし、牽引車速度制限が65マイル/時(104Km/時)や70マイル/時(112Km/時)の州があり、それらの州では私のキャンピングカーを抜かして行きます。

制限速度が65マイル/時(104Km/時)以上の場所でも、私は通常60マイル/時(80Km/時)前後で走ります。 多くのクラスAやフィフスホイール(5th Wheel)等の大型RVは、私同様55-60マイル/時(80Km/時)で走っています。 60マイル/時(80Km/時)を超えると燃費が急激に悪くなります。

流れに乗らずに低速で走るのは危険ですので、高速で走る車の数が多い場所や後続車が安全に抜かせない場所では速度を上げ、安全な場所で抜かせる様にしています。 長時間走る時は同じオーバーロード車に何度も追い越される事があります。

その理由は幾つかありますが、重量のあるオーバーロード車は上り坂に弱く速度が遅くなる事と、トラックの重量を測定したり積荷(農作物)を検査するトラック専用の、所謂“検問所”があり、殆ど(例外もあり)全てのトラックは其処で停まり(減速し)ます。

“検問所”での時間のロス(主に減速と増速)は通常1-2分程度と思われますが、混んで居て長蛇の列の場合や休憩したり安全点検をすれば時間が掛かります。 最近は特別に許可(?)された運送会社(安全運転会社?)のトラックは“検問所”を通過したり、場所に依っては徐行(場所により10マイル/時―40マイル/時)で計量出来る“検問所”もあります。 

関連ビデオも面白いですよ!

アメリカの道に関して、“USハイウエー”

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“インターステートハイウエー”に対して“USハイウエー”は日本で呼ばれる一般道ですが、信号機が付いている所もあれば高速道路の場合もあります。 

参考:
高速道路(フリーウエー)に対して一般道はサーフェスストリート又はハイウエーと呼ばれます。 恐らく“USハイウエー”のハイウエーから来ているのでしょう。 ハイウエーは高速道路と解釈している方があるかも知れませんが、必ずしもそうではありません。 

上の地図は“USハイウエー”の一部(全体の1%?程度が表示されている)で道路番号はインターステートハイウエーと同様、東西は偶数、南北は奇数ですが、異なるのは番号はインターステートハイウエーと逆です。即ち、
•  東西は、北が小さく南が大きい
•  南北は、東が小さく西が大きい

西側の海岸沿いを走る101号線(USハイウエー)だけが数字三桁ですが、実は“10”は“9”の次の1つの数字とみなされているそうで、“10”と“1”の2桁の番号と解釈するそうです。

6号線は20号線より北を走るべき筈が南を走っているのはルール違反ですが、何らかの理由があったのでしょう? 両方共1926年に始まりましたので、開始順位には関係していません。 尚、USハイウエーの中で20号線(5,415Km)が一番長く、二番目に長いのが6号線(5,158Km)です。

既に触れました様に異なる道路番号の道が共有する場所がありますが、インターステートハイウエーと共有する場所もあります。 

参考: 
通常、自転車は高速道路(インターステートハイウエー)は通れませんので、自転車や高速道路を走れない小型オートバイで旅行する場合は予め高速道路に入らない事を確認する必要があります。 サーフェス道路を走りたくてもソレル脇道が無い場合もあります。 稀ですが、この様な高速道路を自転車で旅行している人を見る事もあります。

アメリカの道に関して、“インターステートハイウエー”

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ボロバード、ストリート、ロード、レーン、サークル等、色々な呼び方をする道がありますが、道路番号が付いている道は基本的には2通りあり、インターステートハイウエー(Interstate Highway)とユーエスハイウエー(US Highway)です。 インターステートハイウエーは幾つもの州を跨ぐ幹線道路で信号の無い高速道路(フリーウエー)ですが、ユーエスハイウエーの場合は信号の付いている一般道もあれば高速道路もあります。 

左上の地図はインターステートハイウエーの一部(全体の20%?程度が表示されている)で次の様な道路番号になっています。
•  東西は偶数、南が小さく北が大きい
•  南北は奇数、西が小さく東が大きい
•  99以下の番号
•  都市部のバイパス(上には表示されていない)は基本幹線道路の番号の頭に1つの数字が足される (例えば10号線のバイパスは210号線、310号線、610号線等になる)

インターステートハイウエー(Interstate Highway)とユーエスハイウエー(US Highway)で共通して言える事ですが、場所によっては異なる番号の道が、場所によっては3-4本が共有する場合があります。 又、東西を走る偶数道路と南北を走る奇数道路が共有する場合も、当然ながらあります。 参考:写真右上

インターステートハイウエーの多くは無料の高速道路(信号無し)ですが、アメリカ東部には有料のインターステートハイウエーも可也あります。 無料のインターステートハイウエーが有料のインターステートハイウエーで結ばれている場所もあります。

“一旦停止” サイン

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自動車で出掛けて、住宅街やショッピングセンターの駐車場を運転する度に気に成っていることがあります。 それは日本とアメリカでの交通ルールの守り方です。

何処の国でも、地域でも、色々な運転の仕方をする人が居ます。 
“一旦停止”サインに関しては、アメリカの大半の人は同じような運転をします。 住宅街でストップサインがあれば一旦停止、4方向に一旦停止サインがあれば順番に走り抜けます。 同様に、デパートやスーパーの駐車場の路面に“一旦停止”と書いてあれば停まり、4方向に一旦停止サインがあれば順番に走り抜けます。 

しかし、地方に行った際、ルールを守らず駐車場を斜めに“豪快に”突っ切って行く若者を見る事もありますが、其の人達も大半は、“一旦停止”に来ると停止、又は徐行をし、車が近付いて居れば停まります。 

テレビのチェースビデオでは、一旦停止標識どころか、赤信号も無視して“豪快に”走り抜けるシーンを見ますが、あの人達の多くは犯罪者や逃亡者で、捕まる事を覚悟で、又、撃たれて殺されても損はしないと思って逃げているのですから、一般の平和市民とは違います。

日本ではどうでしょう?
私は、日本のホームセンター等の駐車場を運転する度に “日本の運転者は豪快な運転をする”と感心します。
RVKen