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トラック専用 大型ガソリンスタンド

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アメリカにはトラック専用の大型サービスステーション、俗にトラック・ストップと呼ばれるガソリンスタンドが在り、当然長距離トラックの運転手は誰でも知って居ますし、RVオーナーも知らない人は居ないと思います。  通常、高速道路の近くに在り、アメリカ国内各地に点在していて、フライイングJ(Flying J)/パイロット(Pilot)、ラブズ(Loves)、TA(Travel Plaza)、ペトロ(Petro)、等が多く、地方に依っては一般向けのガソリンスタンドとして知られるShell、Exxon、Mobile、Texaco、Sinclair、Marathon等の大型専用のトラックストップを見る事もあります。

大型輸送トラックの多くは長距離を走りますし、法律で運転時間が厳しく定められていて、各トラックには記録装置が搭載されていて、牽引/否牽引、車軸荷重、積載/空荷走行、速度、走行/駐車時間、その他運転履歴の詳細が分かる様になっている様です。 又、違反運転手には高い罰則金が課せられ、この厳しい時間の為に返って安全走行が出来ない状況になっている様です。 例えば、大都市を通過する際の交通渋滞を避ける為の時間の調整が難しい為に無理が出る場合もある様です。

従って、時間が掛からない場所に駐車して睡眠を取る事は重要で、時にはモテル等に宿泊する運転手も居ますが殆どの運転手はこの様なトラックストップ、レストエリア、ウオールマート(契約/許可)の駐車場、高速道路脇等に駐車して寝ています。 

次のユーチューブ・ビデオは今夜の宿泊の為、並びに他から来るトレーラーと交換する為にペトロ(トラックストップの会社名)の駐車場に入り、駐車、トレーラーを取り外す手順、トラックたーの高さに関する説明、トラックターの内部の様子等が映されています。
https://www.youtube.com/watch?v=WvfCRLkJVog

次のユーチューブ・ビデオはフライイング J トラックストップで、内部にはトラックの運転手が必要な殆どの物、例えば食料品、衣類、電気製品、本/ビデオ、トラック部品、道具、レストラン、シャワー等何でもあります。 ビデオにはトラックの給油の様子やアメリカで走っている典型的な、所謂18ホイーラーと呼ばれるトラックター・トレーラーが映されています。  中には例外も在りますが、ほとんど全てのトラックター・トレーラーはタイヤ(ホイール)が18個付いています。
https://www.youtube.com/watch?v=gwWSolZn8Ew

次のビデオもフライングJの駐車場の様子で、1990年代に法律が改正されて牽引車両全体の長さ制限が大きくなった為にキャブオーバータイプのトラックは徐々に姿を消し、現在は殆ど全てがボンネットタイプになっています。 
https://www.youtube.com/watch?v=Jpc-XklZ29A

旅行中に見たトラック色々 その2

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カナダで見た30輪を付けたトラックの続きです。

此れらのトラックはトレーラーを2台牽引している状態です。 従ってバックをする時は1台のトレーラーを牽引している場合の、更に逆のハンドルを切らなくてはなりません。 長い為、レストエリアやガソリンスタンド等で駐車をする場合は必ずと言ってよい位バックを何度かして他のトラックと並列に体制を整えます。  皆旨いもので、我々が乗用車をバックさせるのと同じ様な感覚でバックをさせます。 

https://www.youtube.com/watch?v=nXIBiztv-Ok
https://www.youtube.com/watch?v=bplHUE1qCQg
https://www.youtube.com/watch?v=neoN84XUGxw

旅行中に見たトラック色々 その1

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日本では、重量物、長尺物等、特殊な物を運搬する以外は見る事が無いと思いますが、カナダには車輪の数が多いトラックが多く、長距離輸送の大型トラックには30輪を頻繁に見ます。

この様な大型トラックを見た事が無い人は興味があると思いますし、見た事があってもトラックに特別な興味を持つ人は見たいでしょうし、興味が無い人(子供を含めて)でもこれ等の写真を見て興味が沸くかも?

この様なトラックを見慣れて興味が無い人には我慢して頂く事にしますが、その内RVの写真も掲載します。

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アメリカとカナダで見る大型トラック その5.オーバーサイズの積荷

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一般的なトラックの他にオーバーサイズの荷を積んだトラックも時々見掛けます。 これ等のトラックは他のトラックと同じ制限速度で走りますが、危険と思われる所では慎重に運転している事が分ります。 重量荷物を積載して居るトラックは急な下り坂では、20Km/時程度の超遅い速度で下っている物も居ます。 

RVは乗用車と異なり重量がありますが、下り坂では乗用車と同じ様に速度を出す事が出来ます。 しかし、急な下り坂で乗用車と一緒のスピードで下るのは危険です。 下りの勾配、車両重量、エンジンサイズ等によって下る安全速度は異なります。

下り坂を下る安全速度の目安は、同じ坂を上る時に走る速度が良いとされています。 即ち、40Km/時でヤット登れる坂を下る場合は40Km/時に減速して下るのが安全速度です。 

アメリカとカナダで見る大型トラック その4.

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カナダ西部は木材の切り出しがアチコチで行われています。 その為、木材を運ぶトラックをよく目にします。

木材を運び終えて切り出し地に向かう場合は、後部の車軸を前方の荷台におんぶする形で走ります。 此処に示された写真は前後3軸ですが、前後2軸のトラックも時々見ます。 

前回添付した様なカナダ特有の車軸配列の木材運搬車もありますし、最後の写真の様なダブルトレーラーもあります。


前回の続き:
現在、アメリカで走っている殆どのトラックが“コンベンショナル”と呼ばれる、キャブの前方にエンジンが付いているトラックである理由は、其れまで厳しかったトラックの全長に関する各州の法律が1970年代に緩和された事が大きい様です。 “コンベンショナル”型はホイールベースが長い為乗り心地/操縦性が良く、エンジンの整備がし易く、平面な“キャブオーバー”型の前面に比べて空気抵抗が少ない為、最近ではエコにも大いに貢献しています。 

アメリカとカナダで見る大型トラック その3.

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平坦な道は勿論、空荷の場合は上り坂も高速で乗用車と同じ速度、又はそれ以上で走りますが、重い荷物を積んでいる場合の7%以上の上り坂ではノロノロになります。

今回で3度目のカナダで見られるトラックの写真ですが、日本のトラックと形が異なる事にお気付きの方もいらっしゃる事でしょう。 

アメリカでも1970年代までは現在の日本のトラックの様な形をしている物が主流で、現在も消防自動車には日本のトラックの様な形が使用されています。 ヨーロッパのトラックも日本と同じです。 反対に、日本でも昔はアメリカと同じ形をしていました。

皆さん既にお分かりだと思いますが、日本のトラックは“キャブオーバー”に対してアメリカやカナダのトラックは“コンベンショナル”と呼ばれる型、即ちエンジンが運転席の下(後)に有るか前方に有るかの違いです。 “キャブオーバー”型は前方が平らで全長が短いのに対して“コンベンショナル”型は前方が突き出して全長が長くなります。

“コンベンショナル”型は運転手の前にエンジンがありますので当然運転手の安全性で優れていますが、その他にも、アメリカやカナダで“コンベンショナル”型多い理由が他にもあります。 説明は次回にします。


参考:
“コンベンショナル”と言う言葉は、伝統的な、又は昔からの型と言う意味で形状やモデル名に使われます。
例えば、小型飛行機には通常3個の車輪が付いて、ゼロ戦の様に前方に2輪、後方に1輪の場合と、旅客機の様に前方に1輪、後方に2輪の場合があります。 ゼロ戦の様に前輪2個の車輪形式を“コンベンショナル”と呼び、旅客機の様に前輪1個を“トライシクル=三輪車”と呼びます。

アメリカとカナダで見る大型トラック その2.

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アメリカ国内で一般的に見る大型トラックは18本のタイヤを付けていますが、カナダでよく見るトラックは写真の様な車軸配列で、タイヤが30本付いています。 一種のダブルトレーラーですのでバックでのハンドル切りは逆の逆ですが、長い事もあって上手にバックをします(短いダブルトレーラーのバックは難しい)。

操縦性、安定性が良い様で、曲がりクネッタ片側1車線の細い山道でも高速で走り、時には乗用車も抜き去って行きます。 下り坂では、私も負けずに速度を出しますが、平坦な道や上り坂では抜かせてあげます。 高速で上り坂を走ると燃料を食いますし、何よりもトラックは仕事で走っていますので譲ってあげます。

アメリカとカナダで見る大型トラック その1.

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RVで旅行をすると色々な景色が見えますが、当然周りを走っている車やトラックも目に入って来ます。 RVに関心のある方はRV、トラック等の写真にも少なからず興味があると思いますので、それらの写真を添付します。

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