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キャンピングカーの写真

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数日間、出掛けて来ましたが、途中で写したキャンピングカーの写真です。 

普段、高速道路を走っていて何とも思わずに見るキャンピングカーですが、強いてコメントすれば、左上のクラスAは1980年代のサウスウインドのDPです。 サウスウインドはペースアローの姉妹車で、フリートウッド社からのクラスAの大衆車です。 DP車即ち後部にデイーゼルエンジンを搭載したサウスウインドは全く見ない訳ではありませんが、非常に稀です。 又、このサウスウインドは何も(トード=Towed=Toad)牽引しておらず、この様なクラスAを見るのも稀ですが、恐らく近距離である事と目的地でトードを必要としないからでしょう?  (トード牽引の目的は移動中に故障が起きた場合に切り離して部品調達その他で走り回れる事と目的地で駐車の不便なクラスA(RV=Recreational Vehicle)を走りまわさないで済むからです)

右上のフィフスホイールはトイホーラー タイプで、後ろ下部にヒンジが付いており、トビラを開くと傾斜板に変身してオートバイやATV(All terrain vehicle)を出し入れ出来るようになります。 
左側面には2個のスライドアウトが付いており、前部の小さな四角い部分はベッドルームの一部が飛び出し、中央部の大きな四角い部分はソーファー等がある居間の部分が飛び出して広い居住空間になるようになっています。 写真には写っていませんが右側にも2個付いている筈で、通常クオッド(Quad Slideout=4個のスライドアウト)と呼ばれています。
走行中にオートバイやATVを載せる後部は、目的地でそれらのオモチャを下ろすと壁に取り付けられた折りタタミ式ベンチを開いて座ることが出来、夜は天井部分に押し上げられているベッドを引き降ろして寝ることが出来ます。 通常、ベンチはベッドになり其の上に大きなベッドが降りて(2段ベッド)、多数が寝る事が出来ます。

トイホーラーはクラスA、クラスC、トラベルトレーラーでもありますが、フィフスホイール型を一番多く目にします。 其の一番の理由は居住性が良く、又積載量や価格も自在に変更出来るからだと思われます。 即ち、低価格の小型から大型車までデザイン製造されています。
RVKen

クラス B (バンコン)を選ぶ理由?

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キャンピングカーにはクラス C、クラスA もありますが、クラスB を選択する理由は沢山ある様です。

次のサイトで色々語られています。
http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/24434704.cfm

質問者:
私は妻に、クラスB (バンコン?)は運転も駐車も容易で、燃費も良いので薦めていますが、妻は小さ過ぎると思っています。 皆さんのクラス Bを選んだ理由と好きなところを教えて下さい。

• あなたは私の理由を全て書いて仕舞いましたが、24フィートのクラスCからの最大のアップグレードは燃費が305%良くなったことです。  テントのキャンピングから始めましたので鉄製テントで充分、前のクラスCの殆ど(80%)は使用しませんでした。

• 今、何に乗っているかで異なります。 クラスAにお乗りでしたら相当の小型化ですが、SUVやバンでしたら大型化です。 “B”の大きさにも依ります、私は17フィートから22フィートのスプリンター(ベンツのバン)に乗り換えましたがホテルのスイートに移った感じです。 以前はリッターあたり7Kmでしたが今は8.5Km走ります。

• 理由はほぼ同じですが、大型車に比べて“B”ですと使い道が色々あります; 食料を除いて全て積み込まれていますので何時でもキャンピングに出かけれる状態ですが、そのままで近所のイベントにも行けますし買い物にも行けます。 妻が買い物をしている間に寝ることも出来ます。 パレードに出かければ遠くに駐車しなくても済みます。 この夏7週間掛けて17,500Kmの旅行に出掛けて来ましたが何処でも行け、何処でも駐車出来て便利でした。 

• 私は“B”をセカンドカーやサードカーとして使います。 クラスAやクラスCでは近所の買い物には使えません。

• 旅行の仕方で異なりますが、“B”は計画無しの旅行でも簡単に使えます。

• 私の妻も“B”では小さ過ぎると言っていましたが、デーラーに行ったりキャンピングカーショーに何度も行っている間に考えを変えてくれました。 今では“B”より大きなものは考えないでしょう。

• “B”を買う積もりで先週、今迄乗っていた“C”を売りました。 “B”の方が万能性に富んでいると思います。

• 私達はクラスAを6台、トラックキャンパーを1台、フィフスホイールを1台乗りましたが、先週“B”を注文しました、チョット飛び乗って出掛けることが出来るのが理由です。

• 上に書かれた全ての理由は正しいと思います。 万能性や経済性を考えると“B”は優れていますし、どんな道でも走れ、どんな所でも駐車出来ます。

• 私達は旅行が主で、キャンプではありません; 同じキャンプ場に2日以上泊まることはありません。 妻は“B”より大きな車を運転してくれませんが、“B”ですと運転席から引き摺り下ろすまで運転を続けます。 内部はそれ程広くはありませんが、食事が出来、シャワーを浴びることが出来、ユックリ寝ることが出来ます。

• “B”は狭過ぎ、“Bプラス”は燃費が悪く、どちらにしようか常に迷っています。

• “B”はキャンピングカーの中で一番多く売られているのでは?

• “B”を作る会社はホンの僅かですので私は“B”が一番多く売られているとは思いませんが?

• “ロードトレック”から“アイタスカ ナヴィジョン(ベンツのバン)”に買い換えましたが、2フィート高く4フィート長く、内部も外部も大きいのですが、幅はありがたくも5cm広いだけです。 デイーゼルですのでリッターあたりの距離は良いのですが、軽油が高いので前の“ロードトレック”と同じ燃料費です。 (アメリカでは一般的に経由の方がレギュラーガソリンより高い、州や其の時々で5-20%位高い)

未だ続きますが、この位にして於きます。


勿論、キャンピングカーを使う目的や個人の特別な理由で、クラスBが適切な選択の人も居れば、そうでは無い人も居ることでしょう。 購入時の選択の参考に?
RVKen

中古キャンピングカーへの買い替え

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中古キャンピングカーを買おうと思っている人は何年程度であれば買う価値があるか? 又、毎回新車で買い換えて居る人も、どの程度乗ったら買い換えるべきか?  キャンピングカーの買い替えは、(私を除いて?)、誰にも興味があるところだと思います。

次のサイトで色々話あって居ますので、参考に成る部分もあると思います。http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/24550709.cfm

尚、話の中には冗談の部分もありますので、笑い流して下さい。  (このブログには女性は少ない(居ない?)と思われますので心配しないで大丈夫だとは思いますが)


質問者: 
私達はスーパーB (写真左))に数年間乗っていますが、退職しましたので中古DP(写真右)に乗り換えようと考えています。 10年物の良好な“アイタスカ”の34フィートと36フィートのデイーゼルプッシャーを検討していますが、資金的にも魅力的です。 皆さんの意見を聞かせて下さい。

• “私の妻は50歳、ソロソロ交換時期に来ています。”

• 私のキャンピングカーは10年経っていますが、何処にでも出かけます。  買う際、正確な整備記録が付いていることは大切です。  タイヤの状態とスライドが付いている事も!

• (私の妻は50歳、ソロソロ交換時期に来ています。)  -  奥さんに言い付けちゃいますよ!

• 10年経っているとしたら、どの様に整備されていたかが問題です。 5年でもどうしようもない物があれば20年(150,000Km?)でも新品同様もあります。 間取り(設備の配置)と値段に注目し、エンジンとトランスミッションの調子の良いものを探して下さい。 走行距離に関しては少ないより多い位の方が良いですよ。  10年でしたら80,000Km程度、40,000Kmでしたら低過ぎて私は少々不安です。

• (私の妻は50歳、ソロソロ交換時期に来ています。)  -  “年齢と共に良くなる”の保険の宣伝を見ていませんか?  私の妻は19歳の頃と変わりません。 考えを変えたら私も付いて行きます。  最初からデイーゼルエンジンクラスAの選択は正解です。 古いガソリンエンジンでしたら毎日修理で忙しくなるかも知れません。

• 私達は7年物を16年前に買いましたが、つい最近何の大きな問題も無く7,200Kmの旅行に行って来ました。 タイヤや整備の他に、1年に3万円程度(部品代)の自分で出来る修理を見た方が良いです。 私の場合、大きな出費は外見を良くすることで、何時かはしなければ成りませんが、800,000円程度掛かりそうです。

• 1991年に1968年型の“クラシックウルトラバン”を買い、16年間乗りましたが、2007年に1996年型の“サファリDP”に買い換えました。

• (私の妻は50歳、ソロソロ交換時期に来ています。)  -  “そうですとも、奥さんがあなたを交換するのはもう時間の問題です。”

• 坂道で30年程度経過している良好なDPを追い越すことがあります。 私としては、古くても良いのですが、新しい方が勿論良いです。  遠乗りして故障したらお金が掛かります。 特に、デイーゼルエンジン故障はお金が掛かります。 あなたが検討している10年もの位が丁度絶好調かも知れません。 少々修理にお金を使えば新車同様の信頼性でしばらく乗れます。 


更に続きますが、この位にします。 要望があれば続きを書きます。
RVKen

バッテリーが正常な電圧

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しばらく振りに自分のキャンピングカーに再会しました。

特別考えながらドアーを開けたのではありませんが、最初に調べたことはメインとサブのバッテリーが正常な電圧であるかでした。 暗闇の中、両方共13.34Vの数値前後での変化が表示されているのを見て、全て順調で、私の帰りを待って呉れていた気がしてホッとしました。

同じく暗闇の中で冷蔵庫がオンのランプが点灯していて、ドアーを開くと中には前回釣って来た魚が凍っており、家の冷凍庫が一杯なのでそのままにして来た事を思い出しました。

他には特別気になる事は無く、直ぐに出て来ました。

昔、長期間留守にした間に(コンバーターをオンにして充電をしていたにも関わらず)、メインバッテリーを駄目にした事があります。 コンバーターはサブバッテリーは充電してもメインバッテリーは充電していなかった為でした。

長期間キャンピングカーを使用しない場合はメイン、サブ、両バッテリーが適正な電圧に保たれる事を確認することは非常に(最も)大切だと、私は考えています。 
RVKen

合成オイルに関して - 続き

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合成オイルに関しての興味ある書き込みが有りましたので、付け足します。

書き込みは、“今迄新車から合成オイルを使い続けたコルベットを、妻がオイル交換に持って行った際、合成オイルの指定をしなかった為に鉱物オイルを入れて仕舞いました、どうするべきでしょう?”との質問で始まり、色々の回答(意見)が寄せられていました。

“4,800Km(3,000マイル)乗って、次回に合成オイルに戻せば問題ありません”のような意見に混ざって、 “コルベットでも、レース用精密エンジンで無ければ、鉱物オイルで充分で、合成オイルを使う必要は無い”と言う意見が有りましたが、この他にも合成オイル使用は無駄との意見が多数目に付きました。

又、冬場の温度が低い時に合成オイルを使用するとエンジンの掛りが良くなる理由で、合成オイルを奨励する人も居ました。 低温で粘度が高くなり難い合成オイルの特性を考えると一理あると思います。 しかし、同じ人が“夏場に合成オイルを使っても余り利益が無い”と書いていましたが、此れに関しては私は疑問を感じます。 (恐らく気温の上らない北国に住んでいる人の意見なのでしょう)


意見は色々ですので、結論は此れらの情報を元に自分で納得出来る方法を使うのが一番良い様です。 
RVKen

合成オイルと漏れとは関係がある?

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以前、この事に関して調べる約束をしましたので書きます。

漏れには全く関係無いとは言い切れませんが、正常なエンジンであれば合成オイルを入れても漏れには関係がないと言えそうです。 

ネットで調べてみますと、“合成オイルを入れた為に漏れが発生しますか?”との質問が以外に多いのに驚きました。  それらの多くは自動車やオートバイを趣味とする人達のグループが質問したり意見を交換するフォーラムで見られました。  又、オイルに関する専門家の意見やオイル会社の宣伝を兼ねた説明も色々有りました。 信頼の置ける意見もあれば、根拠が乏しい意見もあると思います。 


漏れの原因:
合成オイルは、鉱物オイルに比べて粒子が均一な上に細かい為、鉱物オイルに比べて漏れ易い可能性はあります。 同時に、此れが理由で(接触面積が多くなり)熱交換が優れていてエンジン温度を効率的に下げてくれます。

合成オイルが出始めた1970代は添加物が完全ではなかった為にシールやガスケットの縮みが原因で漏れを生じた事も有った様ですが、その後オイルメーカーは添加物を改良して、現在ではシールの縮みに関しては全く問題が無いようです。  

“鉱物オイル”から合成オイルに交換しての漏れは、細かい粒子の他に、焼けた鉱物オイル粒子で塞がれていた交換前の問題箇所が合成オイルに交換したことで取り除かれ、漏れることが考えられるようです。

合成オイルがオイルシールやガスケットに漏れの原因を作ることは全く無いようで、もし漏れが確認された場合は、鉱物オイルか合成オイルかに関係無く、漏れ箇所の修理が必要のようです。

合成オイル交換時期:
此れまで鉱物オイルによる慣らし運転が一般的でした。 私の使用しているエンジン会社の場合、
“ピストンリングが馴染むまでは合成オイルの使用を勧める事は出来ませんが、その後でしたら問題ありません。 運転の状況によって異なりますが、馴染むまでに8000Kmから32000Km掛かるでしょう。 (Cummins recommends that you not use synthetic motor oil during the break-in period of 5000-20,000 miles, based on the type of driving, to allow proper seating of the piston rings. Beyond that mileage it is OK to use synthetic oil.)”
と説明してあります。

しかし、最近のコルベットや、中には4気筒エンジン搭載の車でも新車から合成オイルが入れてある車もあるそうです。 慣らし運転を奨励するエンジンメーカーもあれば慣らし運転を必要と考えないメーカーもある様です。


果たして合成オイルは必要か:
ある投稿者の職場の車は、新車保障期間の車を除いて、全てリサイクルオイル(再生オイル)を使用しているそうです。 交換周期は6400Km毎で、その人に割り当てられているトラックは現在約400,000Km (236,000マイル) で、通常、殆どの車が480,000Km(300,000マイル)走るそうです。 再生オイルの使用が原因の故障は無いそうです。 其の投稿者はこの理由から、果たして合成オイルを使用する価値はあるか、お金を無駄にしているのでは無いのかと、逆に質問しています。

この人の意見が正確か否かは別として、理解出来ます。 大いに参考にする価値はあると思います。 即ち、各々のキャンピングカーの使用条件(使用環境、走行距離、オイルと車の価格、使用期間、その他)により大きく異なり、鉱物オイルを使用した方が総合的利益がある場合もあれば、合成オイルを使用した方が利益がある場合もあると思います。

一般の方は鉱物オイル使用で充分と考えますが、私は合成オイルを使い続けます。
理由は、私の想像ですが、多くのキャンピングカー所有者は数年間で買い替え、距離も100,000Km乗らないと思われるからです。  これに対して、私は今後30年間(生きる事が出来れば) 買い替えをせず、今のキャンピングカーに1,000,000km乗り続ける覚悟です。 

このように宣言して合成オイルを使えば乗り続けることが出来、経済的に十分の利益があると考えます。  誰でも、特に私(男)はキャンピングカーに弱いので、この理由が必要でした。  私と同じ理由で合成オイルを使用する方はいらっしゃいますか? 
RVKen


(読者を犠牲にし、合成オイルの漏れとは大分かけ離れて仕舞いました。 余り真剣に考えないで下さい、私の意見は冗談50%、間違い50%と思って読んで下さい)

台場のキャンピングカー ショー

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昨日は東京の台場にキャンピングカー ショーを見に行って来ました。 アメリカ製“エアーストリーム”のトラベル トレーラーも展示されていましたが、国産バンコンバージョンやキャブコンバージョンが多数展示してあり、サイズ的、値段的にも良く考えられていましたし、多数のお客さんが見に来ていました。  犬と一緒の旅行に関する説明も興味深く聞いて来ました。

近くにある2箇所の駐車場には乗って来た入場者のキャンピングカーが相当量駐車してありました。 各駐車場入り口には警備監視員が立って居て、“車上荒らしに注意”の看板も有りましたが、何も言われずに入れましたので、一応そちらの方もくまなく見て歩きました。 

ここ数年間でキャンピングカーの数は増大したと思われますが、これほどの数のキャンピングカーの展示と共に、このショーに集まって来たキャンピングカーの数がこれ程あると言う事は、日本でも経済的に採算が取れ、今後道路や宿泊設備への投資もドンドン増すと考えられます。そう成りますと益々キャンピングカーに興味を持つ人が増え、キャンピングカーの販売数は更に増すと思います。  乗用車やミニバンと比べて値段的にはそれ程高く無く、興味を持った人には買い易いと思います。 高価な車も少数有りましたがそれらは大き過ぎて、日本の一般家庭向きとしては駐車問題、道路状況、高速料金、ガソリン代、走る距離等を考慮しますと実用的では無いと、私は考えます。 又、日本の一般の人(キャンピングカーを始める前の人)はご自分で点検修理を為さらないと思われますので、維持費も相当掛かると思われます。

私は、RVショーに行くのが楽しみですが、“絶対に買い替えはしない”と言う強い意志を持って行く事にしています。 何と無く行ってしまうと、毎回新車を買いそうで、非常に危険です。 今回は、プレッシャーも無く、安心して気楽に見て回ることが出来ました; 買う事は不可能でしたから! 

帰り掛けの信号待ちで、このショーでバンコンを買った家族と話をしましたが、とても幸せそうでした。 私の現在のキャンピングカーもRVショーで買いましたので、この家族の気持ちは良く分かります。

写真は“ゆりかもめ”の駅から写したキャンピングカー会場方面です。 カメラを持って行きましたが、写真を撮るのを忘れて仕舞い、会場の写真は一枚も撮っていませんでした。 (余りにもエキサイトし過ぎたのでしょうか?)
RVKen

フロントホイールベアリングの締め付け方法

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キャンピングカーをお持ちの方の中にはご自分でフロントホイールベアリングを交換、グリースの入れ替え等を為さる方も少なくないと思います。

最初にお断りしておきますが、締め付けには相反する方法があり、間違った方法を採用すると危険です。  締め付け過ぎると熱を発生し短距離でベアリングの焼付けを起し、緩過ぎるとベアリングの寿命を短くして危険です。  

1) キャンピングカー、乗用車シャシー
http://www.nordiques.com/pieces/images/cataloguepdf/torquesskf.pdf

このサイトには年式やモデル別に種々の締め付け方法とトルク値が表示されています。  この中から適切な方法を選ぶことは良い結果を得る為に不可欠です。  幾つかの例を取り出してみますと、
イ)  1996-97 G3500 Van ............................注GMA 
1994-96 C3500 2WD Pickup ..............GMA
注GMA: 回転させながら、16Nmで締め付け、其の後緩めてから手で締め、緩める方向の穴に合せてカッターピンを差し込む

ロ)  1987-97 E350 Van ...............................注 FTB
注FTB: 締め付けと逆方向に回転させながら、25-29Nmで締め付け、其の後1/8緩めてカッターピンを差し込む

ハ)  2000-02 Ram 3500 Pickup ............ 280/380
非常に高いトルクの380Nmで締め付け

ニ)  1993-96 EuroVan ........................... 148/200
200Nmで締め付ける

ホ)  1997-03 EuroVan FWD............ 111/150[注30]
[注30] 150Nmで締め付け後、更に90度増し締めする


以上の例から分りますようにデザインにより非常に異なりますので、年式とモデルに一致した方法を使い、表示されていないものに関してはよく調べた上で納得出来る方法を使用して下さい。 

尚、クラスAのシボレーP30 はこのサイトには表示されていません。  次のサイトに説明されていますように、G10、G20、G30、P20、P30は同じシャシーが使われているようで、上のイ)と同じと考えられますが、モーターホームのP30に関しては多少異なる箇所もあるようです(従って確信はありません)。 (http://users.sisna.com/cebula/P-Chassis-AlignmentProcess.pdf

多くの場所に示されていますが、極僅かの遊びはOKで、“.025 - .127mm”はよく目にする数値です。  しかし、多過ぎるとベアリングの寿命を減らします。 これに関しては色々の実験結果をウエブサイトで見ることが出来ます。 測定方法や器具は専門的になりますので省略します。

2)大型トラック、バスシャシー
大型トラックのベアリングの締め付け方法には、TMC(The Technology & Maintenance Council)と呼ばれるトラック製造業界の専門家の集まりによって作られた非常に詳しいマニュアルがあり、此れを基に多くのトラック部品会社(車軸、べアリング、ブレーキ等)が更に分り易い説明サイトを出しています。  大型バスコンバージョンやトラックコンバージョン用ですが、イラスト入りで有益な説明がされていますので加えました。
http://www.conmet.com/pdfs/Hub_Service_Manual.pdf

単一ナットの場合は次のサイト(RP-618)のチャートに表示されています。http://autoam.timken.com/techseries/trb_pages/TRB%20Adjustment%20RP-618.pdf

要約しますと、
1) 271Nmで締め付け
2) 1回転緩め
3) 回転させながら68Nm締め
4) 1/6回転緩める (12ネジ山/インチ)
 1/4回転緩める (18ネジ山/インチ)


ベアリング会社から色々な説明サイトが出ていますので例として2個添付します。参考になる情報が入っています。
http://www.pirate4x4.com/tech/billavista/PDFs/Timkin%20bearing%20pre-load.pdf

http://www.saaq.gouv.qc.ca/publications/lourds/bearings.pdf


注:
•  締め付けは回転させながら行って下さい。
•  異物が入らないように清潔さを保って行って下さい。
•  締め付け後は走行点検を行い、異音や、手で触ての温度の異常等が無い事を確かめる事も大切だと思います。


フロントホイールベアリングの締め付け方法は初めての場合は複雑ですので、以上の事を参考になさって正しい方法で行って下さい。 2度目は(既に行った事のある人に取っては)簡単だと思います。

RVKen