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シボレー P30 マニュアル

日本で走っている多くのアメリカ製クラスA(DPを除く)、即ちウイニベーゴー、アイタスカ、フリートウッドの各モデルの大半にシボレー製P30 シャシーが使用されています。 シャシーに関してはRVメーカーとは無関係ですのでシャシーメーカー、即ちシボレーやフォードマニュアルが必要となります。 

次のサイトにモーターホーム用シボレーP30シャシーに関して、イラスト付きで、相当詳しく、分かり易く説明してあります。
http://www.bdub.net/manuals/P30/P30.pdf

P30シャシーのモーターホームの持ち主の為に作られたマニュアルで、主要な部品や装置、並びにそれらの検査やメインテナンス方法が説明されています。 正しい問題解決方法の他に、よくありがちな問題を事前に防ぐ方法も説明されています。 尚、此れはショップマニュアルではありませんので全てが網羅されている訳ではありませんが、この中には専門技術知識を必要とした専門家の領域も含まれています。 従って、修理を依頼する場合に関連部分を印刷して持参すると役立つ事もあると思われます。

更に、シボレーが発行したP30に関するブレトンボード(認識さてれいる問題箇所の解決方法、改善)も含まれています。 次の様なものが含まれています。 関連状況を経験されている方は該当年式、その他を確認の上参考になさって下さい。

シボレーブレトンボード:
• オートパークブレーキ(Automatic Apply Parking Brake)
• 油圧パーキングブレーキ油漏れ
• パワーステアリングポンプの異音
• パーキングブレーキが解除しない(パワーステアリングオイル漏れ)
• オートパークブレーキが解除しない
• サービスエンジン警告ライト
• ブレーキ摩擦音(キーキー音)
• デイスクブレーキの改善
• オートマチックトランスミッション(4L80-E/4L80-EHD)に関する整備書改善
• インストルメントパネル無料交換
• デトネーション(走行中のエンジン“カリカリ”音)と排気の異臭
• スペードメーター(機能不良)
• 新型ホースクランプ
• オートクルーズ ケーブル交換
• 再使用可能パンシール(オートマチックトランスミッション)
• エンジン油圧インデイケーターの異常
• 新型スパークプラグ
• 静電気に依る電子機器破損
• 燃費に影響する要因
• エンジン油圧ゲージ(高圧表示)


P30シャシーをお持ちの方やお友達等でP30 をお持ちの方をご存知の方はこのサイトをお気に入りに登録の上、PDFファイルで保存する事をお勧めします。 後日見ようとしても見つからなかったり、無くなっている場合もあります。

参考: PDFファイルの保存
1. 上のPDFサイトを開く
2. 開いたPDF画面の左上の保存アイコンをクリック
3. 必要であれば保存場所とファイル名を変更
4. 右下の保存アイコンをクリック

タイヤ空気圧調整

今日はキャンピングカーのタイヤ空気圧を調整しました。 

バーストを防ぎ更にタイヤを長持ちさせる為には空気圧調整が非常に大切です。 単に此れだけを気にするのでしたらタイヤに記されている最大空気圧に調整すればよいのですが、此れではタイヤが硬過ぎになってトラックの様な乗り心地になって仕舞います。 

キャンピングカーに依ってはスプリング、ショックアブソーバー等が柔らか過ぎたり更にはサスペンションやハンドル機構に遊びが多い場合は僅かでもタイヤ空気圧を高くした方が操縦性が良くなる場合も考えられます。

キャンピングカーの殆どはトラックシャシーですので乗り心地だけを考えますとタイヤ空気圧を出来るだけ低く設定した方が快適です。 従って、キャンピングカーを計量し、必要最小限の空気圧を計算し、出来るだけ低く保つ必要があります。 

空気圧は通常朝の気温が低い時に調整する様に言われています。 夏の間は気温が20度以下に下がる事は滅多にありませんが、秋から春に掛けては10度以下に下り、温度が10度下がりますとタイヤ空気圧は相当(比例では無いが便宜上10%程度)変化します。 

私の場合は通常77-78psi(最低限75psi)に調整していますが、気温が低くなった今回は6本全てが70 psi前後に下がっていました。 全て77psiに調整しましたので何時でも出掛ける事が出来ます。 

シリンダーヘッドガスケット

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知人からガスケットに関する質問がありました。 この人とは昨年の夏に旅行先で知り合い今年の夏も会った人で、彼も私と同じエンジンを搭載したキャンピングカーに乗っていたり魚釣りの趣味を持っていたり共通な話題も多く、時々メールのやり取りをしています。 火星に関する写真やビデオはこの人の送って呉れた物です。

この夏に会った際、彼のエンジンも長年冷却水が僅かづつ減ることを知り私の経験を話しました。 今回のメールでは300Km 毎に1リットルの漏れになったのでシリンダー内に入るのが心配になり修理を決意したそうで、質問に対する返信を書いていてMasterさんのブログにもシリンダーヘッドの写真が掲載されていた事を思い出し、私も今回用意した写真を掲載する事にしました。

以前、私のエンジン(カミンズISB)も長年冷却液がごく僅かながら減り、1年(1.2万Km)に1リッター程度を足していました。 常に原因究明をしていましたが旅行先(5000Km離れた)で偶然見つけ、ウオーターポンプと思われましたので旅行先で修理も考えました。

結果的には家に帰って来て修理をして正解でした。 原因はウオーターポンプの上のヘッドガスケットからでした。 

上の写真は漏れた部分と新しいガスケットを示しています。 オリジナルガスケットには付いていませんでしたが、右前部分に新しく金属片が取り付けられていました。 交換時に調べて分かったのですが多くのカミンズエンジン(Bシリーズ)が同じ問題を起こしています。

交換後(7万Km走行?、現在17万Km)は冷却水の減りは全くありませんし、エンジンオイルも全くと言いたい位減りませんのでラッキーで、今の状態が今後ズート続いてくれる事を願っています。 

デイーゼルエンジンは“無理を好む”と言う人も居ますし、馬力を増す部品を取り付けたり改造をする人も沢山居ますが、私はそれらの事には一切興味は無く、下り坂では少々スピードを出しますが、上り坂ではシフトダウンをしてエンジンに負担を与えない様に心がけています。 アメリカには長い急な上り坂も所々にあり、その様な所では歩くようなノロノロ運転で登る重い荷物を積んだ大型トラックもあり、5台、10台と数珠繋ぎになる事もあります。 已む無く追い越しをしますが、荷物を積んでいない大きなエンジンを搭載したこれらのトラックが後ろに来た場合は、心が痛むのですが少々エンジンに無理をさせる事もあります。

私の経験で、オイルは汚れて来ると減るのが早くなりますが、恐らく、年月が経って古くなり粘度が下がるのが理由ではないと思われます。 現在遠心フィルターを使用していてオイルは常に透明の黒色で、此れが効果を発揮しているのではないかと思っています。 

右の写真2枚を見て、両端2個のピストンは上(TDC=Top Dead Center)、中央4個は全て下(BDC=Bottom Dead Center)の位置に見えますが、当然高さは異なります。 参考までにこの点火順序(Firing Order)は153624です(シリンダーの番号は前方が常に1です。

RV用プロパンガスに関して

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日本ではRV用のプロパンガスが入手し難いようですが、アメリカではアチコチで販売されています: 
• 大型トラック用ガソリンスタンド (80%?)
• 一般ガソリンスタンド (10%?)
• 私営RVパーク(キャンプ場)(40%?)
• RV用品販売店 (50%?)
• RVデーラー (80%?)

(XX%)は予想軒数ですが、タンク設置や充填に支障を来たさない十分な駐車スペースがあるガソリンスタンドやRV関係の店には大体プロパン充填設備があり、特にRVの往来が激しい場所にはあります。 以前は近所のガソリンスタンドにバーベキューガスグリル用のプロパンタンクを持ち込んで充填しているのを見かけましたが、最近はホームセンターで新品タンクごと安く販売していますし交換もして呉れますので余り見なくなりました。

RVにプロパンガスを充填する場合は店の中に入って従業員に頼む事も出来ますが、通常次のような要領で行います:
• プロパン充填設備の前にRVを駐車させる
• プロパン充填用に備え付けてある電話で店に知らせる
• 通常、2-3分待てば従業員が現れる
• RV内の冷蔵庫、ボイラー等、プロパンガスを使用する器具は全てオフにする
• 乗客は全て車外に出て待つ
• 最大ガス充填量はタンク容量の75% 程度である
• 充填が終わると充填量(ガロン)が記された紙切れが渡される
• 他のRVが充填をする場合を考え駐車出来る場所にRVを移動させる
• 貰った紙切れを持って店に入って会計をする

プロパンガスの充填は店の人に頼らなければなりませんので、ガソリンや軽油を給油するより面倒です。 しかし、此れまでに2台以上のRVが並んでいて待った経験はありません。 通常15分前後で完了します。

全てのクラスA(全電気を除く)やクラスC、更には多くのクラスB(バンコンバージョン)に横型のプロパンタンクが搭載されています。 トレーラーや小型5thホイールの場合は一般的にジェネレーターは搭載されていませんが、縦型のプロパンタンクは必ず搭載されていて、縦型タンクは横型に比べて小さい為に多くの場合は2本搭載されています。

キャンピングカーの100V AC電源

キャンピングカーには快適な時間を過ごす為に色々な家電(TV、ビデオ、電子レンジ、トースター、冷蔵庫、PC、掃除機、工具、その他)が装備されていたり、キャンピングカー購入後に新しく追加されます。その多くは100V-AC(115V-AC)です。 しかし、キャンピングカーはバンやトラック/バス等の自動車を改造したもので、それらは元々12V又は24VのDC電源(ジェネレーターとバッテリー)だけで、100V-AC(115V-AC)電源はありません。 (注:最近は電子機器が使えるように100V-ACの差込み(小さなインバーター)を装備している車もある)

従って100V-AC(115V-AC)を得る為に次の何れかの器具が必要です:
1. インバーター
バッテリーに蓄えられたDC(12V、24V、その他)電気をAC電気に変換する器具で、電子機器用の小さな容量からルーフエアコン2個を同時に駆動出来る大きな物まで種々あります。 電子機器用は低価格で小さなインバーターがあり、シガレットライターに差込めば簡単に使用出来ます。 しかし、電子レンジやトースター等の熱を出す家電を使用する場合は大きな容量のインバーターが必要で、更に新しくバッテリーを足す必要があります。 この場合、家電の使い過ぎでバッテリーを使い果たして翌日エンジンが掛からなくなるような事を防ぐ為に、ハウスバッテリー(エンジンバッテリー/スターターバッテリーに対して)と呼ばれるもう1セットのバッテリーが必要です。

当然ながら、ルーフエアコン等の重量級の電気器具を使用する場合は大きなインバーターや多数のバッテリーが必要となります。 大型豪華クラスAの中には全てが電気でプロパンガスを一切使用しないキャンピングカーもあり、これらは複数のインバーターと多数(12個)のバッテリーを搭載していて、バッテリー容量が下がると自動的にデイーゼルジェネレーターが起動するようになっています。

2. ジェネレーター
小型エンジンでジェネレーターを回転させ、燃料に依り次の様な種類があります:
• ガソリンエンジン
• デイーゼルエンジン
• プロパンエンジン

キャンピングカーの場合、コストと重量が大いに影響します。 従って、ガソリンエンジン車にはガソリンジェネレーター、デイーゼルエンジン車にはデイーゼルジェネレーターを搭載で2種類のタンクを搭載する必要が無く、コスト/重量軽減となります。

デイーゼルジェネレーターは静かで燃費も良く、特に大容量を必要とする大型デイーゼルキャンピングカーには不可欠です。

しかし、デイーゼルジェネレーターはガソリン並びにプロパンジェネレーターに比べて高価です。 又、デイーゼルキャンピングカーには料理レンジ/ボイラー用のプロパンタンクが装備されています。 従ってエコノミークラスのデイーゼルキャンピングカーにはプロパンジェネレーターが使用されています(私のジェネレーターもプロパン)。

プロパンジェネレーターの問題はプロパンの使用量です。 プロパンは料理用やボイラー用だけでしたら長期間使用出来て滅多に充填する必要がありません。 しかしジェネレーター用(例えばエアコン用)に使用しますと数日毎に充填が必要となります。

最近はホンダ、ヤマハ、その他のポータブルジェネレーターがポピュラーで、これらの燃費はプロパンジェネレーターに比べて格段と低く、多くの人が利用しています。 私もホンダ2000iを利用して非常に重宝していますが、格納やポータブルガソリンタンクの維持が大変です。

3.外部AC電源接続
走行中は無理ですが、当然ながらキャンプ場にAC電源設備がある場合は此れを利用するのが一番簡単です。

ブレーキ マスター シリンダー選択に関して、 その1 予備知識

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前回、部品購入の際は、年式、メーカー名、モデル名、その他装備等から調べると書きましたが、今回はアメリカ製キャンピングカーのブレーキ マスター シリンダーの購入を想定して、部品特定方法を書いてみます。 私は自動車の専門家では無く、間違いも含まれているかも知れません。 若し間違いや疑問がありましたら教えて下さい、訂正致します。

選択範囲縮小:
既に正しい部品番号が分っていれば、その部品を元に購入するのが一番簡単で“確実”です。 
その理由は特定方法が多数あり、又何れの特定方法も100%信頼出来るとは限りません。 例えば、現在使用されている部品番号から該当する車を逆検索しますと、出て来るリストには自分の車の年式、モデル名、その他が表示されて居ない場合もよくあります。 マスターシリンダーの様な部品は同じ部品が種々の乗用車やトラックに使われていたり、使用が停止しても復活したり短期間(1-2年)だけ使用されたり、同じ年式でも前期と後期では異なる場合もあります。 又、部品マニュアルが間違えていたり、前オーナーが異なる仕様の部品と交換した場合も有り得ます。

マスターシリンダーの機能:
ブレーキペダルを踏むと足の力を油圧に変えるのがマスターシリンダーで、写真に示されて居る様にボンネットの中のハンドルの真前にあります。 油圧はマスターシリンダーから4輪に取り付けられたアクチュエーター(マスターシリンダーの反対で油圧を力に変換)に配管で繋がっていて、ブレーキを踏むとドラムブレーキの場合はブレーキシューをドラムに、デイスクブレーキの場合はブレーキパッドをローターに押し付けます。

マスターシリンダーの構造:
マスターシリンダーはシリンダーの中にピストンピストンが入っていて、上にブレーキフルイッドを溜めて置くリザボーと呼ばれるタンクが付いています。 ブレーキフルイッドは非常に腐食性(錆びさせる)が強く、最近ではほとんどが金属に代わってプラスチックリザボーが使われています。 ブレーキフルイッドが塗装面に付着しますとペンキを剥がして仕舞いますので直ぐに拭い取る必要があります。 ブレーキフルイッド自体も水分を吸収し易く金属粉と共に酸化し易いので状況によりマニュアルに従って定期的に交換するとマスターシリンダーの寿命も延びます。

マスターシリンダーの種類:
重量の大きな車(RV)は大きな制動力が必要で、ボイルの法則で大きなピストンが必要で移動するフルイッドの量も大きくなり当然マスターシリンダー並びに配管も大きくなります。 最近の殆どの車には軽く踏んでも制動する様にブースターと呼ばれる機構が取り付けられていて、一般的にはエンジンのバキューム(大気圧より低い圧力)を利用したバキュームブースターが使われていますが、十分なバキュームが得られないデイーゼルエンジンの場合はハイドロブースターと呼ばれるパワーステアリングポンプを利用した物もあります。
ブレーキを踏むとオートクルーズが解除される為のセンサーはマスターシリンダーの油圧を利用する為オートクルーズの有無で構造が異なります。
車(RV)には4輪全てがデイスクブレーキを装備している場合もありますが、前輪はデイスクブレーキで後輪はドラムブレーキの場合もあり、その場合は前後が同時に制御機能を果たす為にマスターシリンダーにプロポーショニングバルブと呼ばれる機構を備っています、即ち、ブレーキ装備によってマスターシリンダーの構造が異なります。

次回はフォードE350 のマスターシリンダーを例に部品特定に関して書きます。

アメリカ製バンのモデル名称

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アメリカ製バン、特にバンコンバージョンやクラスCの部品を購入する際に重要なのがモデル名です。 これはアメリカに於いて自動車に関心のある人にとってはある程度知られていますが、日本では分かり難い事だと思います、丁度、私が日産車やトヨタ車のモデル名を覚え難いように。

以前書きましたが、アメリカ車の部品を購入する際に必ず必要な事項は年式、メーカー名(フォード、シボレー、GMC、ダッジ等)、モデル名、エンジンサイズ、その他部品に依ってはトランスミッションサイズ、オートクルーズの有無、後輪ダブルタイヤ、車軸許容重量、ディスク/ドラムブレーキ等色々あります。

多くの項目はVIN番号から調べたり車体を見て確認する事も可能ですが、モデル名は聞き慣れていない名称もあり、分かり難いと思います。

バン(トラック)のサイズ(重量)に関係するモデル名は以前書いた事があります。
http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?no=123
http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?no=121

その際サイズ名称(モデル名)だけで愛称(モデル名)は書きませんでした。 その理由はサイズ名称が分かれば愛称は直ぐに分かる事や愛称が無いバンもあるからでした。 即ち、サイズ名称がE350 でしたらエコノラインが愛称である事は直ぐに分かりますが、エコノラインだけではE150、E250、E350、又はE450かも知れません。更にE450、E550となりますと、パネルバンやトラックの形状になり、バンの形状であるエコノラインでは無くなります。

参考までに此れまでに使われて来たバンの愛称名をリストして於きますが、実際には150、250、350、1500、2500、3500、等の重量を示す数値が入ったモデル名の方が部品購入に重要です。

シボレー
フルサイズ: Express(シボレー)、Beauville、Sportsvan、Corvair Greenbrier
ミニバン:Uplander、Venture、Astro、Lumina

GMC
フルサイズ:Savana、Rally、Vandura、Handi-Van
ミニバン:Safari

他のGMミニバン:Terraza (ビュイック)、Silhouette(オールズモビル)、Montana(ポンテイアック)、Trans Sport(ポンテイアック)

フォード 
フルサイズ:Econoline、Club Wagon、Falcon
ミニバン:Freestar、Windstar、Aerostar

マーキュリー
フルサイズ:Club Wagon
ミニバン:Monterey、Villager

ダッジ
フルサイズ:Sprinter、Ram、Sportsman、Tradesman
ミニバン:Caravan (Grand Caravan)
 
クライスラー
ミニバン:Town & Country、Voyager (Grand Voyager) 

プリモス
ミニバン:Voyager (Grand Voyager) 

モデル名を複雑にするもう一つの理由があります。 
バンコンバージョンやクラスCはRV会社が半完成品のバンを自動車メーカーから購入し、シャーシーを補強したりRVとしての内装や外装の取り付けを行います。 この際にRV会社が自社のモデル名を付けます。 RV会社が付けた愛称はエンジンやシャシー部品には全く関係がありませんので自動車部品店を困惑するどころか間違いの元となります。 例えばコンバージョンの愛称がエクスプローラーです。 http://www.explorervanparts.com/?gclid=COTCjZmzmLMCFQtxQgod6BoAsA

このエクスプローラーにはGMの車体、即ちシボレーやGMCのシャーシーが使われていますが、フォードにもエクスプローラーと呼ばれるSUVが販売されていて、多数出回っています。http://www.ford.com/suvs/explorer/?searchid=65126314|2096237794|23113673432

自動車部品店でエクスプローラーの部品と言えば直ぐにフォード部品と決め付けて仕舞う可能性があり、シボレーパーツでは無くフォード部品を購入して仕舞う可能性が起こります。 他にも問題を起こしそうなRV名のエンブレムを取り付けているバンコンバージョンがあります。

RV(居住部分)に対して、シャシー、エンジン等の自動車部品を購入する際はVIN(Vehicle Identification Number=車体確認番号)から正式なモデル名称、並びにエンジンサイズ等を調べ、間違いが起こらない様に注意をする必要があります。 VINを調べるサイトは多数ありますが、中にはお金を取るサイトもありますので注意して下さい。

トイレの臭い

便器内の水が漏れて仕舞って水が無い状態になりますとタンク内の汚臭が車内に入り込んで来ます、即ち水が汚臭が漏れる事を防いで呉れます。 従って、便器内には常にきれいな水が溜まっているのが正常です。

次のサイトにThetford(セフォード)製の種々トイレに関する取り付け並びに部品説明書が出ています。
http://www.thetford.com/HOME/CUSTOMERSUPPORT/ProductManuals/tabid/265/Default.aspx