最近私が宿泊したRVパークを例に、RVパークに関して2-3回に分けて書いてみます。
キャンピングカーで出掛けて宿泊する施設を日本ではオートキャンプ場と呼ばれている様ですが、アメリカではRVパークと呼んでいます。 RVパークの“パーク“は公園と言うよりは場所を意味します。
場所(環境や状況)、使用目的、その他に依り、様々な施設完備のRVパークが在り、中には高級RVを目的に作られた、ゴルフコース、プール、クラブハウス、その他の娯楽施設が完備したRVパークも在りますが、一般的なRVパークは一泊$20程度から$60程度で宿泊出来ます。 しかし、この様な一般的なRVパークでも大きな催しもの、例えばコンベンションやホットエアーバルーン、自動車レース、有名なロデオ大会等が開催される時期は宿泊価格が跳ね上がります。
家族で遊びを目的として長期間滞在出来る様なRVパークは近くに森や川がある自然の豊富な場所、近くに娯楽施設がある場所等がポピュラーで、国立公園や州立公園の中並びにその周辺には必ず幾つかのRVパークが点在します。 例え何も無い場所でも、長距離を旅行する途中で寝るだけを目的としたRVパークは高速道路の出口に近い便利な場所に在れば結構常に混んでいます。 RVパークは通常は有料ですが、中には自然豊かな場所にRVが駐車出来るスペースが作られているだけの無料の場所も稀にあります。
今回ご紹介するRVパークは上のスケッチに示しました様に、魚釣りが出来る大きな河の近くに在り、大きな木が密集している約100m x 500mの敷地の中に約100余りのサイトがあります。 各サイトには上下水の完備は在りませんが、水道の蛇口は約10か所、電気、共同のトイレやシャワー施設も完備していて、夏休みに子供と過ごすには最適なRVパークです。 市が管理する汚水タンク処理施設はこのRVパークから2分程の所にあり、無料で使用する事が出来ます。