今回経験した冷却水の漏れに関連した事柄を、余談を含めて思い付くままに書きます。 中には間違った考え方や私の思い込みもあるかも知れませんので、信じると危険もあるかも知れません。 しかし、出来るだけ正確には書く積りです。
余談:
最近、このブログに、旅行中に見たトラックの写真を種々掲載しましたが、興味がある人が少ない様でしたので、RVの写真の掲載も暫く見合わせます。 私の甥の娘は自動車が好きで、2歳の時には自動車のおもちゃで遊び、人見知りが激しくて私には話をして呉れませんが、親の話ですと相当数の自動車の名前や、特徴を知っているとの事でした。 この女の子や甥の為に書いた訳ではありませんし、又二人はこのブログの事は知りません。
既に書きましたが、ヘッドガスケットを交換してからは冷却水は全く減りませんでしたので、之まで足した事は殆ど無く、写真上左に表示してありますオーバーフロー用瓶には最小量(約200cc-高さ2cm)が入っていました。
オーバーフロー用瓶:
この瓶はRVが4-5年経った時に、オリジナルのプラスチック製オーバーフロー容器がひび割れた為に交換した物で、同じプラスチック製容器を手に入れる事も出来ましたが高価($20?)で、数年で同じ様に壊れると思われましたので家にあったこの分厚いガラス瓶に交換し、同時にラックを作りました。 最初は、ガラス瓶が100度近い高温に耐えられるか心配でもありましたが、熱い液を急に注ぐ訳ではありませんし、結果的に問題ありませんでした。
オーバーフロー瓶内の冷却水の量:
瓶自体の容量は3リットルで側面に250cc毎に目盛りが付いています。 しかし、此れ迄に目盛りを気にした事は無く、冷却水が通る管が空気を吸わない最低量、即ち底から2cm(常温)程度の量を保ち、最近は冷却水を足した事はありませんでした。 瓶に交換した最初の頃に、常温で瓶の半分(1/3?)程度入れたところ、エンジンが走行温度に達して溢れ出しましたので、それ以後無意識に少なく保って来ました。 冷却水は相当量膨張します、特に大きなエンジンやラジエーターを有するRVの場合は高温地帯走行中や長い急な上り坂を走行中は2リットル以上膨張すると思われます。
補充した冷却水の量:
今回行った場所は8月と言っても最高気温は10度から15度程度(私が着く前までは30度迄上がったそうですが)で最低気温は5度以下で、テントで過ごしていた友人は私のセラミックヒーターを使用していました。
この様な低温の状態ですので、冷静に考えますと冷却水が減って当然です。 気温が何度の状態で冷却水の補充をしたかは覚えていませんが、携帯していた冷却水を相当量補充した気がしていました(残っていた全量)。 しかし、帰って来てから目盛りを見て感じる量は1/4リットル(250cc)程度では無かったかと思われます。
冷却水の漏れの状況:
漏れがあると知った時はショックでしたし、漏れ箇所を探す積りでいましたが、色々考えている内に漏れは無いのではないかと思う様になって来ました。 ヘッドを外すのも大変ですが、狭い場所に取り付けられたラジエーターを外すだけでも大変です。 従って、漏れが無ければ良いとの希望もありますが、しかし、漏れがあれば修理は絶対に必要でもあります。 旅行の帰りには頻繁に冷却水の量を確認しましたが、エンジンが走行温度の場合は瓶の1/2程度まで入っていました。
一つ気になる事:
家に帰って来た翌朝冷却水の量を確認した際にオーバーフロー瓶内には冷却水が在りませんでした。
しかし、此れは今回暫く振りにダッシュボードのヒーターを使用した為に使って居なかったヒーターのバルブを開く事によってある程度の量の冷却水が余分に行き渡ったとも考えられます。 RVのエンジンは後部にありますがバルブは前方に在り、ヒーターホースも前方まで来ています。 ヒーターホース内は圧力が掛かっていて常に冷却水で満たされているとは思いますが、此れも希望かも知れません。
冷却水の漏れを修理:
此れまでに行った事は、帰って来て直ぐに冷却液の購入手続きをし、2日後に届きました。
液体は重いので送料は高いと思われますが、それでもネットから安く購入出来ました。 注文した時は修理の際に失う量を考慮して4ガロン(15リットル)購入しました。
結局、行った事は、瓶を外して中に溜まっていた固形物(以外に少量)を洗い流してから元に戻してタイバンドで固定し、約750cc(多過ぎる量)の冷却水を入れて様子を見る事にしました。 尚、瓶を外した時の気温は25度程度で、瓶の中には1cm程度の冷却水がありました。 今回、冷却水に関するメインテナンスを行った気がしますが、漏れの修理は何も行っていません。
余談:
記憶が新鮮な内に取り組みましたので、色々と状況を思い出しながら考える事が出来ましたが、2-3ヶ月過ぎてから作業をしますと大分やり難くなると思われます。
余談:
冷却水の選択には注意が必要です。 エンジンオイルは少々混ぜてもそれ程悪影響は出ませんが、異なる種類の冷却水を混ぜると凝固を起こす場合もあります。 デイーゼルエンジンの冷却水はガソリンエンジン用と異なる場合がありますので、仕様を調べる必要があります。