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道路工事現場の交通整理をする人達

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道路工事が始まる相当手前(長い場合は約5Km)に“人が働いています”と書かれた標識と小さな赤旗が道脇に置いてあり、現場に近付くにつれ設置された速度制限サインの数値は下がって、最終的に20Km/時程度になり、写真の様な服装をした交通整理のおじさん(おばさん)が“STOP”サインをかざして待っています。 当然、車が列を成して止まっている場合もあれば、運良く動いている最後尾に着いて待たずに済む場合もあります。 

停まって待った場合、対向車が通り過ぎると交通整理のお兄さん(きれいな若い女性も多い)が手に持った“STOP”サインを回転させて裏側に書かれた“SLOW”を示し、徐行を促します。

多くの交通整理の人達は笑顔で手を上げて呉れ、長時間待つ時は愛想良く話し掛けて来たり質問に答えて呉れたりします。 交通量が少ない様な場所では退屈そうで、時には停めてある車から交通整理のお兄さんがサインを持って飛び出して来る場合もあります。

“人が働いています”と書かれた標識と小さな赤旗が道脇に置いてあっても道路工事とは限りません。 長いアームを付けた草刈自動車が道路脇の雑草を刈っていたり、測量をしていたりする場合もあります。

アメリカやカナダで道路工事の標識や工事中の制限速度の標識が出ていたら必ず守るべきです。 工事サインのある場所で違反をすると罰金が2倍になります。

危険な対向車

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未舗装道路では砂煙で前方が見難い状態の場所もあります。 

上の一連の写真は前回の書き込みの“パイロットカー”と同じ工事道路で同じトラックの後を追っています。

砂煙がひどく、更に大型トラックの後でしたので道路の中央部分を走っていましたが、砂煙の中から突然対向車が現れました。 自分では片側通行で対向車は来ないと思っていましたが、考えてみれば自分の思い込みで、対向車が来る為にパイロットカーが先導しているとも考える事が出来ます。 前方が見えませんし、車線などありませんので本能的に中央を走った方が安全だと考えて仕舞い、私と同じ様に危険を感じた人は沢山居たと思います、

途中から、砂煙を避けて、きれいな景色を見ながら充分な車間距離を取って走りました。

パイロットカー

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往復1車線の道路工事中の道路を交互一方通行で走る場合は通常“パイロットカー”と呼ばれる先導車が先頭を走り、一般車はその後を追う様にして走ります。 

左上の写真のクラスAの前を走っているトラックがパイロットカーで、工事現場の終りまで来ると、右上の写真の前方の大型トラックの前に微かに見えて居る様に列から逸れてユーターンをし、対向車の列が通り過ぎたら反対方向の先導を始めます。

道路工事の為の待ち合わせ

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カナダ、特にアラスカに通じるアラスカ‐カナダハイウエー(昔はアルカンハイウエーと呼ばれていた)ではアチコチで道路工事をしていてよく待たされます。 

その理由は幾つかあります。 
• カナダ北部の冬は寒さが厳しく、道路下の水分が凍る為(永久凍土もある)舗装が傷み易い
• 寒さの厳しい冬が長い為に工事が短い夏に集中する
• 片側一車線の道路が多い為、工事中は一車線を上下車両が交互に使う

上の写真は待たされた現場の一部ですが、恐らく10箇所以上の工事現場で、長い時は30分程度待ちました。

毎回待たされると待つ事に徐々に慣れて来て余り気に成らなくなります。 しかし、山火事や洪水での通行止めの場合は最悪です。 4年前のアラスカからの帰りに山火事の為に半日通行止めに会った事が有りますが、私の知っている人は私が通過するより数日前に同じ現場で3日間通行止めになったそうです。

約10年ほど前、カナダのホワイトホースのキャンプ場で会った人は、大雨で道路が流された為に“約800マイル(1300Km)迂回をして来た”と話していました(実際に地図で調べましたらその位の距離がありました)。 カナダ北部には幹線道路が少なく、道路が無くて夏の間は車では行けない準州(Nunavut)もあります。 この州の広さは日本の面積の5倍以上ですが、州内の舗装道路でさえ20Km程度だそうです。 物資の輸送は飛行機(水上飛行機)が主ですが、道路が付いていないカナダ北部の孤立した町には冬季に川や湖が凍るのを待ってその上を走って車で、特に大型建設機械等は運ぶそうです。

アメリカでも道路工事の為に待たされる事が有りますし、2時間近く待った事もあります。 2時間も待つのは嘘の様ですが、時には10Km前後の長さを一度に舗装する場合もあり、その様な工事現場を徐行して通り抜けるのは時間が掛かります。 時間が掛かれば更に待つ車の列が長く(300台?)なって悪循環を繰り返します。


此れまでに掲載した多くのトラックの写真は工事現場で待たされた時に写した対向車です。

道路工事の為の待ち合わせ

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カナダ、特にアラスカに通じるアラスカ‐カナダハイウエー(昔はアルカンハイウエーと呼ばれていた)ではアチコチで道路工事をしていてよく待たされます。 

その理由は幾つかあります。 
• カナダ北部の冬は寒さが厳しく、道路下の水分が凍る為(永久凍土もある)舗装が傷み易い
• 寒さの厳しい冬が長い為に工事が短い夏に集中する
• 片側一車線の道路が多い為、工事中は一車線を上下車両が交互に使う

上の写真は待たされた現場の一部ですが、恐らく10箇所以上の工事現場で、長い時は30分程度待ちました。

毎回待たされると待つ事に徐々に慣れて来て余り気に成らなくなります。 しかし、山火事や洪水での通行止めの場合は最悪です。 4年前のアラスカからの帰りに山火事の為に半日通行止めに会った事が有りますが、私の知っている人は私が通過するより数日前に同じ現場で3日間通行止めになったそうです。

約10年ほど前、カナダのホワイトホースのキャンプ場で会った人は、大雨で道路が流された為に“約800マイル(1300Km)迂回をして来た”と話していました(実際に地図で調べましたらその位の距離がありました)。 カナダ北部には幹線道路が少なく、道路が無くて夏の間は車では行けない準州(Nunavut)もあります。 この州の広さは日本の面積の5倍以上ですが、州内の舗装道路でさえ20Km程度だそうです。 物資の輸送は飛行機(水上飛行機)が主ですが、道路が付いていないカナダ北部の孤立した町には冬季に川や湖が凍るのを待ってその上を走って車で、特に大型建設機械等は運ぶそうです。

アメリカでも道路工事の為に待たされる事が有りますし、2時間近く待った事もあります。 2時間も待つのは嘘の様ですが、時には10Km前後の長さを一度に舗装する場合もあり、その様な工事現場を徐行して通り抜けるのは時間が掛かります。 時間が掛かれば更に待つ車の列が長く(300台?)なって悪循環を繰り返します。


此れまでに掲載した多くのトラックの写真は工事現場で待たされた時に写した対向車です。