記事一覧

フォードクラスA用代替燃料ポンプ (TSB 97-23-9)

ファイル 566-1.jpg

此れまで何回かに分けてフォードのタンク内燃料ポンプの問題(故障)に関して書きましたが、今回はフォード社が発表した代替燃料ポンプに関する公式報告(Technical Service Bulletin 97-23-9 = 写真)を紹介します。

該当車: フォード 1989 - 1997 F53 モーターホーム
タンク内燃料ポンプ: ターバインタイプ
ポンプ部品番号: F6PZ-9H307-DA
配線キット 3ピン用: F7PZ-9A213-BA
配線キット 4ピン用: F7PZ-9A213-CA

注意: 製造年月日でコネクターのピンの数が異なりますので配線キットの選択には注意が必要です。 此れに関しては写真左下の部品番号と部品の説明を参考にして下さい。


補足1: 
1988年以前のフォード460エンジンはキャブレータータイプで、又、1998年以降はフォードV10 エンジンに変更になっていますので、従って、該当車はフューエルインジェクションタイプの460エンジンとなります。 

補足2:
RV会社はシャシーをまとめ買いをしますので2-3年が経たシャシー使用のRVを新車として販売する場合もあります。 即ち、1991年型のRVにキャブレーター型フォード460エンジンが搭載されている場合もありますので、その場合はこの公式報告には該当しません。 反対に1999年又は2000年でも該当する場合も考えられます。


参考:
デーラーでポンプを交換した場合の作業時間は1.6時間、即ちタンクを下ろしてポンプを交換し、更にタンクを戻して完了するまでの作業時間が約1時間40分と記されています。