前回書いた様な理由で燃料が汚れたり、長年交換しないとフューエルフィルターは目詰まりを起こして流れが悪くなり、フューエルポンプは過度の負担を受けて故障を起こす原因となります。 理由は兎も角として、フォード車のクラスA(F53シャシー)やクラスCのフューエルポンプの故障でエンジンが掛からなくなった人は多数居ます。
問題点、故障の発見の仕方、解決法等に関して書きたいと思います。 尚、此れから書く事は之までに読んだ事や他の人の意見を読んで書きますので、一般的な考えとして受け止めて下さい。
フューエルポンプの問題点:
当然ながら問題は故障をする事ですが、現実的問題点が幾つかあります。
• 故障が起こるとエンジンが掛からなくなり、移動出来なくなる
• 旅行中に起き、最悪の場所で起こる
• フューエルポンプは燃料タンク内にある
• フューエルポンプはタンクの上から底までの長さがある
• タンクは床下に吊るされている
• タンク上面と床下の距離は小さく、タンクを下ろさないとポンプは取り出せない
• 燃料は重く、十分な工具と2x4等の木片(ブロック)が必要
フューエルポンプが故障の確認:
エンジンが停止したり掛からなくなってもフューエルポンプの故障とは限りません。 ガソリンエンジンが掛からない場合は通常電気系統、燃料系統、機械的故障(圧縮が無い)の3つに分けて調べます。 無論、専門家はコンピューターと呼ばれる万能装置を取り付ければ即座に分かる(?)のでしょうが、我々の様な趣味で行っている者に取っては、過去の経験やネット等で調べて時間を掛けて対処します。 ところが、旅先で急にエンジンが掛からなくなった場合は問題です。 普段からの情報集めは、偶然にしても、役立つ時があるかも知れません。
フューエルポンプが機能していない確認:
• タンクに十分な燃料がある
• 燃料がキャブレーターに来ていない
• ポンプから振動音が聞こえない
• ポンプに12Vが来ている
参考: ジェネレーター付きのRVは、タンク内のジェネレーター用燃料吸い込みが管が少々高く設定してあり、走行用メインエンジンより先にガス欠になる様になっているのが一般的です。 従って、燃料の量が少なくなるとジェネレーターは早めに掛からなく成る事があります。
続きは次回書きます。