“ショートブロック”、“ロングブロック”エンジンと関連して使われる言葉に“クレート”エンジンと言う言葉があります。
“クレート”とは木材で簡単に作った運送用の木箱のことで、クレートに入って送られて来て直ぐに車に乗せることが出来るエンジンと言う意味で、“クレート”エンジンは“ロングブロック”エンジンより更に完成度は高く、バルブカバーやオイルパンは勿論、多くの場合キャブレーター、スターター、デイストリビューター、スパークプラグ、プラグワイヤー、排気マニホールド、オルタネーター、サーモスタット、オイルポンプ、ハーモニックバランサー、燃料ポンプ、ウオーターポンプ、デイップステイック、エアークリーナー等も含まれます。
“クレート”エンジンはGM Performance, Ford Racing, Mopar Performance、Edelbrock、BluePrint Engines, World Products, Dart、その他多数の会社で純正部品の他に、ホットロッドやレース用に製造された改造社外部品をも使用して量産されています。 手頃に購入出来る再生部品を使用した$2000台のエンジンから高出力のレース用エンジンまで幅広い種類が製造されていて、乗用車、トラック、RV用に購入する人も居ますが、クラシックカーに乗せたり、レースカーやホットロッドに乗せる人が多数います。
ネット上で“クレート”エンジンを販売している会社は多数ありますが、中でも次の2社は良く知られています。
http://www.jegs.com/c/Engines-Components_Engine-Assembled-Ready-to-Run/10763/10002/-1
http://www.summitracing.com/search/part-type/crate-engines