私自身が気に成っていましたので軽油とガソリンに関して書きます。
軽油:
日本語ではディーゼルエンジンに使用する燃料を軽油と呼びますが英語では“ライトオイル”では無くそのまま“デイーゼル(フューエル)”です。
ポンプにはデイーゼルと記されていて、アメリカ国内では通常は緑色のノズルで給油しますが黄色のノズルもあります。 カナダ国内では黄色のノズルが多い様です。
デイーゼルには硫黄含有量で色々の種類がある様ですが、一般的にはNo2と呼ばれる物が使われています。 又、デイーゼルは温度が著しく下ると凝固し易く、冬季は冬用デイーゼルが販売されます。 しかし、燃費が悪くなるそうで嫌う人もいます。
ガソリン:
ガソリンエンジン用のガソリンは日本語同様ガソリン又はガスと呼びます。 多くのガソリンスタンドでオクタン価によって3段階があり、一般的にレギュラーを使用する人が多い為、ガソリン自体を“レギュラー”と呼ぶ人もいます。
オクタン価のことを“Octane Number”と呼び、4種類以上のノズルが備えてある所も有りましたが、最近は3種類が一般的の様で、レギュラー、ミッドグレード(レギュラープラス)、プレミアムなどと呼ばれています。 オクタン価はガソリンスタンドや地方に依り異なりますが、ポンプに必ず表示されていて87、89、91が一般的です。
しかし、オクタン価は色々な測定の仕方(測定名称)があり全く同じオクタン価のガソリンでも国に依って数値が異なるそうです。 従って日本の値とは比較出来ないかも知れません。 カナダのレギュラーは殆どが85と表示されていますが、恐らくアメリカ国内の87と同等と思われます。
ガソリンにも冬用があり、冬はコストの低い製法で作られるそうで燃費が悪いそうです。
参考:
ガソリンポンプのノズルの色は法律では決められておらず、ガソリンスタンドの選択に任されているそうです。 此れが理由かは分りませんが、RVフォーラムでデイーゼル車にガソリンを入れる事故が時々話題になります。 デイーゼル車にガソリンが混入したまま始動させますとエンジンを壊すそうで、その為専門業者を呼んで燃料を抜くのにお金と時間が掛かるそうです。 デイーゼル車にお乗りの方は気を付けて下さい。