燃料漏れや冷蔵庫の故障で隠れてしまいましたが、他の故障もありました。
長距離を走る場合は、殆どの人がオートクルーズ(クルーズコントロール)を使用します。 物資を運ぶ全ての大型トラック(18ホイーラー)も同様です。 オートクルーズを使わず、速度を一定に保たないで走ると周りに大きな迷惑になったり、中には怒る運転手も居るかも知れません。
なだらかな上り下りではオートクルーズが速度をキープして呉れますが2段、3段とシフトダウンをする様な急勾配に近付いた場合はオートクルーズを外し手動でシフトダウンして勾配に最適な速度を探す必要があります。 こうする事は燃費を向上させると共に、エンジンや駆動システム(トランスミッション、ドライブシャフト、その他)を長持ちさせる為に非常に大切だと個人的に考えて居ます。
急勾配を登る場合、エンジンの回転数を最大トルクのやや上に保持しますと理想的ですが、勾配が急になると負荷が高く(100%以上)なり回転数が落ちて来て、シフトダウンが必要となります。 反対に余りギヤーが低過ぎると速度が遅くなり燃費も悪くなります。
私はエンジン回転数、エンジン温度、トランスミッション温度、エギゾースト温度、その他速度、瞬間燃費等の情報を7インチモニターで見ながらエンジン負荷が100%に近い状態を保持する様にして急勾配を登ります。 即ち、エンジン回転数を1600回転―2300回転に保ちながら、負荷が100%を超え続けたり温度が高過ぎになればシフトダウン、負荷が低く成ればシフトアップします。
DPの場合はエンジン音は殆ど聞こえませんし、ガスペダルは電気式(Drive by Wire)の為に上に書いた情報無しではエンジンやトランスミッションの酷使状況の判断が全く付きません。
今回の旅行で冷蔵庫が故障した直前に7インチエンジンモニターが薄暗くなり間もなく完全に黒く成ってしまいました。 しかし、燃料漏れと冷蔵庫の問題が起きた為、モニターを購入する時間的余裕は無くなり、急遽、壊れたモニターを外してパソコンを前面に置き、視界を遮りはしましたが走り続けました。
慣れて来ると7インチモニターは必要が無くなり(パソコン画面を直接使用)、現在パソコンが前方を遮らない仕掛けを製作中です。
続く。