許容重量プラカードは製造元が製造時点でFMVSS(Federal Motor Vehicle Safety Standard=政府自動車安全基準)の最低限の基準を満たすことを証明しているだけです。
又、FMVSS(Federal Motor Vehicle Safety Standard)には“FMVSSは自動車、又は自動車装備の最小限の安全基準の規定である”と記されています。 (These Federal safety standards are regulations written in terms of minimum safety performance requirements for motor vehicles or items of motor vehicle equipment.)
FMVSSには更に、“自動車製造会社はこの基準を満たし、其れを保証しなければならない”と記されています。
(………manufacturers of motor vehicle and equipment items must conform and certify compliance.)
即ち、一般の自動車会社で製造され販売された車は、(特別な場合を除いて?)全てFMVSSを満たしている事になります。
FMVSSは自動車製造会社に取っては非常に厳しい規定で、ある重量以上の装備をデーラーで取り付けた場合、OCCCプラカードの改定が義務付けられています。 又、何らかの理由でFMVSSの基準を満たしていない事が販売後に分った場合、リコールにより該当している車は全て所有者に無料で補正されることが義務付けられています。
当然ながら、所有者が購入後にエアコン、ヒッチ、ジャッキ等を加えてOCCCが変わっても、書き換えは必要とされていません。 従って、この様な車を中古で売る場合のOCCCは不正確となります。 即ち、OCCCは新車販売時は正確であってもその後の正確性は疑問です。
誤り、又は疑問の点がありましたらコメントをお願い致します。
RVKen