私の下の娘は驚くほど器用です。 どんな車でも壊すことが出来ます。
約1ヶ月前に“ストラットの交換”で書き込みをした件は傷めたスタッドのねじ山を購入したダイで補修しましたが、次の問題で時間を取られて仕舞いました。 外径7cmほどのメタル製筒内にゴムとメタルスリーブを一体化したブッシングをA-アームに圧入してくれる場所が見つからず、部品屋を聞き回りました。 ヤット紹介してくれた整備工場に電話をしたところ左右で$80(6500円)との事、何故そんなに高いのか聞くと、“非常に難しい作業だからだ”との答えでした。 余りにも高いのとアヤフヤで自信が無さそうでしたので、結局簡単な油圧プレスを$120(1万円弱)で購入し、翌日圧入しました。 2回使えば元が取れますし、器用な娘は又壊してくれると思います。
今夜は妻の誕生祝いの為、例の(器用な)娘は貸していた妻のホンだCRVに乗って来ました。 食事後、“左折する度に異音が生じる”の問題を調べる為にCRVのエンジンを掛けたところ、エンジンが始動するなり異音を発生していました。 チョットハンドルを回すと異音は大きくなり、問題は明らかにステアリングポンプでした。 懐中電灯で照らしてタンクのオイル量を見ると最低線よりズーと下で、殆どゼロに等しく、置いてあった僅かに使っただけのホンだ純正ステアリングオイルを全部足し、問題は解決しました(もしポンプを壊していなかったら?)。
左折時に異音が生じると聞いていましたので、左のCVジョイント(左方からと勘違い)と思い込んで、“ハンドルは鋭く切るな、左折時には速度を落とせ”等の注意をしていました。 少しは役に立ったかも知れませんが、あの状態で通勤の為に高速道路を1ヶ月(500Km?)走り続けたのは気になります。 エンジンオイル交換時に必ず全ての液体量を調べるように心掛けていますが、どうしてこれ程急に減ったか不思議です(娘は器用です)。 幸い、ポンプは1万円前後で買えますので、エンジンのオイル無しで走ったよりは良いと考えるべきでしょう。
彼女のシビックは170,500マイル(272,280Km)走っていますが、最近、新品のミシュランタイヤに交換しましたし、足回りは殆ど全て新品で、暫くは新車同様の走りをすると思います。 未だ一度もクラッチの交換をしていませんので、ソロソロクラッチ交換が必要となる気がします。
兎に角、全ての車が走るようになって気持ちが軽くなりました。 どの位続くのでしょう?
RVKen