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アルコアホイール サービスマニュアルに関して

ファイル 42-1.jpg

アルコアホイールを使用している方は少なくないようですので、アルコア社のサービスマニュアルを添付し、安全に関わる注意点の一部を書きます。 

マニュアルは次のサイトにあります。
http://www.todaystrucking.com/images/AlcoaSVM_Manual.pdf

全てが日本語で書いてあれば一番良いのですが、写真を見て問題発生可能性箇所を知るだけでも充分意味があると思われます。 スチール ホイールと異なる事を意識し安全を考えて使用する必要があります。 

アルミホイールを使用する場合:
• 定期的なひび割れやその他の異常検査は不可欠
• タイヤで隠れた箇所でひび割れが発生する可能性もあり、タイヤを取り替える際は必ず検査
• ホイールは規格寸法内である事
• 空気漏れはひび割れを知る上で重要である為、チューブの使用は不可
• (キャップ)ナットは規定の締め付けトルクである事
• ナットの締め付けトルクが不均一であるとひび割れの原因となる
• ナットの接触面は滑らかな事
• スタッドに変形、ひび割れ等の異常がある時は交換
• ナットとホイール間には決して異物〔スペーサー等〕使用は不可
• ナットの接触面のメッキは不可
• スタッドのネジ部分のオイルはOK、ナットとホイールとの接触面のオイルは不可
• スプレータイプ オイルの使用は不可
• ワックス等でホイールを磨いた後はナット接触面のオイルは不可
• バルブステム取り付けトルクはTR543-TR545(P30 シャシー)の場合0.295Nm – 0.464Nm
• 常に規定タイヤ空気圧を使用
• 1章の仕様に示されている圧力以上は不可
• ホイールに対する最大空気圧は120PSI〔総合的〕 即ち、8.4Kg/cm以上は不可

以上、気を付けて使用して下さい。
RVKen