記事一覧

エアコン取り付け

ファイル 42-1.jpg

 10年前に購入し、5年前に故障・・・室内機側の基盤交換でさらに5年目使用してきたエアコンがついに故障。今回は、室内機の自己診断では、ガス低下という診断。しかし、マニホールドゲージの測定圧力が極端に高くなっており、サービスセンターに確認したところ内部のバルブの詰まりで、しかも部品なし・・・という結果。
 しかたなく、ディスカウントストアでエアコンを購入。
 R410ガスのエアコンは、これまでのR22のエアコンよりも価格的に少々割高である。しかも、ガス圧がシビアだとか。。。
 これで梅雨の不快感から開放される。
 
 

バッテリーメンテナンス

 日本国内の一部は梅雨に入り、エアコン、ワイパー、デフォルガなどを同時に使用する頻度が高い時期。
 さらにキャンピングカーはサブバッテリーのチャージをするため、オルタネーターには大な負荷がかかることもある。
 充電量が使用量に追いつかず、バッテリーが上がってしまうこともある。特に弱ったバッテリーの場合の場合は上がりやすい。

■バッテリー交換の目安■
○エンジン始動時のセルモーターの回転が遅くなった。
○ヘッドライトが暗い。
○充電しても電圧や比重が回復しない。
○バッテリー液の減りが早い。
○インジケーターが交換サインを表示している。

■バッテリーの一般的な交換手順■
1 エンジンを止めて、キーを抜く。
2 マイナス端子を先に外す。
3 プラス端子を外す。
4 バッテリー固定ステーを外す。
5 新しいバッテリーと取り替える。
6 バッテリーステーで固定する。
7 プラス端子を先に取付ける。
8 マイナス端子を取付け完了。

最近の点火方式

ファイル 40-1.jpgファイル 40-2.jpg

 最近の自動車は、それぞれのプラグにイグニッションシステムがある。いわゆるダイレクトイグニッションである。
 おまけに、プラグはイリジウムプラグなどが軽自動車にも使用されている。ホンダバモスやホビオ、その他ライフなどもその形式である。この形式の場合、交換となれば1つ1つの部品単価が高価である。最近の主流はこのダイレクトイグニッションシステムへと移行してきている。

 時折質問を頂く、バモスのエンジンメンテナンス。
 床面のフローリングは簡単に分解できるように設計している。
 また、オイル交換は、車体横からできるし、LLCはフロントのボンネットである。エアークリーナーは作業しにくい場所にあるが、室内のエンジンフードを外さなくても交換可能である。
 ただ、点火系やその他センサー類の交換は室内のエンジンフードを外さなければならない。

 

福岡~鹿児島・・・バモスの旅

ファイル 39-1.jpg

福岡~鹿児島県指宿市まで片道約400キロ弱
金曜日22:00ごろ出発~国道を走る~
土曜日7:00 道の駅「喜入」着。
・平川動物公園、長崎鼻公園、竜宮神社などを観光。市内で入浴。
・鹿児島市埠頭に着く。ドルフィンポートの居酒屋で食事。
・鹿児島埠頭駐で就寝。
日曜日9:00 道の駅いぶすき到着。
・鹿児島市内観光。写真は「白熊くん発祥の店」『むじゃきっこ』、市内観光後帰路へ。

鹿児島往復観光費用
 ◎ガソリン代 7800円
 ◎駐車料金  1300+250=1550円
 その他食事代など。
 軽だからこそこの経費が実現できる。

テレビ効果

 先月取材のあった軽自動車自作キャンピングカー。先日、日本テレビで放映された。読売新聞掲載日とまではいかないが、テレビ放映された日はアクセスが通常より確実に増えている。やはり、マスコミの影響は大きい。時代のニーズを的確にキャッチしているマスコミの影響でさらに軽キャンピングカーブームに拍車がかかりそうな兆しである。

季節と故障

 最近の”修理・故障・メンテナンス掲示板”にジェネレーターの書き込みが多い。
 また、ゴールデンウイークや年末年始などは、故障による書き込みが増える。
 季節と故障の因果関係を考えると、夏に向けてルーフエアコンを作動させる”夏”は、ジェネレーターを使用する。
 しばらく使用していないジェネレーターを久々に作動させるとキャブレターのニードルの詰まりなどによる動作不良になるケース。
 ゴールデンウイークや年末年始は、久々にキャンピングカーを連続で利用する頻度が高まる時期・・・。
 中古車市場で、一般車両は走行距離が少なければ高値で取引される。
 しかし、キャンピングカーには、”走行距離が少ない車両は良い車両”という考え方は有る意味通用しない。実際にしばらく使用しない車両はジェネレーターや車両シャーシ部に不具合がでるケースが多い。
 キャンピングカーにとって良い車両の定義とは・・・・・。
 もちろん走行距離が少なく、定期的にエンジンを含め、様々な機器を作動させる、メンテナンスの行き届いた車両である。

自作キャンピングカーと車両価値

 車両を個人が改造する場合、普通車であれ、トラックであれ、軽自動車であれ車両価値が下がるケースがほとんどである。
 また、既製品のキャンピングカーに改造を施す場合も、マイナス査定となり、車両価値が下がるケースがほとんどである。
 一般車両でも、アルミホイールや社外オーディオなどはプラス査定となる場合が多いが、ホームセンターなどで買ってきた棚を取り付けたり、便利グッズをビス止めすることは、よほどの実用性やデザイン性がない限り、マイナス査定となる。
 個人的には、車両は純正の状態が一番ベストだと思う。理由は、少々使い勝手が悪くても車両自体が生まれ持った姿を大切にしたいということとと、車両としての価値が下がるからである。
 できる限り穴を開けることや、もとに戻らない改造は避けたい。
 よく聞かれるのだが、自作バモス軽キャンパーは、キッチンや棚の製作、その他自作家具類の固定は車両および内装に一切穴を開けずに製作している。
 このキャンピングカー装備を取り外せば、ノーマルのホンダバモスに戻すことができる。 

悪条件での燃費

 今週末は、トータルの走行距離約500キロ。市街地の走行で渋滞も数回、高速道路を約70キロ使用。土曜日の夜は約5時間タイマーを利用しながらフロントエアコンを回しながら(アイドリングで)就寝・・・・。
 燃費が悪くなる条件が多かった今回、バモスの燃費はリッターあたり約12キロであった。
 燃費の良い(条件によってはリッター17キロを超える)ホンダ車バモスであるが、さすがにこの悪条件では燃費も落ちた。しかしながら充分経済的である。

自作軽キャンパーエアーベッド

ファイル 34-1.jpgファイル 34-2.jpg

 先日の”軽キャンピングカーの熟睡度”の記事に関する質問を複数頂いた。
 最も多かった質問であるが、エアーベッドとは・・・・?
 エアーベッドとは、いわゆるビニル製のベッドマット。これに空気を入れることで膨らませる。約20センチ程度の厚みがある。
 ホンダの軽自動車は、リアエンジン(荷室部)下にエンジンがあるため、マット製などではエンジンの熱が伝導し、晩春の頃でも熱さを感じて就寝できない。エアーベッドであれば、空気の層ができるため直接熱が伝導しない。
 次に多かった質問であるが、耐久性はどうなのか?
 メーカーによっても異なるであろうが、本車両で使用しているエアーベッドは重さ100kまでOKとされている。しかし、本車両の場合は四方をドア内張りや自作家具、車両のシートなどがあるため、重さをかけても想像以上にしっかりとした状態をキープできる。
 エアーベッドのよさは・・・。
① 車両の凹凸に柔軟にあわせることができるため、ベッド幅を最大限に確保できる。
② マット製ベッドであれば、収納に困るがこのエアーベッドの場合、エアーを抜くことでシュラフ(寝袋)程度の大きさにできる。③ エンジンからの熱を有る程度防ぐことができる。
④ 安価であり、簡単に入手できる。
⑤ エアー圧を変えることで好みのマットの硬さを自由に調整できる。
⑥ エアーベッドは専用の12Vエアーポンプを使い、短時間で(3分程度)で完成する。
などが大まかなよさである。
 バンコンのような組み立て式ベッド展開は軽バンの容積では、収納時邪魔になるばかりか室内高を確保できないため身動きさえできなくなる。
 ベッド展開時の居住性を考えれば、軽バンのベッドは最低高に抑えることが望ましいのではないだろうか。

炎天下における車中泊と危険性

 気温が30度を超えると車内はそれ以上。
 さすがに網戸だけでは寝れない。
 特に容積の狭い軽キャンパーは車内の熱がこもり、車外よりも想像以上に温度が高くなる。
 そこで、エンジンをかけフロントエアコンを作動させ寝る場合、危険性を考慮した上で使用することが大切である。

 例えば・・・・
<枯葉や草などに車両を駐車しない>
 これは、高温になった排気管からの火災に遭わないため。

<排気口の背後に壁や障害物がないこと>
 これは、排気ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒に遭わないため。最悪の場合は死亡もありえる。
 
<風向きを考慮する>
 窓を開けている場合や、車両のわずかな隙間から排気が入ってくることも考えられる。これも一酸化炭素中毒に遭わないために。

<日中影であった場所を選ぶ>
 炎天下にさらされたアスファルトは熱を吸収している。できれば、日中影であった場所に駐車することが望ましい。
 また、アスファルトよりも土などが好ましい。
 
 まずは、安全の確保を。

 

就寝時、フロントエアコン使用時のタイマー・・・・

 軒並み30度を超えるこのごろ・・・・。
 これからの車中泊は、かなり厳しくなりそうである。
 就寝時のアイドリングによるフロントエアコン使用は、エンジン音、電動クーリングファンの音などが気になる。
 また、コンプレッサーが作動すると、同時に電動ファンも回り騒音の発生とともに電圧も降下する。
 この状態の長時間アイドリングは、避けたいものである。
 現在、自作軽キャンパーバモスでは、エアコン使用時の長時間のアイドリングを防止するために、リモコンエンジンスターターのターボタイマー機能を利用し一定時間後にエンジンが切れるようにしている。
 ターボ車ではないが、エアコンタイマー的な使い方としては、便利な機能である。

軽キャンピングカーの熟睡度

 これまでに多くの質問が寄せられているベッド。
 軽自動車バモスキャンピングカーでどのようにしてベッド展開しているか・・・・。
 製作当初は、キャンピングマット(銀色のキャンプの時などに地面にひく2センチ程度の厚さのマット)を使用していたが、背中や腰が痛くて熟睡できなかった。
 次に、ウレタン製で製作したが、軽自動車では車内の保管場所に困る。
 軽自動車は新規格で広くなったとは言え、有効面積は狭い。
 この狭い空間をいかに有効活用するか。。。。
 究極の結論は、就寝時のみ使うのがいわゆるベッドであり、逆に、就寝時以外は全く不要なものがベッドである。
 つまり、寝るときにあって、寝ないときにないもの・・・が軽キャンピングカーのベッドとして適していると結論に行き着いた。
 そして最終的な結論が、エアーベッドである。
 エアーベッドの場合、必要なときは100×180前後、必要ないときはシュラフ程度の大きさになる。収納容積を考えても非常に効率的である。エアーは付属の12Vコンプレッサーを使えば3分程度で充分なベッドマットになる。
 リアエンジンの車両には、このエアーベッドがお勧めである。
 なぜなら、リアエンジンの車両はエンジン停止後、荷室付近からエンジンの熱が上がってくる。マットやウレタン程度では、その熱が伝導し、背中がとても暑くて寝れない。
 そこで、エアーベッドを使えば、数十センチの空気の層ができじかに熱の伝導がないため、それほど、エンジンの熱の影響を受けない。
 軽自動車キャンピングカーをご検討の方は、ぜひ選択の条件の中に、ぜひ就寝時のとエンジンの位置も考慮に入れていただきたい。
 リアエンジン、ミッドシップエンジンは非常に暑い!