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アメリカから到着

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 1ドル90円代が続いている。
 今回円高は、100年に一度といわれる世界的な不況の恩恵でもある。100円以下の輸入は、メリットも大きい。
 ちなみに去年の夏ごろ11000円だったパーツが、現在は、9400円程度。さらに大きな金額になれば万単位で価格が違ってくる。
 先日アメリカにオーダーしていたパーツ類が届いた。
 今回は、結構な大物。中でも初めての輸入となるマックスベントファン。開いた時と閉じたときで形状が変わるファンである。
 国内では、高価で販売されているらしい。
 今回パーツの購入は、いつも取り引きしているアメリカの業者。 キャンピングワールドよりも安いパーツの価格設定や梱包を極限まで小さくして送料を安くしてくれたり、船による輸送も対応してくれる非常に親切なショップである。
 ショップによると、今回の箱は国際郵便で発送できる最大サイズとのことである。  

金メッキ

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 べクトラのエントランスハンドレールが擦れと傷で金メッキが剥がれていた。
 先日、トラックバーの修復をしていただいたT氏に相談するとメッキをできるところがあるとのことで依頼をする。
 本日、仕上がったとのことで遠方からT氏が早速届けてくれた。
 梱包を取り除くと見事な光沢の金色のハンドレールが現れた。
 仕上がりはシルバーメッキと思っていたので光沢のある金色には感動でる。ネジ、溶接部なども綺麗に金メッキ化されている。取り付けが楽しみである。
 
 
 

ギアオイルの汚れ

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 写真は、べクトラのデフオイルの交換時のもの。
 べクトラのデフオイルは、輸入して初めての交換となる。
 交換するために、純正で指定されいている80-90WのGL5のギアオイルを準備。
 オイルを抜いてみると、一目瞭然に色が違う。
 写真の4リットルオイルジョッキに入っているのが抜き取ったギアオイル。1リットルのボトル容器に入れたものが新しいオイル。
 抜き取ったオイルを見るとかなり汚れている。
 やはり、普通乗用車の同程度の走行距離の状態と比べるとオイル類の劣化や汚れが早い。
 また、色の違いだけではなく新しいオイルの方が粘度も高い。
 車重のあるキャンピングカーのオイル類の交換は、早めに越したことはない。

ベルト交換

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 国産軽自動車のエンジン周辺から回転に添った異音が発生。ベルトかベアリングではないかと思いエンジン周辺を確認する。
 するとルタネーターベルトが裂けていた。
 ついでにACベルトも交換する。近所の部品商でベルト代2本で約3,000円。
 最近の自動車は比較的調整が簡単なテンショナーが使われているため、作業も短時間で済む。
 ちなみに、このミツビシの場合は、エンジン下部にあるテンショナーのボルトで調整する方式。
 フォード、E-350系は、超楽チンのオートテンショナー。
 シボレーP30系は、テンショナーの中央に専用工具を入れ、捏ねる方式。

ジェネレーターオーバーホール完了

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 去年からオナン7kwジェネレーターのオーバーホールを行ってきた。
 ジェネ本体の圧縮が低かったため、ジェネレーター本体をほぼ全てバラバラにして、ピストンリング交換、バルブすり合せ、ヘッドガスケット、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドガスケット、オイルパンガスケット、キャブレターガスケット、オイルプレッシャースイッチ交換、プラグコード交換、プラグ交換、その他多数の交換および調整を行った。
 大掛かりなオーバーホールで部品調達が輸入になるため長期の修理を想定した。
 しばらくジェネレーターがないと不便なので、知り合いのK氏に6.5kwのジェネレーターを借り一時的に搭載した。
 当然、借用したジェネレーターは、大きさも取り付け位置も違うため今回のためだけにブラケットも自作し取り付けを行う。
 本来なら、オーバーホールも終了していた計画であったが、K氏のいつまででも使って良いとの言葉に甘えついついゆったりしてしまった。
 先週末、遠方からR氏が応援に駆けつけてくれた。R氏は、元バイク関連で働いていた経緯を持ち、その手のエンジンについては長けている。最終調整として残っていたバルブクリアランスの調整をR氏にお願いする。
 微妙な調整をシクネスゲージで何度も確認してもらう。
 全てOKが出たところで、残りの全ての部品を取り付け単体でジェネレーターを始動させる。
 圧縮もあり、回転も安定している。R氏の間違いなく大丈夫というお墨付きの元K氏の言葉で、借用しているジェネレーターを下ろし、純正の7kwと入れ替える。
 燃料、出力配線、マフラーなどを接続し、ジェネレーターの固定をする。
 ちなみにオナン7kwの排気量は、約1000cc。重さ約100キロ。
 ジャッキ2本あれば、積み替えだけなら1人でも30分あればできる。
 べクトラボディ下にあるエアコンユニットはツインコンプレッサー式。このエアコンを動かしさらに電子レンジ、ドライヤーなどを同時に使用しても余裕の出力である。

欧州車の共通部品

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 昨日の建国年の日は、朝からべクトラのメンテナンスをしようと考えて知り合いのボルボのパワーウインドウが動かないとのことで急遽修理を行うこととなった。
 写真は、ボルボのパワーウインドウ。分解してみるとモーター内部が破損し、ギアとモーターの軸が全く分離されてしまっている状態であった。
 この状態であればモーターのみ交換すれば治る。ただし、壊れたモーターを再度組み込み、モーターを入手するまで待つのも不便である。
 何とか良い方法がないものかと考え、当初は国産のウインドウレギュレターを組み込もうと考え解体屋へ電話をしてみるが休みである。やはりその日のうちの修理は無理かと考え、あきらめかけたところで、パワーウインドウのモーターを倉庫に保管していたことを思い出した。それはBMWとベンツのもの。
 倉庫から探し出し比べるとBMWのモーターと全く同じである。
 が、しかし左右の方向が異なる。
 ワイヤーの長さも異なる。そのため、レギュレターを分解し、ワイヤー巻取り部も分解し、ワイヤーを入れ替える。
 モーターブラケットを溶接し、ワイヤーの張りの調整を繰り返し、取り付け完了。
 修理費用は0円。
 

車体カバー

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 先週末、カーインテリア吉田からNCオリジナルボディーカバーが届いた。
 カバーの注文は、これで3回目となる。
 カバーは、日中は常に日が当たり風雨にさらされている。この状態でカバーの寿命は2年前後のようである。
 当然、日の当たり方や日照時間、年間気温、雨量などによっても異なるであろう。
 以前のブログの記事でも書いたが、年間の洗車の水道代、水垢除去ケミカル、ワックス、洗車シャンプーなどを考えるとカバーを2年ごとに買い換えても充分採算はあう。
 また、車両の紫外線劣化防止や雨による水垢の付着防止などを考えても非常に有効である。
 今回は、カバーの丈を短くしてオーダーした。これまでは、地面近くまでの丈があったため、メンテナンスで車両下に潜る際に邪魔になることと風通しをよくすることが目的である。
 昨晩新しい車体カバーにかけかえ、今日は早速雨が降った。
 新しいカバーは水はじきも良い。

 カーインテリア吉田では、1つ1つ手作りでボディーカバーを作っている。形状なども柔軟に応じてくれる。

 http://www.net-camper.com/cgi-bin/bodycover/cart.cgi
(有)カーインテリア吉田
福岡県北九州市八幡西区則松6-7-18
TEL 093-692-5198

パーツは保険・・・・

 今回のオーバーホールに要したパーツは、かなりの数に上った。
 しかし以前、必要な時が来るであろうと思い米国オークションで予め購入していたものもある。エレクトリックブレーキアッセンブリーや、ソレノイドリレー、コンプレッサー、エアーホース、フィッティングなどである。
 国内でこれらを調達した場合、途轍もない金額になる。
 故障=あわてて国内調達・・・・とならないように気になるパーツは日ごろからチェックし、消耗品も含め米オークションや懇意にしている米パーツショップから輸入しストックしておく。
 仮に走行不能になった場合のレッカー費用や修理代金、部品代を考えると、パーツをストックするのは微々たる金額にしかすぎない。
 物は考えようだが、パーツは、有る意味故障したときのための保険としてストックするようにしている。
 国産キャンピングカーでも冷蔵庫やヒーターなどほぼ外国製が使われている。
 冷蔵庫や、ボイラーの品番、コントロールボードの品番などを確認し、一覧表にまとめておくだけでもパーツを検索する際には、役に立つ。

コンプレッサー移設終了

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 写真は、収納庫に移設したリレー、エアーコンプレッサー。
 それに伴いエアーホースやハーネス、コルゲートチューブなどを収納庫まで新規に引く。
 べクトラ37フィートの場合、エアーサスは非常に重要な部品である。
 37フィートより短いモデルは、通常のリーフスプリングにヘルパーエアーバッグの組み合わせであるが、37フィートは、セミリーフスプリングにアメリカやヨーロッパで使用されているエアーバッグが使われている。
 また、37フィート以下のべクトラの場合はエアー調整が手動であるが、37フィートはコントロールバルブ制御により全て自動で車高の調整を行っている。
 つまり、37フィートでエアーサスが機能しなくなった場合、走行に支障をきたすことになる。
 コンプレッサーやリレーの純正位置では、風雨にさらされるため、そこから約1m離れた収納庫内に移設した。
 メンテナンス製は抜群である。さらに、風雨による劣化を防止できる。もちろん、コンプレッサー、エアーホースフィティング、チェックバルブ、ドレンバルブなどの予備は常に積んでいる。また、コントロールバルブも現在輸入中である。
 これで安心感が飛躍的に高まった。
 

一旦やり始めたら・・・・

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 今年に入ってからの大掛かりなリアアクスルオーバーホール。
 トラックバー(ラテラルロッド)の修復、ショックアブソーバー新品交換、電磁ブレーキ新品交換、エアサス用エアーコンプレッサー交換、移設、配線移設、リレー新品交換などなど・・・・かなり大掛かりな手間と時間をかけてきた。
 しかし一旦やり始めたら徹底的にやりたくなってしまう。
 エアサスのフィッティングやその他のセンサーなども以前からチェックしなければと思っていたので、今回さらに手を広げる。
 べクトラには、オートマチックレベルコントロールシステムが採用されているため、車高を自動的に感知しエアーの圧力を調整している。
 この辺の構造は、トラック等のエアサスなど詳しいK氏が詳しいため協力を依頼した。
 全てのエアーのフィッティングをK氏とともにチェックする。目を凝らさないとわからないほどの超微量のエアーの漏れなども発見。
 写真は車高を調整するためのコントロールバルブである。
 コントロールバルブからごく微量のエアー漏れがあったため分解すると、錆粉が堆積しエアー漏れの原因を作っていた。
 分解しオーバーホールし、修理は完了。念のため、新品に交換することとし、その日のうちに米国のオークションサイトで落札し、後日交換予定である。

エアサス用コンプレッサー移動計画

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 コンプレッサーと、リレーの移設場所を決定し、エアーホースと配線を引き込む。
 両方ともにコルゲートチューブで保護し引き込む。
 コルゲートチューブを使い配線をすることは、車体に穴を開け配線を通す場合の基本中の基本である。
 そのまま穴に配線を通すと、場合によっては配線の皮膜が切れショートすることもある。
 国産自動車のハーネスの引き回しなどを見ると、実に細心の注意が払割れている。
 しかし、キャンピングカーの場合は、配線の取り回しについてもビルダーによって大きな差があるのが現状である。
 配線の取り回し1つを取り上げても、そのビルダーが細かい点に配慮して設計、製造したかどうかが伺える。
 さて、取り付け位置も決定し、後は配線と配管を結ぶだけとなった。いよいよリアアクスル周りの長期メンテナンスも終盤となってきた。
 

エアサス用コンプレッサー移動計画

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 写真は、3ポートソレノイドリレー。このリレーは、アメリカンRVでは、サブバッテリーシステム、電動ステップなど様々な場所に使われている。
 昨日の写真のように純正は、茶褐色に錆びておりいつ動作しなくなってもおかしくない状態である。
 今回は、このリレーも収納庫内に移動させる。これにより雨水の跳ね上げから守り、錆による劣化の予防が期待できる。
 コンプレッサーを移設するにあたり、配線、エアーホースを延長し、リレー・エアーホース、リング玉など全て新品に交換した。
 これで、コンプレッサーやリレーなど風雨による劣化を防止できる。