記事一覧

レストア

ファイル 89-1.jpgファイル 89-2.jpgファイル 89-3.jpg

写真は、VECTRAの収納庫の鉄板である。表面から見ると赤錆が発生しているだけに見えていたが取り外した後、裏側をハンマーで軽く叩くと写真のような穴ががあいた。
 また、鉄板の下部には錆の塊がまるで土のような状態になり蓄積していた。
 純正の鉄板は、おそらく防錆処理を施されてなく、塗装も薄い。
 今回ワンオフの収納庫の鉄板は、製作会社側で住宅屋外用防錆塗料で塗装を施し、その上に自動車用ウレタン塗装を4回塗りしている。さらに、溶接接合部、ビスの裏などには、変性シリコンでシーリングを施し錆対策を施している。錆は見た目の汚さだけでなく、強度も落としてしまう。
 輸入車、国産車に限らずビルダーには、防錆対策をしっかり行ってほしいものである。